友達のライブレポを読ませてもらった。
冷静な目で、でも時に熱く語る文章は
ああ、大好きなんだね、といつもながら思う。
一緒に行けたらよかったのに、という気持ちにならないと言ったら、大ウソだ。
少し前のライブを思い出した。
ピアノの上に置かれた鍵盤楽器。
それが何という名前の楽器なのかわからないけど
それを見ながら上原ひろみさんを思い出した。
『サマーレインの彼方』上原ひろみ
私が大事だと思っているのは、努力、根性、気合いの三つです
そんな彼女も、ピアノの上に鍵盤楽器を置いて演奏するらしい。
ピアノの人だと思われている彼女、会場に行ってみたら電源がなくて困った!!
なんてこともあるらしい。
その鍵盤楽器を背負って、iPodでシャッフルモードで曲をかけて
さっそうと歩いているんだろうな。
そんな彼女を「好きなアーティスト」にあげていたメンバーがいたよね。
と思いながら、CDを聴いてみたりもした。
『左手のコンチェルト』舘野泉
フィンランド在住の、日本人ピアニスト、なんて人がいるんだ!
と、その昔、演奏からではなく、情報(図書館でたまたま著書に出会った)として知った舘野さん。
有名なピアニストであったはずなのに、舞台で倒れて右手が不自由に・・・・
演奏家が、演奏できないって、どれだけ辛いだろう・・・
と思って、また図書館で出会ったこの本を読んでみたら
手のひらに盛れるだけのことをやっていると夢は自然に発展し、夢が夢を運んできてくれるのです。
音楽の演奏というのは、とにかく人に聴いてもらわないとだめなのです。
~(中略)~
演奏というのは聴き手あってのものなのです。
こんな文章に行きあたってドッキリする。
『息を聴け』冨田篤
かと思えば、こんな人たちもいるわけで。
盲学校の生徒さんが、打楽器でアンサンブルコンテストに出場しようと。
え~~そりゃあ相当厳しいでしょ!!と本当に思うのだけど
地区予選も通過して、全国大会で素晴らしい結果を残す、「演奏」で。
ハンディがありすぎ、無謀な挑戦、というのは簡単だけど
健常者と呼ばれる私たちと、どちらがハンディなのか。
あんまりにも考えなしに過ごしている、
不自由なところがない幸せを見落としがちな自分が嫌。
『マエストロ、それはムリですよ・・・』
山形交響楽団。
映画「おくりびと」にも出演してましたね。
つながってるなぁ・・・とつい思う。
どことなくビジネス書的読み方も出来てしまう。
いろんなエピソードが出てくるのだけど、その中で
「ダメ元で、常任指揮者就任の依頼に行く」という場面があった。
お願いしてみると意外とあっさりOKが出た。
「え!本当に?」とお願いした側が驚くと
受けた側がむっとしてしまった・・・というような。
ダメ元、と思ってお願いする場面は存在してしまうけれど
真剣さ、熱意、ちゃんとそろえて自分はお願いしているかなぁ、と思うと
ちょっと後ろめたかった。
いろいろ安易に考えてること、案外多い。
思いこみ、っていうのも。
全部言わなくても伝わるだろう、と思ってしまうことも。
だからこうしよう、ってことではないけれど
しっかりしろよ、ジブン。と思う。
冷静な目で、でも時に熱く語る文章は
ああ、大好きなんだね、といつもながら思う。
一緒に行けたらよかったのに、という気持ちにならないと言ったら、大ウソだ。
少し前のライブを思い出した。
ピアノの上に置かれた鍵盤楽器。
それが何という名前の楽器なのかわからないけど
それを見ながら上原ひろみさんを思い出した。
『サマーレインの彼方』上原ひろみ
私が大事だと思っているのは、努力、根性、気合いの三つです
そんな彼女も、ピアノの上に鍵盤楽器を置いて演奏するらしい。
ピアノの人だと思われている彼女、会場に行ってみたら電源がなくて困った!!
なんてこともあるらしい。
その鍵盤楽器を背負って、iPodでシャッフルモードで曲をかけて
さっそうと歩いているんだろうな。
そんな彼女を「好きなアーティスト」にあげていたメンバーがいたよね。
と思いながら、CDを聴いてみたりもした。
『左手のコンチェルト』舘野泉
フィンランド在住の、日本人ピアニスト、なんて人がいるんだ!
と、その昔、演奏からではなく、情報(図書館でたまたま著書に出会った)として知った舘野さん。
有名なピアニストであったはずなのに、舞台で倒れて右手が不自由に・・・・
演奏家が、演奏できないって、どれだけ辛いだろう・・・
と思って、また図書館で出会ったこの本を読んでみたら
手のひらに盛れるだけのことをやっていると夢は自然に発展し、夢が夢を運んできてくれるのです。
音楽の演奏というのは、とにかく人に聴いてもらわないとだめなのです。
~(中略)~
演奏というのは聴き手あってのものなのです。
こんな文章に行きあたってドッキリする。
『息を聴け』冨田篤
かと思えば、こんな人たちもいるわけで。
盲学校の生徒さんが、打楽器でアンサンブルコンテストに出場しようと。
え~~そりゃあ相当厳しいでしょ!!と本当に思うのだけど
地区予選も通過して、全国大会で素晴らしい結果を残す、「演奏」で。
ハンディがありすぎ、無謀な挑戦、というのは簡単だけど
健常者と呼ばれる私たちと、どちらがハンディなのか。
あんまりにも考えなしに過ごしている、
不自由なところがない幸せを見落としがちな自分が嫌。
『マエストロ、それはムリですよ・・・』
山形交響楽団。
映画「おくりびと」にも出演してましたね。
つながってるなぁ・・・とつい思う。
どことなくビジネス書的読み方も出来てしまう。
いろんなエピソードが出てくるのだけど、その中で
「ダメ元で、常任指揮者就任の依頼に行く」という場面があった。
お願いしてみると意外とあっさりOKが出た。
「え!本当に?」とお願いした側が驚くと
受けた側がむっとしてしまった・・・というような。
ダメ元、と思ってお願いする場面は存在してしまうけれど
真剣さ、熱意、ちゃんとそろえて自分はお願いしているかなぁ、と思うと
ちょっと後ろめたかった。
いろいろ安易に考えてること、案外多い。
思いこみ、っていうのも。
全部言わなくても伝わるだろう、と思ってしまうことも。
だからこうしよう、ってことではないけれど
しっかりしろよ、ジブン。と思う。
努力って、しようと思うけど、してないよな~、自分…。
ついつい楽な方に行ってしまうのよね。
あ、すみません。
自己反省のコメントになってしまいました。
>ああ、大好きなんだね
え?そ、そんなに明らかでした?
って自分のことではないかもですが。
不自由っていうのとはちょっと違うかもしれないけれど、メンバー1人が半分欠けた状態のコンサートの後で、4人揃った演奏を(ラジオで)聴くと、あらためて、欠けていたものの大きさを実感しました。
不自由のない幸せって、不自由になるまで気付かないんだよね~。
しょっちゅう自己反省してます、が、
読んでくれた人にまで反省を促すつもりはなかった・・・ゴメンネ
楽しいことも、いっぱいしましょうね
ええ、とっても
>>>不自由のない幸せって、不自由になるまで気付かないんだよね~。
ですね。
小さな幸せ、ちゃんとかみしめたいと思います。
なかなか難しいですが。