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まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

情に棹させば 流されて…溺れるばかり

2016年01月15日 | ドラマ&日記
…山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。
智(ち)に働けば角が立つ。
情(じょう)に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引き越し(ひっこし)たくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩(うた)が生れて、画(え)が出来る。
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。
やはり向う三軒両隣りにちらちらするただの人である。
ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。
あれば人でなしの国へ行くばかりだ。
人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容て、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。
ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。…

100年以上前…夏目漱石氏のいうところの「非人情」の世界を描いた名作。
「草枕」の冒頭部分…原文のままで()は私。

実力の無いものが(情)で動くと 自分自身がストレスで病になる。
結果 家族にも 友人にも迷惑をかけるばかりと痛感している今日この頃の年明け。

めでたさは少しもない。

連れ合いのねむは 「困ってる者はきたらええ」「嫌なら出て行ったらええんや」
常に二本立て。

棺桶に入るまで変わりそうにない性格。

無責任この上ないが、責任という言葉を知らない人間なので会話ができない。

住居と仕事…その他諸々…地域住民の感情 風来坊がのほほんと生きられるほど甘い時代ではない。

先立つものが無ければ生きていけない。

食べて眠るだけと言っても誰かのお世話になるしかない。

居候が長くいると 親切が仇になっていく。

かかわる他人は すべからく¨いい人¨なのだ。

いい人は調子がいい。

その場限りの励ましと少しだけのプレゼント(冬服 食料等)だけで善人の条件を手に入れる。

当てのない居候は カットバンの様な優しさに依存して益々長尻になっていく。

さて 人の私がする事は何か。

嫌な役回りばかり回ってくる。

運命なのか ❔
天命なのか ❔
その両方か

久々に冬らしい雪の積もった日。



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居候(いそうろう)

2016年01月08日 | ドラマ&日記
ヤフーの知恵袋の質問…ある男性の告白

★非常識?な居候について
ぼくは一軒家を借家として借りており、彼女と僕の二人で住んでいます

去年の暮れ12月くらいからうちに居候がひとり増えました。
彼女と僕の共通の友人である女の子で、家庭(実家)の事情で行くあてがなくスゴク困っているとのこと。

うちの一軒家の二階部分には、ほぼ使っていない部屋が二つもあったため2ヶ月くらいなら気分転換にもなるし
うちにいればいいよと僕も彼女もその友人がうちに居候することを許可してしまいました。。。

それがこんなに後悔することになるなんて。。。

まず居候一週間もしないうちから居間のいたるところに自分の持ち物(バッグ、上着、食べかけ飲みかけのモノ)を
置きまくる。

うちで3人でいる時も常に携帯をいじっている。(一緒に映画をみようという時も携帯を見ていて映画の内容を理解していないレベル)

頻繁な朝帰り。

部屋はすでにゴミ屋敷化している。

ちなみに家事はほぼ手伝っていません(時たま食器を洗ってくれる程度)その他にも、育ちを疑いたくなる生活っぷり。

さすがに自分の立場を理解して欲しく何度も話し合いをしているのですが、その場ではすごく綺麗な事をいって「もう反省して直す」と言うだけで一週間もすれば元通り。

もうお手上げです。

ちなみに、一緒に暮らすようになってから「ひとり増えることによってお金の部分はどうしても増えてしまうので」と
月3万円だけはもらっています。
みなさんならどうしますか?

もう我慢ならないから出て行けと言うのはおとなげないでしょうか?

