李さんは、二人「男子」の子供たちの父親です。
これから、彼の話をしていきたいと思います。
李さんには、日常という概念がない。
生活するという事。
毎日毎日を積み重ねて生きていくという事。仕事をするという事。
子供を育てる。学校や地域とのお付き合い。大人なら説明の必要もない当たり前の責任感。
そういった事柄が理解できない人もいる。
それを思い知らされるのが李さんの存在である。
つげ義春さんの作品に「李さん一家」という題名の漫画があった。
読んだ時、ちょっと悲しさを感じた。
その日暮らしという事の希望のなさ。無力感。
つげさんは、もしかしてうちの李さんの知り合いか。
それほどに李さんと同じ匂いを感じる漫画であった。
懐かしく思い出している。
まさか、自分がこんな人と。
こんな筈ではなかったのに。
つかんで引き戻したい過去の時間。
そうはいっても子供達の父親は李さんである。
いまさら人生のリセットはできない。
三月というのに小雪が舞っている。
寒い。
明日は太陽が出てきますように祈りながら。
今日の所はこれで。
これから、彼の話をしていきたいと思います。
李さんには、日常という概念がない。
生活するという事。
毎日毎日を積み重ねて生きていくという事。仕事をするという事。
子供を育てる。学校や地域とのお付き合い。大人なら説明の必要もない当たり前の責任感。
そういった事柄が理解できない人もいる。
それを思い知らされるのが李さんの存在である。
つげ義春さんの作品に「李さん一家」という題名の漫画があった。
読んだ時、ちょっと悲しさを感じた。
その日暮らしという事の希望のなさ。無力感。
つげさんは、もしかしてうちの李さんの知り合いか。
それほどに李さんと同じ匂いを感じる漫画であった。
懐かしく思い出している。
まさか、自分がこんな人と。
こんな筈ではなかったのに。
つかんで引き戻したい過去の時間。
そうはいっても子供達の父親は李さんである。
いまさら人生のリセットはできない。
三月というのに小雪が舞っている。
寒い。
明日は太陽が出てきますように祈りながら。
今日の所はこれで。