巨木巡りをしていると、人間よりもはるかに永く生きている生き物の命の力を感じることがあります。
そんな巨木が何本もある場所は、何か特別なものがあるのではないかと思えてなりません。
八戸市の豊崎にある七崎(ならさき)神社は、明治時代の神仏分離令まで南部糠部三十三観音の第十五番札所だった神社で、現在でも元の観音堂が残っています。
南部糠部三十三観音では鳥居のある観音堂が多く、神も仏も民間信仰もすべて一緒に祭り受け入れてきたこの地方の精神性を感じるのですが、七崎神社だけは近くの寺に観音像を移していて、逆にその事がこの神社の何か他とは違う歴史を想像させます。
七崎神社には八戸市指定天然記念物の3本の杉の木がある他、サワラと思しき老木と今まで調べてもデータの出てこないモミまたはイチイらしき巨木があります。
そんな主だった樹木以外にも、充分大きく育っている大木が多いこの社は、樹木の生命力がみなぎる不思議な場所です。
本堂右奥にある巨木 樹種が特定できません。樹皮はモミのようで葉はイチイに見えます。
そんな巨木が何本もある場所は、何か特別なものがあるのではないかと思えてなりません。
八戸市の豊崎にある七崎(ならさき)神社は、明治時代の神仏分離令まで南部糠部三十三観音の第十五番札所だった神社で、現在でも元の観音堂が残っています。
南部糠部三十三観音では鳥居のある観音堂が多く、神も仏も民間信仰もすべて一緒に祭り受け入れてきたこの地方の精神性を感じるのですが、七崎神社だけは近くの寺に観音像を移していて、逆にその事がこの神社の何か他とは違う歴史を想像させます。
七崎神社には八戸市指定天然記念物の3本の杉の木がある他、サワラと思しき老木と今まで調べてもデータの出てこないモミまたはイチイらしき巨木があります。
そんな主だった樹木以外にも、充分大きく育っている大木が多いこの社は、樹木の生命力がみなぎる不思議な場所です。
本堂右奥にある巨木 樹種が特定できません。樹皮はモミのようで葉はイチイに見えます。