素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

後悔先に立たず。

2015年02月28日 09時23分46秒 | 日記
どうも橋の下云々、「法律はずるい人間、我侭な人間を取り締まるだけじゃない。弱い立場の人間だってその対象。平等の意味を理解しているか?決して薄ら甘い優しいだけの言葉じゃ無いんだぞ」ということを、子供に教えるために出した例え話だったそうで。
(むしろ後の方で、弱者救済を目指しても、そのための仕組みを利用して怠け者が旨い汁を吸おうとする可能性にだって言及するとか)

この可能性は重々承知してたので「どういう経緯で出てきた言葉なのか分かりませんが」って前置きしたんですけどね。
私個人、言葉尻捉えて全体を否定するやり方は大嫌いですから。

だからまあ、作家さん自体を否定する気も無いとは言ったんだけど。

後から考えて

「これ、よりタチ悪く無い?」

と、思った。
真面目な人ほど、文句言いづらい防御策を講じているあたり。
どういう経緯で出てきた言葉か分からない、作家さん自体を否定する気は無い、ってところで、言葉尻だけ捉えて全体を否定するようなやり方は最低だ、って指摘を封じている。

タチ、悪いな;

朝に読んだ新聞記事の感想をそのまま書いたんだけど、全体像が見えない場合は控えるべきだったなぁ。
今頃遅いけど、そう思いましたわ。



で、今週の炎の刻印ですが。

黄金騎士として復活したレオンが、使徒ホラーに襲われていた幼い姉弟を救った後。
鎧の瞳から涙を流すシーンでかなりウルっときた。

あのときに、この今持っている魔戒騎士の力を持っていれば、ララも、その家族も皆救えたのに。
そんな気持ちが伝わってきたので。


魔戒騎士としての復活劇ですけど。
ララを失い、最初荒んだ目をしていたレオンが、その心の隙に付け込み、レオンに憑依しようと精神攻撃をかけてきたホラーと戦って、それを打ち払った後。
目が澄んでいるのがね。

ああ、変わったんだなと。
守りし者としての精神を身につけたんだなと。

失う辛さを知ったから、一人でも多くの人を救いたいっていう、黄金騎士として相応しいこころを身に着けたんだなと。

最初の頃は炎の刻印を封印することのみに全力を尽くしていたからか、喋らなかったザルバが、新生レオンの指に収まって、今度は喋れるようになってるのが彼の成長をあらわしてますな。
やっぱザルバは喋らないとな。


で、親父殿なんですけど。

先々週に「メンドーサを手助けしろ」って番犬所に言われていた親父殿。

レオンと再会して、そのことを教えたときの顔。
能面みたいになってるのがなんともね。

彼にとっては愛する妻を火刑にした憎き相手のはずなんだけど。
どういう理由か、その手助けが「守りし者としては是が非でもやるべき」ことだから、嫌でもやらざるを得なくなり。
自分の心を殺しているのが伝わってきました。

私怨より守りし者としての使命の方が重要だから、ただ目の前の仕事をこなすことを考えているのか。
実はメンドーサと番犬所の邪悪な企みに気づいていて、内部からその企みを阻止するために、従ってるフリしているのか。

どっちなのかな。

個人的には、まさかのシグマ以下の男・メンドーサがいきなり世のため人のための仕事をするはずがないから、後者なんじゃないのかなと思うんですけどね。
(その場合、親父殿の命が危ない。ただでさえもう一人の跡継ぎを宿屋のお姉さんに仕込むという、鉄板の死亡フラグを立てているというのに)

暗殺教室の感想と

2015年02月27日 19時36分35秒 | 日記
今週のアニメの暗殺教室ですが。

二つ目の刃を持て、っての。

ようは保険かけとけ、潰しきくようにしとけ、ってことですよね。
冷静に考えると、なんてことはないフツーのことだけど、殺せんせーが言うとなんかすごく深いことを言われたような気になるのは、多分作品力でしょうな。

まぁ、世の中、失敗したら後が無い、この一撃に全てを賭ける、的なことをするべき状況ってのはきっとあると思うんですけど。(ようは決断が要求されるときね。就職だとか、結婚だとか。大きな取引だとか)
大体においては、保険かけておくのが堅実な人生の送り方ってもんですよね。


