クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

寝ても覚めても

2022年03月31日 | 哀しき酔客

目覚ましが鳴り響く。

起き上がっては止めに行く。
携帯のアラームを何台もセットしているようで、一台ずつ止めていく。
誰がこんな数を仕掛けたんだ。
最後の1つが見当たらない。
遠くで鳴り続けている。
目が覚めた。夢を見ていたようだ。
しかし、相変わらず目覚ましが遠くで鳴っている。
寝室からだ。
私はリビングにいる。
おかしい。
昨夜はベッドで寝たはずだ。
ハッキリと記憶している。
なのに何故かリビングで目覚めた。
基本的に眠りが浅いので、トイレに行ったりリビングで二度寝する時は記憶に残っている。
今朝はその記憶がない。
これすら夢なのだろうか。
どれが現実の記憶なのだろうか。
 
妻は言う。
私は夜中に時々歩き始めると。
 
何かカッコいいな。
どうもジョです。
よろしくお願いします。
 
 
コロナが出始めてから映画館に行ってないな。
最後はおそらく「ボヘミアンラプソディ」だから3年前くらいか。
ボヘミアンラブストーリーと大きな声で話す妻に恥ずかしさを覚えたものです。
 
 
学生時代はレンタルビデオ店で働いていたので、
映画館よりもVHSで観ることが多かった。
今はWOWOWやらU-NEXTやら。
ただ、朴さんには先日話したけど、
U-NEXTはSODのために契約している。
 
それは置いておいて、海外のマフィア映画は割と好き。
「ゴッドファーザー」
特に2は最高傑作だ。2のロバートデニーロがたまらん。
主役はアル・パチーノになるのかな。
 
「フェイク」
ジョニーデップの代表作と言うと、私の中では断然「フェイク」。
アル・パチーノの小物感が哀愁漂っていてたまらん。
 
「インファナルアフェア」
香港映画だっけ?2と3は、私の中ではクソ。
ハリウッド版はレオナルド・ディカプリオとマット・デイモン、
日本版は西島秀俊と香川さんか。
どちらも香港版に比べちゃうとね。
トニー・レオンがカッコ良すぎるのだが、少しマニー・パッキャオに似ている。
 
「不夜城」
日本映画ですね。小説とは少し違うけど、
と言うか小説をそのまま実写化はできないだろうけど、金城武がやべえ。
セリフ棒読みで何言っているかわからんのにカッコイイ。タバコ吸い過ぎ。
 
 
てことで、次回はボクシング映画。
その次はラブストーリー。
で、最後はSOD社員ランキング。
そんな感じでいきます。
 

 


朴竜の六本木哀歌 後編

2022年03月31日 | ちっちゃいおっさん

何度目かのバイト、羽田空港でピックアップしたのはフィリピンから来たビビアン。


抜群のスタイルに愛くるしい笑顔、控えめな態度の女性でした。


その日ピックアップして「アジア会館」まで届けるのはビビアンひとり。






空港のゲートで初めて彼女を見た時から好印象を持ったヤング朴竜。仄かな下心を悟らないようモノレールや地下鉄内では珍しく無口、いやいや無愛想を通り越して怒ったような表情をしていたように覚えています。


「アジア会館」にチェックしてから部屋ではずっとふたりきり。


朴ちゃん!お手つきはだめよ〜ん!オーナーの言い付けは守らないととても怖いことになります。


シングルベッドふたつのツインの部屋。私はそのひとつで横になってうとうとしていました。どのくらい経ったのでしょうか?


私のベッドに彼女が腰かけて私を見降ろして「ワタシノコトキライカ?」と尋ねてきました。「いいやそうじゃないけど、照れてるんだってば。」と言い返すと彼女は突然私の横に寝そべってきたのです。


そして、胸のペンダントを開けて見せて「ワタシノカゾクヨ。アイタイヨ。」と泣きながら抱きついてきました。あ、嬉しい~!

っていうかなんだこの展開は~


朴ちゃ~ん!

わかってるよね〜?

オーナーの声が聞こえてきます。






いやいや、オーナー!私は人の寂しさや哀しみにつけ込むアンタみたいな男じゃないんだよ。と痩せ我慢をしながら、ただ彼女が落ち着くまで髪を撫でてあげました。


「アナタイイヒトネ」と笑ってくれた時は何故かとても切ない気持ちになりました。


さて、少しだけほんわかした気分になったふたりは私の下手くそな運転で流山市まで行くように命じられました。


目的地に着くまでの車中、ふたりは努めて明るく振舞いました。


歌を歌ったり、笑ったり、日本語には「胃」とか「屁」とかひとつの母音やひとつの子音だけの単語があることを教えてあげたり。


そうこうしているうちに、やっと、いや、もう流山の目的の店に着いてしまいました。


彼女がこれから迎えるたくさんのことをふと思い出して何とかしてあげたくもありましたが、そこはまだまだヤング朴竜、覚悟も金も腕っぷしもまるでありません。




スマホや携帯もない時代ですし。別れたら一生会えません。


その日の朝から半日一緒だったふたり。


でもただお互いに後ろ髪を引かれる思いで別れました。帰り下手くそな運転でひとり帰ります。彼女の残り香に泣きたくなるヤング朴竜でした。