まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

齢‥よわいと嘘

2019年03月27日 | 日記
今日の夕食は、ホウボウの味噌汁。
ベーコンと野菜炒め‥出汁巻‥天ぷら‥その他(塩辛 松前漬け 雲丹海月)冷蔵庫の中を見渡した結果おさまりがつかないので献立がばらける。
それでも美味しい。
霊水で炊いた米は人生のご褒美。
美味し、美味し。
感謝でいっぱい(自分の料理の巧さに??味付けの巧みさに??)
自画自賛するしかない夕食だった。

誰も褒めてくれない。
当たり前だと思っている。

ほーっとため息をつく。
我が家は母子家庭と言っていいが、息子二人にとっては母主家庭だ。

糞の役にも立たない(生活面でだが)父親の事も彼らは愛している。

ふーっとため息がでる。

私の責任は重い。

そう 嘘ばかりついてきた。

お父さんは役立たずのゴミ。
言えなかった。

本当の事はなかなか言えないものだ。

人の世で生きて行くことは、酷い事や狡い者に逢うという事だ。

仕事をして‥それだけでも大変なのに、家の中で配慮の欠片もない父親がいると脳みそが考える事をやめる。

子供の為に考える事を止めた。

その結果嘘をつくことになる。
騙しているのは息子達ではない。
私自身だ。

身体の無理はそこここに出てくる。

「年齢は正直ですよ」‥医者に言われる。
嘘の代償がたるんだ身体なのだ。



ど田舎の路肩に自動販売機が三台。
ダ○ド○ドリンクという安いジュースの販売機の前に停まっている外車を見た。
ジャガーだ。

この地方に来てこの車種は初めて見る。

何ともそぐわない車が、そぐわない場所にある。

まるで現在の私の様な気がする。

私の場所はどこで、私の居場所はどこかここより別の所にあるのだろうか。


とにかく母は疲れている。

花粉で目が見えず、肌もただれてきている。

脳みそもゴマ粒ほどしかないような気がする。

否、もとよりゴマぐらいだったのかも知れない。

とにかく、腹いっぱいの夕食をすませて‥ゆっくりと眠るつもりだ。

幸福はついた嘘の向こうにある。

自分の為についた嘘ではない。

子供等の為についてきた嘘なのだから。

コメント
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