gatagata道を行く

おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

山食の試み

2012-08-24 00:03:52 | Trip&Bike
白馬岳山行報告もこれでおしまい

今回のパーティーには糖尿病の方がおられ
普段から炭水化物を極力摂取しない「食事療法」を実施中
山の経験は豊富だが、食事療法を始めてからは登山をしておらず
彼が山小屋3泊の行程で食事をどうとるかが課題だった
はたして山で糖尿病食が完遂できるか?

2泊目の村営白馬頂上宿舎は地産地消メニューのビュッフェスタイルだけれど
あとは・・で、

朝、持参した低Cal低糖のパンとコーヒー
または、ご飯を除く小屋の朝食

昼、コッヘルで沸かした湯で作る、レトルトまたはフリーズドライの主菜
ご飯の代わりは「高野豆腐(凍り豆腐)」
私たちは小屋で作ってもらった弁当

夜、小屋のメニューから食べられそうなものだけ・
初日の白馬大池山荘は、メニューがチキンカツカレーと決まってをり
この時が一番大変だったようだ

結果、「高野豆腐」が大正解! 軽いし、満腹感もあるし、主菜と合う
 
頂上宿舎のビュッフェもよかった。
皆とテーブルを同じくしワイワイ食べるので、疎外感がない
皿に取るものを選べばよいので、残飯も出さずにすむ

下山後、穂高で十割そばを食べながら
「これで自信がついた。また山に行ける。」と
嬉しそうだった

食材やガス・コッヘルなど荷物は若干多くなるけれど、
知恵を絞れば何とかなるもんだ

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 白馬岳のお花畑 | トップ | たかがタオル、されどタオル »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ojisanchez)
2012-08-24 00:48:57
その方の笑顔が思い浮かぶようです。
どのように病気と闘うかではなくつき合うかを考えさせられる記事でした。

この登山一番の喜びと収穫だったのでは?
返信する
可能性 (sino)
2012-08-24 23:36:56
ノンアルコールビールが発売されて、病気療養中の方々がまた「泡」を堪能できるようになったとか。
レトルトやフリーズドライの技術も、どんどん可能性を広げています。 楽しみが戻ってくるっていいですね。
返信する
Unknown (o1211)
2012-08-26 18:31:16
技術の進化は人のためあるんだ・・・改めてそう思いますね。
返信する
釣りのときにでも (sino)
2012-08-26 21:27:50
まあ一度フリーズドライのおかずも試してみてください。驚きますよ。
返信する

コメントを投稿

Trip&Bike」カテゴリの最新記事