復讐ものはざまぁだけれど、ざまぁは復讐ものではないと思う

ちょっと今、カクヨムの方で自主企画やってるんですけどね。
企画に応募に来た作品、目を通す関係上、条件を細かくつけて「関係ない」と思った作品は片っ端から切ってるんですが。

ちょくちょく来るのが、私の募集要項が「鬱系、復讐もの募集」ということで、追放ざまぁを載せて来るタイプ。

いや、ざまぁは復讐もの違うから。

ざまぁの主人公って、自分を高める、現状を良くする。
その結果、自分に屈辱を与えた相手より強大になり、見下す。

これですよね。

何が言いたいかというと、そこに「不毛なやり返し」が無いんだよね。
合法的に溜飲を下げる展開ってのは復讐展開では無いと私は思うんですけど。

だからまぁ、復讐鬼キャラは、その復讐にどれだけ同情すべき理由があったとしても。
復讐を成し遂げた後には破滅するか、虚無が待ってないといけないと思うんですよ。
破滅は官憲に捕まるとか、復讐相手の遺族にさらに復讐されるとか。
そういう感じ。

だから、平和に終わってはいけないの。
せいぜい、マイナス１００がマイナス１０くらいまでマシになりました。
これが限界では無いですかね。

なんかその辺の事、分かってない人が多いのかねぇ。
（まぁ、だから前期必殺は終わってしまったんだともいえるかもしれませんけどね。分かってくれる人が少ないから、ウケない）