gatagata道を行く

おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

ドライブ 鯖江と越前

2013-10-15 21:44:47 | Trip&Bike
福井県鯖江市と越前市へ
連休の中日、予定していたイベントを振り替えてドライブ
鯖江ICの手前、南条SAで芭蕉翁の句碑を発見
おくの細道にて、翌日の敦賀の仲秋の名月をおもって詠んだ一句

  あすの月雨占なはんひなが嶽  芭蕉 
 
ひなが嶽は、敦賀の段のはじめに「漸白根が嶽かくれて、比那が嵩あらわる」
と記している「比那が嵩」で現在の名称は「日野山」
南条SAの句碑の後ろに、くっきりと聳え立つ日野山を望む

おくの細道はこのあと敦賀

  月清し遊行のもてる砂の上
  名月や北国日和定なき

そして色浜へ

  さびしさやすまに勝ちたる浜の秋
  波の間や小貝にまじる萩の塵

芭蕉が海上七里、色浜を訪ねたのは、西行法師ゆかりの地だからで
西行法師の和歌はこちら

  潮染むるますほの小貝拾ふとて色の濱とは言ふにはあるらん

南条SAからは、次の鯖江ICで高速を降りて3分くらいで

めがねミュージアム

ここでは、3階の日本の眼鏡作りの歴史がわかる展示室を見学して
1階のショールームでショッピング
今や世界中で鯖江だけの「セルロイドのめがねフレーム」がお目当て
結局セルロイド製は買えなかったけどね

でも、さすが「鯖江のめがね」
ミュージアムの駐車場には帯広ナンバーの車もあったりして、まあ全国からすごいわ
スタッフさんによると、地元の人はここへは買いに来ないらしい

めがねミュージアムのあとは「近松門左衛門」関連の資料館へ行こうと思っていたのだけれど
とうにお昼を回ってしまっていたので
隣町越前市の蕎麦屋「森六」を目指すことにした
コメント (4)
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