あまりさ、他の作品引き合いに出して、自分の好きな作品褒めるってのは上品なことじゃないと思うんですけどさ。

今週の暗殺教室は中間テストで。
殺せんせー、全力で生徒たちに勉強を教えてましたな。

私がこの作品好きなのは、必死で勉強することを完全に肯定しているとこですわ。

よくあるじゃないですか。
勉強で良い点を取るより、友情を深める方が大事だとか。
他ならないセンセーがのたまう学園モノ。

ワタシ、それがあまり好きではないんですよね。

両方大事なんだよ。

勉強だけしてればいいってもんでもないし、勉強そっちのけで友情だけ深めていればいいってわけでもない。

この作品、それを両立させてるからなぁ。
そこのところ、まこと少年漫画というか。少年にこそ読んでもらいたい作品だというか。

これでもうちょっと、ビッチ先生のお色気とシモネタが緩かったら、小学生にも読ませたいところなんですけどね。
(特にシモネタ関係は、質問されたら返答に困りそうなんで;)



昨日、東京喰種√Aの配信を見つつ、ダンベル体操をしてたら。
ふと思ったんですが。

サンドイッチ。
出してましたよね。芳村さん。ジューゾーに。

で、思った。

……これ、手作り?

私は「いやぁ、手作りなわけないじゃん。味見できないのに。試作→試食の工程を経ずして客に出せるわけない」って思ったんですが。
だとしたら、あのサンドイッチ全部コンビニやスーパーで買ったのを開封してそのまま客に出してるのかなぁ、なんて。

食べ物係として、人間のスタッフを雇ってるってのは多分無いはず。
一緒に居れば正体がバレる危険が増えますし。そんな危ないことはできるはずないわけで。

おいおい、サンドイッチくらい味見しないでもそこそこの作れるだろ?
パンにマーガリンかバター塗って、具材挟むだけじゃん。

……いや、そんなことはないと思いますよ。
ただ挟むだけでも、客に出してお金とっていいモノと、食べられなくは無い、ってのは違うはずですし。
具材の水分がパンをグショグショにしたり。具材が潰れて食感が台無しになってたり。

そういうの、自分で食べて学ばないと理解できないと思うんですよ。
で、もし飲食店なのに、そんな異様なサンドイッチを出し続けてたら。

ひょっとして、自分のサンドイッチを食べたことが無いんじゃないの?

って思われて。
意識の低い店舗だ。二度と行くか、って思われるだけならまだ良い方。

あ、ひょっとして、味見をしてないんじゃなくて、出来ないんじゃないか?

なんて思われたら、もう終わりですね。

あの世界、吐き癖のある人は喰種の疑いをかけられる可能性がある、ってのは前にありましたけど。
料理を全くしなかったり、異様に料理が下手な人も、喰種の疑いをかけられる可能性ありそうですね。

何でも、社会貢献を考えないとなぁ。

2015年02月26日 20時53分28秒 | 日記
今週のアニメジョジョですが。

マライアのビチグソ顔、原作の二割り増しくらいブチャイクでしたねw

いくら外面良くたって、ブチキレたときにああいう汚い言葉が出るあたり。
内面の醜さが見て取れますなw

少年漫画の敵キャラとしてはいいキャラですわ。
お色気を挿入しつつ、こういう「外面に目が行きがちだけどさ、内面が酷すぎたら問題外だろ?」みたいな。

こういうの、ある意味教育的ですな。
知恵比べバトルに、こういうのを自然に紛れ込ませてこそプロの漫画家ってモンですよねぇ。



今週の東京喰種:reですけど。

ジューゾー、足を失ったことを強みにしてたんか。

義足をクインケの隠し場所として活用してるのが分かるシーンで、かなりグッときました。
なんという前向き。

足を失ったことをマイナスと捉えず、プラスに活用しているその前のめり加減に、彼が「変わった」ということを感じましたね。
今回の女装だってさ。マダムに去勢されたことの副産物みたいなもんだけど。

