gatagata道を行く

おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

銀化新年俳句大会

2013-01-25 16:18:33 | 俳句
19日は「銀化」の新年俳句大会
句会の前に10時から、同人総会
初めてお仲間にいれていただいたのだけれど
幹部のかたがたは、銀化の運営にホント細かいところまで配慮されているのだと
つくづく感心
地方のイベントを少し手伝ったからって、序の口
全国組織をまとめるのは、大変なことだと思った

午後の俳句大会は、出席者による約300句から、正味30~40分で4句を選ぶというボリューム
10年も居て、だいぶ慣れてきたとはいえ、集中力が要る
素敵な句が多いから、4句に絞るのがつらい

一方ここでは、自分の句の実力も試されているわけで
参加することに意義あり、と思いながらも、
一句でいいから採っていただけないかと思ってしまう自分もいて、胃に悪い

俳句大会のあとは、懇親会、2次会と続き
お開きのあとは、カラオケ店での3次会、辺さん部屋での4次会
18歳から80歳代、北海道から沖縄まで
年齢も住まいもバラバラ、俳誌でお名前だけは・・という方々と
お目にかかってお話もできて、やっぱり大会はチガウ!

でも、一番驚いたのは、18歳から20歳代の俳句甲子園経験者たちのチカラ
上手すぎる
彼らが中原先生を、銀化を選んで入会している事実がうれしいね









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卯波

2013-01-24 13:55:03 | 俳句
いつか行きたい憧れの「卯波」
俳人鈴木真砂女縁のお店
和人さんのプロデュースで実現

真砂女さんがいらしたころのお店はフェンスに囲まれた更地になっており
今の卯波はそのすぐ近く

有楽町駅から徒歩五分 目印はお稲荷さん


(上の写真をkクリックすると、真砂女さんのお姿が浮かびますよ。)
今でも俳人が多く集うようで、壁一面に俳句を記した多くの短冊が掲げられていた


お料理もお酒も美味しいし、俳句談義に花が咲けばついつい長居をしてしまう

ビールの向こうは厨さん


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明日から東京

2013-01-17 21:28:36 | 俳句
なんだかんだで10年を超えた俳句
中原道夫先生にご縁があり「銀化」に入会
このたび同人に推挙いただいた

俳句のイロハのイがわかり始めたころ、銀化「鍛錬会」なるものに遭遇し
俳人の意気込みを知った
イラク戦争の後、2004年はまったく俳句モードになれず
1年のお休みをして、イラク支援に没頭するという
俳人にあるまじき行動

2005年復帰の新年句会で特選を賜るも、その後も青息吐息
句友が全国にできて、NHK俳句王国にも2度出させていただいたので
「銀化」以外の句友も増えた

句会と聞いただけで胃痛になった10年前が懐かしい

それでもここまでやってこられたのは
私をこの道に引きずり込んだ従姉のふさこさんの叱咤激励に依るところが大きい

そして、いつも温かい名古屋支部の諸兄
鬼軍曹のいる大阪、京都の・・東京の・・松山の・・枚挙にいとまがないので
みなさまに感謝

明日から新年句会を挟んで5日間の東京
5日間も何すんのって?
やること、行くところがあるのです
では、

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初短歌

2013-01-10 15:47:21 | 俳句

 初めてのうたを詠みたるめでたき日迷うことなく煤逃げをせり  忍


一度詠んでみたかったんです。短歌。
暮れに作ってあたためておきました。

いかんいかん、今日は華傳書通信句会の締切日、明後日は名古屋だわ
ハイク、ハイク
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入門書

2012-12-18 21:52:55 | 俳句
N高校文化部の句会へ出かけるようになって
あらためて俳句の「入門書」を読みあさっている
ここ1カ月で5冊

ちょうどWEBの「週刊俳句」で、ひらのこぼ氏が入門書のあれこれを
著しておられたので、それも参考にさせてもらった
芝不器男氏や藤田湘子氏の著書は図書館で借りたが、ボロボロで落丁があるほどで
書架にはなく、普段は書庫に納められているとのことだった

で、今日のおすすめは
ひらのこぼ氏の「100の発想法」シリーズから
「俳句名人になりきり 100の発想法」

まったくのビギナーではちょっと難しいかもしれないが
100人の俳人別に、俳人それぞれの特徴をうまくまとめてある
好きな俳人、俳句を見つけ、その俳人の特徴を真似ることが
上達の近道だと述べている
銀化からは、主宰と櫂未知子氏を収録


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高校生との句会

2012-12-12 23:34:29 | 俳句
今日はN高校文化部で句会
文化部なので、古典、現代詩、近代文学など部員それぞれがテーマを持っているが
短歌・俳句を詠む部員はいなかった

