weekendbooks

weekendbooks という名前の本屋さんへ行きました。

しばらく前から、行きたい行きたい、と思っていた本屋さん。
なんだか素敵そうな内装で、こだわりのある本を並べていそうだったから。
（その話はおいおい・・・）

あの辺だろう、あの信号を曲がってすぐ、のはず。
と思って、実際には頭の中の地図のしたがって運転していたら、
・・・？？？　　ない。
見落としたかな、と戻ってみたけどない。
あれ？　曲がる信号間違えた？　　　ない。

スーパーの駐車場で、さてどうしよう、と考える。
これはやはり見落としたんだな。
ってことは、わりと小さな本屋さんってことね。
小さいと・・・出てこれなくなったらどうしよう。
（気が弱いので、待ち構えられるのは苦手）
諦めるか。

いやいやいや。行きたいって思ってたんだから！


そもそも今日は、あちこち用事を済ませに出かけていたのだけど
ものすごく道を間違える日だった。
だから、もういいか～、やめて帰ろうかな、という気もしなくもなかったのよね。

最初の道を行ってみて、見つからなかったら帰ろう。
と再チャレンジ。

・・・ちゃんとありました


写真でみた印象よりも、あらあら小さなかわいい本屋さんです。
おしゃれな雑貨屋さんという風にも見える。
本屋さんとしては、本が少ない・・・ように見えた（外から）

入ったらわかった。ここはセレクトショップなんだ
こだわって、選び抜いた本が並んでいるのでした。
あ～こういう趣味なんだ！
あ、この本知ってる、あ、これいいなぁ・・・と
隅から隅まで眺めまわしちゃった。

その間店主さんは店の奥で静かに座っていらっしゃる。
でもその静かさが嫌な感じじゃないところがいいところでした。

ぐるぐる回って、気になる本はあれこれあったんだけど1冊だけ選んだ。

「映画、よくご覧になるのですか？」と包みながら声をかけていただいて、
本当は「BRUTUS見ました」とか言おうと思ったんだけど言えず
「はい（よくみます）・・・『かもめ食堂』のパンとか（ここでなぜか「シナモンロール」という言葉が出てこないで焦る）
作ってみたいなぁとか・・・思います」

って、子供じみた返事をしてしまった間抜けな私です。

違うの。
映画に出てくる場所は、本当はどんな場所なんだろう
あの料理はおいしいのかな。
好きな映画のなかのワンシーンの、あの場所へ行けたら楽しいかな。
そんな空想旅行をしてみたくて、ね。

またしばらくして、もうちょっと元気のあるときに、もう一度行ってみよう。

それまでは今日選んできた本とお話し。