普通、そういう状況なら、女装は拒否すると思うんですよ。

女装が似合う=本当は男だったのに、身体がごつくない=自分は去勢されている

そういうイメージの連鎖があるだろうからね。
でも、ジューゾーは女装したわけですわ。喰種のオークションに潜入するという目的のために。

自分しか見つめることしか出来なかった頃なら、果たしてこんなことができたかどうか。
作戦提案された時点で、上官に襲い掛かりかねなかったんじゃないですかね。

とはいえ。

戦闘モードになると、狂犬時代のイカレ具合そのまんまですな。
一切何の躊躇もなく、敵の命を奪い続ける。
この辺が彼の強みなのかな。

次回、外で待機してた他の捜査官が踏み込んでくるみたいですけど。

ジューゾーとマダム、再会して欲しいなぁ。

是非とも、マダムに自分の撒いた種を自分で刈り取らせてあげたいわ。

別に三原先生をdisってるわけじゃないですよ。(台詞読んで出てきた感想だからね)

2015年02月25日 20時04分12秒 | 日記
今日の産経新聞の文化の紙面で「生活保護を考える」という記事がありました。
内容は、生活保護を扱った漫画を紹介して、その作品で描かれる物語から、生活保護とはどういうものなのかを考えて行こうというもの。

紹介されてたのは、柏木ハルコ先生の「健康で文化的な最低限度の生活」と三原順先生の「はみだしっ子」

柏木先生の作品は、生活保護担当に配属された公務員が主人公の話で。
様々な要因(薬物、精神病、夫のDV、その他)で生活保護受給にまで転落してしまった人たち相手に仕事するというものみたいなんですが。
その中でちょっと興味を持ったのは「これ以上世間様に迷惑をかけられません。死にます」と役所に電話して、実際に翌日自殺してしまった人の話で。
まさか死ぬと思ってなかったからか、主人公はショックを受けるんですけど。
先輩が「気にするな。この仕事、真剣にやってたら身が持たない」「ま、ここだけの話、1ケース減って良かったじゃん」

だけど、部屋の片づけをするために、その人の部屋に行って、その人がどれだけ生きるための努力をしていたかに気づいてですね

生活保護は国民の血税で賄われているけど、死んで良かった、なんて言ったらダメだ、と思うという。

なかなか読み応えありそうだな、と思いました。

で、三原先生の方は、とある台詞が紹介されてました。

「例えば、橋の下で眠ったら処罰するという法律があるとして。橋の下で眠れば誰でも処罰するとしたらこれは平等な法律だろうか?」

平等でしょ。

「じゃあ、こう聞いたら?実際に橋の下で眠らなければならないのはとても貧しい人たちで、こんな法律は、そんな貧しい人たちをいじめるのに役立つだけなんだ、と。さっきのようにすぐ、平等だと応えられるかい?」

平等でしょ(即答)

平等ってのは、適用される可能性あるのが社会の構成員全員、そしてそれを破れば誰でも同じ結果になるという事実だけで十分で、実際に適用されるケースは弱者がほとんど、なんてのは平等でない理由にはならない。

何のためにその法律が定められたのかと、その法律を定めるにあたり、起きる不都合に対して、何らかのセーフティネットが用意されているか?は気になるところですけど。
例えば上記橋の下睡眠処罰法の場合は、そのセーフティネットとして宿無しの人が無料で宿泊できるような、WIZでいうところの簡易寝台みたいな公営宿泊施設を用意しておくとか。
「貧しいひとたち」「弱者」って言葉で思考停止しちゃいけませんわ。

私は法律ってのは、人間がこの世になんとか理想世界を作るために、必死で知恵を絞って考えた決まりだと思ってますからね。
だからまぁ、法律は守らないといけないし、法律を貶めるようなことも言っちゃイカン。

無論、納得いかない法律に関しては、積極的に「納得いかない」と声をあげていくべきだとは思いますけど。
それで多数の賛同者がつくなら、きっとその法律は改正されるでしょう。
そうならないなら、多分納得いかないキミの方がおかしいんだと思いますよ。
少なくとも、その社会では。

上記台詞、実際の三原先生の作品を読んで無いので、どういう経緯で出てきたのか分からないですが。
(だから三原先生の作品自体をクサす気持ちは全く無いです)
もし、法律を軽視して「弱者を虐げるような悪法は守らなくていい」なんて結論に導くために出てきた言葉だったら。

非常に不愉快ですね。
左巻きにそういう論法で自分の違法行為を正当化する手合い多いからなぁ。
(多分違うと思いたいけど)

月曜アニメ感想。

2015年02月24日 22時12分56秒 | 日記
今週の東京喰種√Aですが。

ヒナミちゃん可愛い。月山さん変態。
(何を今更当たり前のことを)

原作であったかどうか覚えて無いんですけどさ。
高槻センセとヒナミちゃんの会話。

現状ではお兄ちゃんの手助けをすることはできないと。
そういう言葉を投げかけられて、ショック受けてましたけど。

:reの話を3期にやるのかどうか分かりませんけどさ。
この言葉、:reのときのヒナミちゃんの所属と繋がる言葉ですわな。

……ああ、ひょっとして。
お兄ちゃんの行方を探るため、アオギリに入ってるのかね?ヒナミちゃん?