少額にしても生活費をもらっているので、ある程度の自由は認めるべきと思っていたのですが、これは甘すぎるでしょうか(ちなみに北国なので月の灯油代だけで2~3万円などなくなってしまいます)

居候を受け入れたことのある経験者の方やシュアリングの経験者なども是非アドバイスお願いいたします。★
★~★が質問で…
ベストアンサーに選ばれた回答
☆甘すぎだと思います。
話し合っても改善しないんだから、速やかに追い出すべきです。☆
☆~☆が回答。
以下 コピー&ペーストだが…原文のまま。
他人事とは思えない。
アンサーのように速やかに行動に移せないのが現状。

他人が日常に入り込んでくると概ねこのような具合になるなぁと思う。
非常識?な居候についてと書いているが、常識があれば居候などしない。

居候には¨事情¨がある。

その事情は概ね本人の責任でしかないのだ。

責任感の強い人間は居候などしない。

したところで三か月が上限である。

それ以上になるとパラサイト気質か、自覚のないままに依存する体質かの…どちらかである。

NOと言えない人間が居候を助長していく。

私がそうかも知れない。

今年は自分の性格を分析して…自分と付き合っていく年。

¨人¨に成る年。

凡庸な人間の善意はたかが知れている。
自分を助けられない人間が他人を助けられる筈がない。

居候は何人も我が家に来た。

去年から一人いる。

見ているだけでしんどい…体力が消耗していくばかり。

お金ももらっていないし 善意の友人たちにも迷惑をかけるばかり。

(お金があれば我が家には縁がない)

ため息ばかりで 滅入る。

そんな年が始まった。

何とかしなければ…

明日に向かって…一歩踏み出せるように…
私も 居候も どちらも。

ジャンプ
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世界は素晴らしい

2015年08月29日 | ドラマ&日記
世界陸上…男子のやり投げ決勝で好記録が生まれた。
ケニア…ジュリアス・イエゴが投じた3投目は大きな放物線を描き無風の中を飛んだ。
世界歴代3位…92メートル72まで伸びに伸びた。
観衆はどよめき、イエゴは両手を高々と上げた。
TVの前で鳥肌もの。
中長距離で活躍するケニア勢が投てきでも金メダルを獲得。
「うれしすぎて表現できない」と喜んでいるイエゴ。
独学の男、YouTubeで見よう見まね…ピトカマキやトルキルドセンの投げ方から学んだらしい。

前回のモスクワ大会で銀メダルを獲得しているテロ・ピトカマキ(フィンランド)
イエゴの(間接的)師匠は87メートル64で3位銅メダル。
師匠が弟子の肩をたたき勝利をたたえる。
じん・じん・じんと来るシーンだった。

女子ハンマー投げ決勝…アニタ・ウロダルチュク(ポーランド)。
80メートル85…利き手には(破れて切れかかっている)ぼろいハンマー投げ手袋。
親友の形見とともに…自身の世界記録に向かってそれを超えていく姿。
感動する…堂々とした体躯…美しい。 

ウサイン・ボルトもガトリンもアリソン・フェリックスも…
男子三段跳び…最後の跳躍で18メートル21を跳んだテーラーも…

これは、〝努力〟すれば到達できるという次元ではない。
もはや通常の人間の領域では…ない。
超人の技…強靭な体力 および精神力 指導者 加えて遺伝子レベルに含まれるなにか…それ等の上に積み重ねられた努力。
世界ってすばらしい。
脈絡もなくそう思う。



あゝ おまへはなにをして来たのだと……
吹き来る風が私に云ふ

なんだか…中也の詞の一節を思いだした…
…世界陸上であります。

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へんか(変化)とへんげ(変化)は大違い

2015年06月20日 | ドラマ&日記
物忘れをする。
知人の名前を思い出せない。
映画も音楽も…画面の情景や俳優の顔は鮮明だし…メロディはるんるんるんと口ずさめるのに。
映画や曲の題名…主演の名前がすぐに出てこない。

話題がそれた頃、「あぁぁっと、思い出した、さっきの映画の題名 題名・・」
…日常でざらにある。

記憶力の低下でもあると思うが、思い出したくもない雑事が多すぎて…
触れたくもない話題が多すぎて…
無意識に、健忘(物忘れ)状態で感情のバランスをとっているような気もする。
考えても解決策がない。

「そう、それそれ、そうですね、あれあれ、ほら、あれですよ」
それとあれで強引に押し切る。
生活の中に他人が入ってくるとエネルギーを使う。
自分が変化したいと思っている事と、外からの圧力で変化せざるを得ない事とは違う。
状況に振り回されるばかりの変化は怖い。
身体の芯に抑圧された疲れが溜まるのが怖い。