でも、句会をやってみよう
俳句を詠んでみようと意気込みは買う
部長が出した兼題と当季雑詠各1句
三段切れ、季重なり、山本山など満載
季語や作法も徐々に学びながら・・・

うれしいのは、部外者も含め18人が参加したこと
中高一貫校なので、中3生が数人いたこと
来年度に繋がる人材は大切にそだてなきゃ

次回は初ディベートをやってみることになった

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季美さんの訃報

2012-12-01 12:08:44 | 俳句
長く支部に在籍しておられた同人の近藤季美さんがお亡くなりになったと連絡があった
83だった
季美さんは浜松某寺の庵主様で
句会には新幹線で通っておられた
足腰も弱ってなかなか名古屋に来られなくなったわ。と2年ほど前ぽつっとつぶやかれた

地元の文化教室で絵手紙を教えていらっしゃると聞いていたが
80歳直前にはオカリナを習い始め、「オカリナに恋をしたの、発表会に出るのよ。」
とてもいきいき楽しそうに話されていたのが印象に残っている

生き物が大好きで、小動物や昆虫・鳥の句を詠むと、いつも採ってくださった
初学のころの私には、季美さんのこの1票は貴重だった

葬儀はオカリナ葬だったそうだ


オカリナを吹く春風とわが呼吸(いき)と
わがフイネ美しくあれ冬の蝶        近藤季美 銀化2010.1より

大好きだった季美さん、さようなら
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新訂総合国語便覧

2012-10-31 23:58:35 | 俳句
すごい「参考書」を見つけた
高校生用の570ページにおよぶ副読本・資料だけれど
内容が多岐でくわしくてカラー

国語の資料だけでなく「社会」の資料としても使える
内容があまりに豊富で、紹介しきれないのでこれ以上書かない

俳句にも短歌にも現代詩にも役立つことまちがいなし

第一学習社 刊 
920円というお値段もうれしいね
文系の高校生をお持ちのお父さんお母さん、
ひょっとしたらお子さんの机にあるかも
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「悪党芭蕉」より

2012-10-23 23:50:39 | 俳句
嵐山光三郎の「悪党芭蕉」(2006年新潮社刊)を読んでいる
残すところ60ページ
場面は芭蕉の死まで数カ月のところ

連日の歌仙で体力を消耗し、食あたりをして、熱を出して下痢をしたところで
大阪へ行かねばならない・・・(大阪が臨終の地)

この「連日の歌仙」(三十六歌仙)の仕切、今なら「連句の捌」のしごとについて
著者はとても分かりやすく、卓球の混合ダブルスに例えて、こう述べているので
ご紹介をしておこう

 芭蕉はいらだっていた。
 歌仙を仕切るのは俳諧の知識のみならず、体力を要する。歌仙は遊びでありつつ勝負であり、
句の流れを見て、場の気配に応じつつ自在に作り上げていかねばならない。発句は、次の脇句が
受けやすいように、卓球でいえば打ちやすい球を出す。脇句は、原則としては句会を主催する
主人がつける。いくら打ちやすい球を出しても、相手が下手だと返しそこねる。打ちやすい球
だから、直球を打ち返してくるものもいるし、切ってカーブをつけてくる者もいる。それをまた
打ち返すのは別の俳人で、混合ダブルスのようなものだ。言葉の球を打って、打ち返して、三十六句で
着地する。難しい球が来ると、句順を無視して割り込んで、打ちやすい球にして返してやる。
芭蕉は連衆という俳句選手をコーチする役であった。歌仙というゲームを差配するゲーム・メーカーである。


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5年に一度

2012-10-13 22:11:28 | 俳句
先週名古屋市博物館へ「芭蕉-広がる世界、深まる心」展を見に行った
芭蕉の真筆約50点を中心に芭蕉が使っていた「笈」などが展示されている
名古屋は芭蕉が「蕉風」とよばれる新しい境地を開いた地とされ
「蕉風発祥の地」の碑は、TV塔の脇の久屋大通公園に建っている

芭蕉が伊賀国の人ということもあり、江戸や旅の行き来に何度も名古屋を通っている
それで市博物館が総力をあげて今回の芭蕉展を企画・開催したわけだ

でもなんで、このように定期的に伊賀へ帰省をしていたのかな?
参勤交代でもあるまいに・・・

こんな頭の隅の小さな疑問が解けた
あは、伊賀国に「5年に一度、国へ戻ること」って規則があったから

今日鶴舞図書館でそれが分かった
支部の定例句会の帰りにね
ちょっとスッキリ
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