書いててふと思いました。

原作だと、あんてぃくが喰種の巣であったとバレて、あんてぃくが壊滅してますからな。
ひとりで出来ることなんかたかが知れてますし。
本気でお兄ちゃんを探すなら、何かしらの組織に属さないと無理だから。
そうなのかな?

……あんてぃく壊滅といえば。

トーカちゃん、一生懸命受験勉強してますけどさ。
未来の出来事考えると、なんともやりきれませんね。

多分、受験どころじゃなくなってしまったはずですし。

ムダになってしまうんだよね。
一生懸命勉強した全てが。



今週の夜ノヤッターマンですが。

ギャグ→シリアス→ギャグのローテーションですか?

話の方、今週は進まないのかなと思ったんですが。ちょっとギャグ成分が強めでしたから。
ゴロー将軍がアルエットを見て、怪しい動きをしてましたね。

じっくり顔を確かめていた。

何?見たことある顔なの?
これは伏線ですよね?

一番ありそうなのは、身内に似た顔をした人間が居る、ってパターンですけど。
その場合、先週出てきた顔の見えないもう一人の人間の幹部が怪しいですが。

……あれ、女だったの?
背格好から男だと思ったんですけどな。

あっちはガリナと同じ顔してて、もう一人別にアルエットのそっくりさんの幹部が居るんだ!ってパターンはちょっと考えづらいですし。
その場合、ガリナを捕らえたゴロー将軍が何らかのリアクションを返して無いとおかしい。(先週も言ったけど)



今週のラブライブ(再)ですが。

生徒会長、スクールアイドルに拒否反応起こしてたの、単にダンスのレベルが低い、ってだけじゃ無かったんですな。
バレエやってたとき、頑張ってもオーディション受からなかったんだなぁ。

それだったら、自分に厳しい人ほど拒否反応出るでしょね。
認める=自分もそうなりたい、ってのとほぼ同義になりそうだし。

でもそれは、逆セリエA、ですよねぇ。

見下しているわけじゃなくて、事実自分がかつて居た世界のレベルよりは低いって自分の感性が言うわけですよ。
それを無視するのは、自分のバレエ時代を否定するようなもんだし。

自分の中の無視できない声が、それは逆セリエAだって言うわけですわ。

バレエがダメだったから、一段階低いスクールアイドルでトップ目指すの?って。

そんなこと言われたら、否定するしか無いでしょ。
もこっちになってしまうじゃないですか。同い年相手じゃとても太刀打ちできないから、駄菓子屋で小学生相手にイカサマしてた。
(そこまで言われることなのか?)

で、そんな声に縛られて身動き取れなくなってる生徒会長を、ほの字がまっすぐなやる気で口説き落とす流れ。
なかなか清清しいものを見せていただきました。



今週の寄生獣ですが。

田村玲子の行動全てが、母親というものを冒涜しているから許せないっての。
そこがちゃんと伝わるように演出してくれてるのは嬉しかったですね。

シンイチは、母親の姿をした者に一度殺されたことが深い心の傷になってしまっているから。

自分の母親でなくても、母親の位置に居る者が我が子を「実験材料」だとか「盾」に使うことが絶対に許せないんだよね。
何故許せないのか?

それはさ、自分の母と子という関係を、パラサイトに踏み荒らされたからだよ。

それを、同じパラサイトの田村玲子が、遺伝子的には親子関係である赤ちゃん相手に同様のことをやってみせてるわけだから。
そりゃ許せないだろ。

……で、最終的に「ああなる」わけですが。

胸の穴を塞ぐという意味では、この現在の行動、かなり重要な部分ですね。
最初こういう奴でなければ、多分シンイチの胸の穴を塞ぐことはできなかっただろうな。