変化(へんか)と書いてへんげとも読む。
神仏などが本来の形を変えて種々の姿を現すこと。
また、その形が人間の中に現れたもの。
変化(へんげ)は権化(ごんげ)。
動物などが姿を変えて現れることだったり(宮崎監督の映画 平成狸合戦 ぽんぽこ)とか…また、そのもの。
もしくは化け物。
「妖怪(ようかい)変化(へんげ)」
「こと姫七変化」なぞもあったが…変装しているだけで本来の変化ではない。

変化(へんか)はゆっくりとおとずれる。
変化(へんげ)は、瞬間のような気がする。
呪文か忍術か…賢者の杖をふったり、魔法の石の力をかりたり…

願わくば、完全無欠のアイアン・ウーマンに変化(へんげ)したい。
身体も心も。

そんな思いが切れ々の今日の日の夕空。

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韓流…ドラマ ブームはまだまだ続くよ。どこまでも。

2015年04月24日 | ドラマ&日記
韓流という言葉が社会現象になったのはいつ頃だったのか実際の所知らない。

映画好きなので、蔦屋(TUTAYA)にいく。
目当ての映画がない。棚から消えている。
反対に韓国ドラマは新作も準新作も目白押し。
行く度に韓国ドラマのコーナーが広くなっていく。
それは、それは、高度成長期時代にビルが立ち並んで古い家屋が姿を消していく日本の姿にも似ている。
まぁ大げさだが、マイノリティの映画ファンにとっては…売り場の浸食の度合いが急激で唖然とする。
そして…ブームの息が長い。
1997年のアジア通貨危機によって韓国経済が破綻した。
韓国は官民を挙げて韓国ドラマや映画などコンテンツの輸出を推進した。
韓国政府も積極的にコンテンツ産業振興策を支援したといわれる。☆ネット辞書からの抜粋。
20年以上前にNHKBS2の海外ドラマ枠で『冬のソナタ』(通称「冬ソナ」)が放送された。
主役の『ヨン様』はドラマを見てない人にも知られる顔になった。
〝はんりゅう〟の火つけ役。
ヨン様『ぺ・ヨンジュン』は韓国経済の救世主であり、日本の中高年女性の白馬の王子様にもなった。
ニュースにも登場していた。

一昨年右手首骨折で、病院と家の往復という情けない有様。
神経の麻痺(右肩と右腕全部)も加わって、トイレも入浴も…日常生活が当たり前にできない。
布団で眠るという行為すら出来なかった。本のページをめくる事も億劫で時間が長い夜。
韓流ドラマを続けて見た。
「野人時代」は120話以上で長い。
このドラマは反日感情を煽ったそうだが、私にとっては免疫系統のボルテージを上げてくれたドラマ。
主人公と彼の生きた時代…胸の中に炎が燃え上がる時代。
手首と肩の痛みが半減したし、何にたいしてなのか、(わが身の不甲斐なさか、世の不条理に対する怒りか)

焦燥感を吹き飛ばして、とにかく…生きる希望と活力が湧いてくる。
ドラマに励まされ、肩を押されてリハビリ生活。


韓流コーナーの前に立つ。伯母さんたちがカゴの中に大量にレンタルしている。
(20枚以上だと思われる枚数)を見る時、「わがよき友よ」…声にはださないが彼女達に愛情を感じる。

まぁ、お金の心配は無さそうだけど…枚数が半端ないのは、暇があるのだろうし、その暇を持て余しているのだろう。
鬱病になる事を思えば、ドラマ依存の方が救いがある。

日本のドラマに鬱を救う力はあるのか
ドラマの質の話ではなく、エネルギーの大きさと吸引力という意味では韓国が勝る。

早く一週間レンタルにならないかな。
いつのまにか、待ちわびている。
天邪鬼の私ですらも。

韓流…まだまだ続くよ。
イリュウ(日流)もがんばれ。




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