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高機能の悩み

2010-10-12 | 子供のこと
広汎性発達障害の中でも知的に障害のないものが高機能広汎性発達障害といわれます。
「知的に障害」の意味は知能指数がおおむね80以下を指し、それ以上であれば「高機能」で、しかし発達障害自体は同じようにあるわけです。
義務教育を受けるにあたって、学業に支障がない程度の知能があるとみなされれば普通学級に編入することが一般的な対応となりますが、学級運営のために発達障害に対する対応が充分ではなくなることも多いと聞きます。
発達障害といえども人間としての感情はあるので、他の生徒と同じ行動ができない場合の周囲の反応に心が傷つき、精神疾患の発症を引き起こすという二次障害への注意も必要になります。

高機能であるために発達障害に気づくのが遅れる事例も多く、発達障害の診断を受けてからでも、学業に遅れがないためにサポートが不十分な事もあります。怠けているととられる場合も多い。
目の見えない人に「よく見ろ」とは言わないはずですが、高機能発達障害はすぐにそれと分かるものではないために、本人には出来ない要求を突きつけられています。

発達障害を持つ子供は真面目である事が多く、本人は精一杯の努力をして、そして力尽きるように学校に行けなくなる。
もちろん私も含めて、周囲の人がもう少し理解しないといけないのかもしれません。

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