空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

『太陽の塔』

2009-01-22 22:34:17 | 本の森
森見登美彦・著 を読みました。

森見さんの本ばっかり読んでいる気がする~。

それには理由があって、一昨年の暮れ、何かの書評で森見さんの著書の紹介があって
「面白そう」と思っていたにもかかわらず、忘れ去っていたのです。
時々思い出して、図書館なんぞで検索かけてみるといっつも貸し出し中。
「いいも~ん、縁がないんだもんね」
とその度放置していました。

そして先日文庫化された『夜は短し~』を読んで
なんだかほかのも読みたくなってしまったのでした。

さて。
この本がデビュー作だったのですね。
「現役京大生の超新星現る!」
なんて書かれてますね。すごいなぁ。

書き出しがまたすごい。
何かしらの点で、彼らは根本的に間違っている。
なぜなら、私が間違っているはずがないからだ。


うわでしたね。

強烈な個性的な男が何人も登場してくるし
でももしかして作者自身の体験を盛り込んでます?という
「頭のいい奴って、どこか変・・なところもあるかもしれない」的な面白おかしさと
「それはス○ーカー行為ではないのですか?」とか
突っ込みどころ満載だし。

『夜は~』の先輩に通じるところを見つけたり
「電車好きなんだね」と感じたり。

一気読みしました。

で、「この作家が好きなんだ?」と問われると・・・
・・・う~ん、それはどうかな?・・・
もうちょっと読んでみよう。

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