炎の刻印感想

今週のアニメＧＡＲＯ（１４話）ですが。

王様代行だからね。
大変なのは当然じゃないか。
何甘いこと言ってんの？

いつまでこんな生活が続くんだ！？
なんて王子様は仰ってましたが。

一生に決まってるじゃないですか。

毎日毎日勉強やら会食やら書類仕事やら。
気が休まる暇も無い！ってぼやいてましたけど。
当たり前だ！！

王様がモノを知らなかったら国の恥になるし、ましてや王子の場合は国家元首代行ってだけでなく、政治の最高責任者代行でもあるわけですしの。
国家元首として恥ずかしくない教養を身につけるための勉学以外にも、政治のための基礎知識をつけるための勉強だってしなきゃなんないでしょうし。
例えばさ、国を挙げて科学的な事業を立ち上げるときに、学者連中が意見を述べてるところで、最後に決定をする人がその内容を理解できないと。
話になんないですよな。

だから勉強は外せない。
国のことを色々決める人は大変ね。
その分野のこと、学者と普通に話できる程度には知っておかないといけないんだから。

配下になる有力貴族の動向やら、豪商の顔やら聖職者の偉い人とも人間関係を築かないといけないだろうから、会食も外せないだろうし。
国の最高権力者の承認を待つ書類だって、毎日毎日増え続けてるだろうからやめるわけにもいかんでしょ。

休みなんかあるわけがない。
１回なってしまえば、後の人生休暇なんか数日あるか無いかだと思わねば。

でもなぁ。

肖像画を描く、ってところで。
耐え切れなくなったアルフォンソ王子が脱走してましたけど。
（脱走ついでに街の視察を～と言いながら）

ここのところだけは、ちょっと同情した。

画家に絵心が無さ過ぎでしょ。

肖像画なんて、本当の画家なら、王子の働く姿を心に刻み付けて描けよと。
わざわざ時間とってもらってるんじゃないよ。

え？ムチャ言うな？

いえいえいえ。

ご存知ですか？
明治の陛下の写真、残ってますよね？
見たことある人、結構いらっしゃると思うんですが。

あれね。
実は写真じゃなくて、絵なんですよね。

しかも。

画家が、明治の陛下のお姿をチラ見しつつ、陛下にはナイショで描いた絵だそうで。

つまり、わざわざお時間をもらって、モデルとして座っていただいて描かれた絵じゃ無いんですわ。

何でそんなことをしたかといいますと、明治の陛下は写真に撮られることと、絵に描かれることが嫌いだったからだそうで。

でも、当時の国際常識として、国交を樹立する際に互いの国の国家元首の写真を交換するのが慣わしだったので。
写真嫌いだからと写真を一枚も撮らないのはマズイ。
別に写真じゃなくても写実的な絵なら、その代わりにはなるでしょうが、それも許可してもらえない。

ならば、と一計案じた当時の政府の偉い人が、宮中に絵心ある人（正式な画家だったかどうかは知らないのですが）を上げて

チラチラ陛下を覗き見て、部屋に戻ってセコセコ描いて、ちょっと分からなくなったらまた見に行って、戻って描いて。

それを繰り返して描かれたのがあの絵だそうで。

だから、あの画家さんもそのくらいやりなさいよと。
ちょっと思いました。

ブレイクレコードはじめました。

もうひとつの７日間、ユーザー側の理想展開で進んだifの世界のようですな。

すなわち、勝手な管理者ポラリスをぶっ殺して、サダクに強制代替わりさせ。
その後、世界の回帰を行うと。

無印のときはさ、勝手に「世界はもう一歩も進まない。気に喰わないから滅ぼすわ」とあっさり世界のリセットを選択した管理者に「もう一度チャンスを下さい！今度こそ世界を完成形へと進ませてみせますから！」と地べたに頭をこすり付けてお願いする、って流れが、唯一の不満でしたものね。
無印のときもポラリスぶっ殺して強制代替わりはエンディングにあったんですが。
そっちは、地球が完全に更地状態で再スタート、みたいなエンディングでしたからの。
これからどうすんのよ？命は残ったけどさ。あるのは大自然だけで、何も無いじゃん。
テレビもなし、エアコンもなし、冷蔵庫も本もなし。

どうすんの？
（これまでの社会は確実に崩壊）

もうひとつの７日間は、ユーザー側のそういう不満を汲み取る形のエンディングからのifだったんですが。
旨過ぎる話は裏があるものですからね。

再び、セプテントリオンみたいなものが攻めてきて、主人公たちが前の世界の記憶を取り戻すところまで進めました。

我が主人公「五味山久津夫」（ごみやま・くずお）が。（ひっでぇ名前

……名前の元ネタは、私のＴＲＰＧで頻繁に登場させてるＮＰＣ・五味山一族なんですけどね。

元々は、ダブルクロスってＴＲＰＧで出したのが始まりで。
そのときはこんな感じで

「犯罪の常習者で、刑務所とシャバを行ったりきたりして人生を送っている。刑務所から出所して、手持ちの金が無くなるとわざと犯罪を犯して再び収監される、ということを当たり前のようにやっていた。あるとき、いつものように刑務所に入るために、人気の無い公園に近道をするために入ってきた受験生の少女に襲い掛かり婦女暴行。暴行しながら確実に捕まるために自ら警察に通報。めでたく刑務所に入ることができたが、その後、こいつに暴行された少女が自殺。少女の弟が「何であいつが生きてて姉さんは死んだんだ」と、超能力に目覚め、刑務所に乗り込み……」

