広島の平和式典をテレビで見た。
アメリカに核爆弾を落とされた日本、
広島と長崎では一瞬で多くの命が失われた。
語り継がれる被爆者の体験。
広島市長・松井一実氏の平和宣言
「どんなに険しくとも核兵器廃絶の実現を目指し続ける」
というシンプルで力強いメッセージは、心に響くものであった。
一方ではロシアがウクライナ侵攻をしていて
毎日多くの人の命が奪われ、
独裁者プーチンは核の使用さえ散らつかせている。
戦争のたびに常套手段で使われるプロパガンダ、
それがどういうものかロシアの放送を見ているとよくわかる。
日本だって戦時中はプロパガンダで
戦争に反対する多くの市民を犯罪者とした。
偽善者の政治家に操られる戦争。
そして、日本のマスコミは、現在だって正面から
政治批判ができない構造に追い込まれている。
そんな中放送されたウクライナ放送局の記者たちの闘い、
臨時拠点から放送を続けるウクライナ公共放送。
母国が戦場と化した中で、ジャーナリストたちの苦悩と葛藤を記録していた。
そこには命懸けで必死に真実を伝えようとする姿があった。
私たちは世界に目を向け、改めて自分の国を見つめ、
自分なりの平和の在り方を考えなければならない
そんな2022年の夏なのだと思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます