クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

史上最強の上司のお話 20(山口さんリターンズ)

2022年07月11日 | あの頃 朴は若かった
2016年に拙ブログで連載していました『史上最強の上司のお話』シリーズのヒーロー『山口さん』に本日10年ぶりぐらいに再開してしまいました。



私、朴竜は7月1日より某証券会社の営業企画部に勤めているのですが、山口さんはある金融商品を売り込みにきたのでした。


訪問を告げる電話をとり受付に伺うと、なめし革のような顔肌、捨てられた大型の保護犬のように落ち着かない眼差し、タバコのヤニがたっぷりと染み込んだスーツによれよれのワイシャツ!

見間違うはずもない!生の山口さんがボーっと立っているじゃありませんか!


おー
山口さん、お久しぶりです!朴竜です。
お元気でしたか?と訊ねると


おー
朴ちゃん?朴ちゃん、
びっくりしたぞー
と、山口さん節炸裂!
って、嬉しいの分かるけど、ペタペタと私に触らないで下さいな。部下もいるし、まだコロナ禍だし、汗凄いし。


山口さんと出会ったのは22年前。
現在72歳!

凄い!

だって相変わらず何言ってるのか、わからないプレゼン、呂律が回ってないトーク、皆無にちかい投資運用知識、質問してもトンチンカンな回答。突然、5オクターブ上の声で奇声を発したり。

同席した部下もどう対応して良いかわからず、困惑している。

何故その会社は山口さんを雇っているのかさっぱりわからない。絶対取引に結びつかない。でも、しっかり雇っているわけだ。


もっとすごいのは72歳で頑張って営業をしている山口さんだ。健康なんだな。素晴らしいな。

結局、本日の訪問の目的や話の内容はさっぱりわからなかったけど、なんとなく勇気をもらったような気がして、少し嬉しくなりました。