一言でいいから謝れ、と詰め寄ったが。大笑いされ。
そこで、罪を犯すことに全く何の良心の呵責も感じない真性のクズというものを知り。
その場でゆっくりとミンチにして殺害。

その後、少女の弟は夜な夜な犯罪者を殺して回る殺人鬼に～

というシナリオで、少年が身を持ち崩す切欠になった人間のクズとして、活躍していただきました♪

その後も、ＢＢＴというＴＲＰＧでは、ＰＣ１の義父役（ＰＣ１の母の再婚相手。ＰＣ１の母にパラサイトするクズで、パラサイトだけでは飽き足らず、ＰＣ１の姉を婦女暴行。怒りのあまりＰＣ１は彼を殺し、それがその後のシナリオへとつながっていく切欠になるのです）

大活躍。（させてどうする）

婦女暴行多いな、とか思われるかもですが。
人間のクズですからね。
婦女暴行なんか挨拶みたいなもんですよ。
（どんなだ）

そんな彼の名を、私のデビルサバイバー２ブレイクレコードの主人公は引き継いだわけですわ。

きっと、イオっぱいさんやバン子を見ながら

「この身体が全部俺のものになるのか……」とか考えてますよね。

（いいがかりだ！！……でもないか）（おい


（何せ、バン子を前にして「兄と呼べ」とのたまうような漢でしたしの）

1/30発売だったと思ったんですが、今日届きました。

デビルサバイバー２ブレイクレコードが本日アマゾンから届きました。
一時期はどうなることかと思ったよ。

発表直後にアトラスの消滅騒ぎがあったからね；
畜生インデックスめ。

まだプレイはしてないんですけどね。
楽しみです。
やりこむぞー。

前作は全エンディング見て、全隠しボスを倒し、全悪魔を作って悪魔全書を埋めるまでプレイしましたからな。
今回もそれくらいやりますわ。

無論、新しく追加された「もうひとつの７日間」をプレイするつもりですが。
パッケージでヤマトの隣に並んでる謎の巨乳。
彼女は一体何なのか？
（前情報が出てたような気もするんですけど、忘れてしまいましたよ。……何せ、散々待たされましたからな。本来の発売日、確か去年の秋だったかと；）



今週の東京喰種：reですが。

考えてみれば、作中の世界、現代だから。
喰種自体は大昔から居たわけで。

それで、喰種と人間の戦いが近世まで一方的に喰種にやられるだけだったらさ。
喰種が建国して、人間を家畜化している世界だってあってしかるべき、だと思うんですが。

そういうの無さそうですよな。
ということは、クインケが開発される前にも、ちゃんと喰種と渡り合える存在が居た、っての。
別に驚くことは無いのかもしれませんな。＜和修一族

でもさー。

捜査官を使い潰すような戦術を平気で行えるっての。
厳しい、冷徹というより。

ダメだろ；

酷い、人の命をなんだと思ってるんだ！っていう以前に。
人間こそが一番コストの高い機材ですがな；

死んだらそこに至るまでに積んだ訓練も、掛けた金も、みんなパーになっちゃうんだよ？

ドイツに居たとき輝かしい戦果をあげた、らしいですけど。
それ、ＲＰＧで例えたら、数に限りのあるエリクサーをバンバン使って、数に限りのある風魔手裏剣、包丁まで投げまくって、ボスに圧勝したようなもんで。
ラスボス相手ならそれでもいいのかもしれないけど、ちょっと強めの中ボス程度でそんな戦術取られたら……

