(今日は1件だけのつもりでしたが、余りの馬鹿らしさにどうしても触れたくて、つい2件のアップとなりました)
4月5日の夕方のTVニュースを見て、耳を疑いました。
今村とかいう復興大臣が記者会見の席で、大声を上げて激昂する場面も異様でしたが、何よりもその発言内容に愕然としました。
TVで放映されていた場面は、東日本大震災に伴う自主避難者への施策に関するもので、
(3月11日のこのブログでも少し触れましたが、福島県は避難指示区域外から自主避難を行った住民に対し、住宅の無償提供を行ってきました、除染やインフラ回復の進行に合わせて3月末に避難指示地域が一部解除されたこともあり、3月31日にこれが打ち切られましたが、住民や支援者などは支援の継続を求め、3月に国に対し署名を提出しています)、
この件について質問した記者とのやりとりの中で、
記者「帰れない人はどうするんでしょうか」
復興相「どうするって、それはもう本人の責任でしょう。本人の判断でしょう」
記者「自己責任ですか。(今村復興相、再び「え?」と聞き返す)自己責任だとお考えですか」
復興相「自分はそうだと思いますよ」というやりとりがあり、更に復興相からは「裁判でも何でもやればいい」という発言もありました。
その後、更なるやり取りの中で、大臣は冷静さを欠き、激昂に到る無様な様子がモロに放映されました。
流石にその後、冷静さを欠いて激昂したことに対しては反省した様ですが、問題の「自己責任」や「裁判をやれば」云々については、内容については反省や否定せずに、“表現がまずかった”という説明だけで、担当大臣として福島県の被害者に寄りそう姿勢は一切感じられませんでした。
そもそも、福島原発の事故に伴い住民が避難を余儀なくされたことに対しては、3月17日に前橋地裁が東電だけでなく政府の責任も認め、両者に損害賠償の支払いを求める判決を出したことは、3月19日付ブログにも記載した通りですが、担当大臣としてこのような事実すら頭に入っていないのでしょうか?
また、この件については、この担当大臣のおかしな発言をそのままにしておくようなことがあれば、内閣全体としても先日の判決を無視しているということになるでしょう。
それにしても、この内閣の閣僚には、自ら発言したことを後になって取り消して謝罪するケースが多すぎると思います。
また、何れの意場合も、最初のおかしな発言がその人の本音で、周りから注意されて止むなく“発言の趣旨が正直に伝わっていない”或いは“言葉足らずだった”というような取って付けた様な謝罪だという事はアリアリで、大臣の資質はない事は当然ながら、このような人を責任ある大臣に指名した総理の見識が問われるのは当然でしょう。(まさ)。
4月5日の夕方のTVニュースを見て、耳を疑いました。
今村とかいう復興大臣が記者会見の席で、大声を上げて激昂する場面も異様でしたが、何よりもその発言内容に愕然としました。
TVで放映されていた場面は、東日本大震災に伴う自主避難者への施策に関するもので、
(3月11日のこのブログでも少し触れましたが、福島県は避難指示区域外から自主避難を行った住民に対し、住宅の無償提供を行ってきました、除染やインフラ回復の進行に合わせて3月末に避難指示地域が一部解除されたこともあり、3月31日にこれが打ち切られましたが、住民や支援者などは支援の継続を求め、3月に国に対し署名を提出しています)、
この件について質問した記者とのやりとりの中で、
記者「帰れない人はどうするんでしょうか」
復興相「どうするって、それはもう本人の責任でしょう。本人の判断でしょう」
記者「自己責任ですか。(今村復興相、再び「え?」と聞き返す)自己責任だとお考えですか」
復興相「自分はそうだと思いますよ」というやりとりがあり、更に復興相からは「裁判でも何でもやればいい」という発言もありました。
その後、更なるやり取りの中で、大臣は冷静さを欠き、激昂に到る無様な様子がモロに放映されました。
流石にその後、冷静さを欠いて激昂したことに対しては反省した様ですが、問題の「自己責任」や「裁判をやれば」云々については、内容については反省や否定せずに、“表現がまずかった”という説明だけで、担当大臣として福島県の被害者に寄りそう姿勢は一切感じられませんでした。
そもそも、福島原発の事故に伴い住民が避難を余儀なくされたことに対しては、3月17日に前橋地裁が東電だけでなく政府の責任も認め、両者に損害賠償の支払いを求める判決を出したことは、3月19日付ブログにも記載した通りですが、担当大臣としてこのような事実すら頭に入っていないのでしょうか?
また、この件については、この担当大臣のおかしな発言をそのままにしておくようなことがあれば、内閣全体としても先日の判決を無視しているということになるでしょう。
それにしても、この内閣の閣僚には、自ら発言したことを後になって取り消して謝罪するケースが多すぎると思います。
また、何れの意場合も、最初のおかしな発言がその人の本音で、周りから注意されて止むなく“発言の趣旨が正直に伝わっていない”或いは“言葉足らずだった”というような取って付けた様な謝罪だという事はアリアリで、大臣の資質はない事は当然ながら、このような人を責任ある大臣に指名した総理の見識が問われるのは当然でしょう。(まさ)。