gatagata道を行く

おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

歌集「水星」 No.10

2013-12-12 20:03:17 | 俳句
ちょうど1年、地域の生涯学習センターで月1回学んできた「短歌」
歌人杉本容子先生が指導するいくつかの教室の生徒
107人×10首を編んだ歌集「水星」No.10が上梓された
No.10 だから10年目で10冊目

教室では月に2首しか詠まないので、年24首、そこから10首を自選し
はじめて掲載いただいた

短歌のいろはの「い」が知りたくて通いはじめたのだけれど
俳句より14音も多いので、細かい言い回しや文法に粗が出てしまうし
ついつい季語を混ぜてしまう
季語が入らないと落ち着かない・・というか締まらないと思えてしまうのだ
まだまだ、まだまだ難しい

では、拙い歌をいくつか

初めてのうたを詠みたるめでたき日迷うことなく煤逃げをして

すくと立つ観音像は指先に初日を集めわれに賜いぬ

東風吹かば耳裏返し恋猫は春の草花愛でることなし

ひねもすに旅行書次々手に取れば地球の空を縦横無尽

父島の出目と引き目の海亀に遭へば和みぬ春の長旅

昨日より歌声さらに大きくて応援団は夕陽の中に     忍 

おまけで掲載された 兼題「卵」NHKラジオさろん・たんか入選の一首
掛け持ちのアルバイトせる春休み卵ごはんを掻き込み出づる    忍    





コメント (4)
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