彼自身のセーブなら兎も角、俺のデータ使ってそんなプレイされてセーブされたら、殴りかからない自信ありません。
（おい）

この人、上の人間に煙たがられてるならまだいいんですが。
心酔している人が主流なら、ＣＣＧのトップ、戦前の日本の大本営かよ、と思わないでもなく；

悪因悪果因果応報自業自得

今週のジョジョですが。

イエローテンパランスの劣化バージョンと名高いクヌム神（言うたるな

彼の敗因ですけど。
徹底して自分へのダメージを避けたことですよね。

それさえしなければ、勝ててた。

具体的に何なのかと言いますとさ。
オレンジ爆弾を仕掛けるときに、承太郎にならずに、そのままシバかれていたら良かったのよ。

車上荒らしを装ってさ。

ズタボロに殴られて、警察に突き出されるかもしれんけど。

車上荒らしなら、殺されるまではいかないもの。

でも、そんな痛みを嫌って、承太郎を装って逃れようとした。

それが、致命的なミスになりうるかもしれないと分かっていたのに。
（だって、弟の漫画の予言は絶対なんですよね？）

あとさ、段取り悪過ぎ。

ジョースター御一行様の車に潜り込む前に、オレンジ爆弾用意しとけや。

何で同時進行で仕上げに入ってんのよ。
計画性が無い奴らだな。

馬鹿じゃないの？

だから負けたんだよ。
（襲われた方は全く気づいてないけどね）

大きなことを成す時は、目先の痛みよりも大局を見るべきだとか。

行き当たりばったりで行動するような奴は、どんだけ良い条件与えても物事が上手くいくはずがないとか。

今回、ギャグ回のようで見えて、そういう教訓めいたものを感じてしまいましたわ。
（荒木先生が意図してたかどうかは知らんですけどね）

月曜アニメ感想。

東京喰種√Ａの感想。

原作だと、カネキチ君誘拐後の話では、トーカちゃんが急速に空気化していくんですけど。
√Ａは空気化せずに、積極的にカネキチ君との関係を繋いでますね。
ヒナミちゃんも可愛いし。月山さんは変態だし（おい）

主要キャラが空気にならないように気を使ってる感じで、原作で残念だった部分が補完されてるようでちょっと嬉しい。

しかし、カネキチ君。
ちょっと性格悪過ぎでは？

思いました。

ナキ「アニキが死んでしまったなんて！ウソだ！畜生！ＣＣＧやつら！！」

大丈夫。ジューゾーの手の中で生きてるよ。（オイ

ナキ「お前、良い奴だな」（カネキに向かって

……お前さんの愛しのアニキが死ぬ原因を作ったのに？

カネキチ君、よっぽどヤモリが許せなかったのかな？ｗ
相当憎んでないと、あの行いはできないわｗ




夜のヤッターマンの感想。

アルさん、目が見えて無いのではないかと疑ったんですけど、盲人では無いみたいですね。
（火ィ使ってましたしな）
人間の精神とは面白いもので、外の世界が酷すぎて、あまりにも「見たくない！」と思ってしまうと、心を守るために失明してしまう例があるそうですが。

それなのかな？

完全に失明してないけど、あまり分からなくなってるのかもしれない。
ところどころ、盲人っぽい動きしてますから。
顔をちゃんと見なかったり。手探りだったり。

今週はガリナさんの心の動きと、誠実さに燃えた。

最初、量産型ヤッターマン（ヤッター兵）にドロンボー一味の行方を聞かれたときには、サイコロで返答を決めてたのに。
２回目、ドロンボーについていくかそうしないかを決めるときは、サイコロで決めることをやめた。

何故なら、心はもう決まってるから、でしょうね。

燃やしてしまったドロンジョ様以下の衣装の埋め合わせで、徹夜で彼女らの衣装を縫ったのもカッコよかったし。（特に、徹夜明けで目の下にクマができてるのがかっこよかったクマ）
こういう、力はないかもしれないが、気持ちだけはある弱者、ってキャラ。

弱者はさ、弱者なりの輝き方があるのよね。

ぜひとも、このまま弱者のまま輝き続けて欲しいですね。



ラブライブ（再）の感想。

花陽さん、友達と一緒にアイドル部に入るって流れじゃなくて良かったですわ。
自分の気持ちは決まってるのに、それを表に出すことを他人と一緒に、じゃあ。
ケチつくものね。
お前は自分が無いのか、ってなもんで。

本当に表に出したいことならさ。
他人なんか関係ないんだよね。
（無論、それで何が起きるかは自己責任なんですけどね）

本当は友達が欲しくて、チャンスが巡ってきたと察知してやたらと積極的になるマキさんも可愛かったですが。
自分の友達に手を出すな、となんだか攻撃的になってるリンさんも可愛かったですわ。

で、花陽さんを巡って争奪戦めいたことが起きるけど。
最後は彼女を思うことで、２人の意見が一致する。

自分が自分が、じゃあないんだよね。
ここはちょっとグッときた。

しかし。

マキさん。
ここまで気遣い出来る子が、何故友達いないの？
（いらんこと言わんで良い）



寄生獣の感想。

「ごめんな。人違いだ」

好きな女の子の亡骸なのか、と遺体の顔を確かめたら、別人だったから。
そこでの一言。

これ、重いよね。
嬉しいのは間違いないんだよ。
好きな女の子じゃなかったんだから。

でもさ、死んでるんだよね。その子。
突然、理不尽に、輝かしかったり、辛かったり、嬉しかったりしたかもしれない未来を断ち切られたわけだから。

それで、嬉しい、なんて。
無理ないんだけど、謝らざるを得ないんだろうな。

そう感じましたわ。


島田との決着シーンですけど。
暴走島田を仕留めるために。シンイチは原作どおり、投石攻撃を仕掛けるわけですが。
ここ、実写版の映画だと、鉄パイプによる即席の弓矢、って攻撃に改変されてまして。
斜めに切った鉄パイプを、ミギーが変形した弓で撃ち出して狙撃して、一撃で島田を倒す。

実写版、映画という媒体に変化した場合、どうした方が映えるかを考えてるな、と見たとき感心したのですが。

アニメの方はそういうプラスアルファはやらなかったですな。

無論、原作の持ち味を壊すような余計なプラスアルファはノーサンキューですけど。
もうちょっと、冒険してもよかったんじゃないですかね？