今週のアニメのGAROですが。(ファミ劇・11話
まさか暗黒騎士との戦いがここで決着ついちゃうとはー。
レオンは負けっ放しで勝ち逃げされてしまいましたの。
きっとレオンがリターンマッチして敗北の汚名を雪ぐもんだと思ってたので、終盤にベルナルドさんが正気を取り戻した!的な演出入ったとき
「これはきっと罠に違いない!」
と思ってたんですけどね。
(あの状況で罠なら、間違いなくヘルマンの命はありません)
決着のつけ方というか。決まり手が思い出の一戦の踏襲+α。
手堅い手ですわな。
歴史ある二人の決着をつけ方として。
訓練で手合わせしたときは笑顔で「卑怯者だ!」と言ったけど。
真剣勝負のとき、訓練のときと同じように隠し武器での奇襲を受け、ホントの意味で「卑怯者」との言葉。
いやま、これは卑怯じゃないと思うんですけどね。
だって、1対1の戦いで、本気での命の取り合いですものな。
これが卑怯なら、武術でのフェイントだって卑怯になってしまいますゆえ。
だからまあヘルマンの方も、場には合っている言葉ですけど、本気では言って無いと思うんですよ。
投擲した魔戒剣からの注意を逸らすために、思い出の一言を言ったんでしょうね。
で、それが決まり手になり、ブーメランの如く戻ってきた魔戒剣がベルナルドの背中を貫き、戦いはヘルマンの勝利に。
その後正気を取り戻したベルナルドとの会話ですけどさ。
死に逝くベルナルドに、ヘルマンが嘘をいうのが悲しいね。
(1回目は疑念のため、まともに見れなかったので、2回目を見直しました)
アンナが生きているということと。
暗黒騎士の系譜は継がせることが不可能である、ということ。
あえて本当のことを教えて、絶望したまま逝かせる必要は無いからな。
自分が想い人の本当の仇に何も知らずに手を貸していたこととか。
暗黒騎士は、侍で例えればお家断絶の憂き目に遭うこととか。
(魔戒剣が消えてしまったってのはそういうことですよね)
ここでお家断絶の演出を持ってくるところが、テーマが「遥かな過去から受け継がれし使命の継承」のGAROらしいですな。
彼らにとって、先代から受け取って、次世代に引き継がせてきた使命は、命より大事なものなんだよね。
それが、暗黒騎士に堕ちることで、途絶えてしまった。
人に絶望し、守りし者としての使命の価値を信じられなくなってしまったのは仕方ないのかもしれませんが。
彼はそのことで、先人たちの思いを全て塵に変えてしまったんだよね。
今、読んでる百田さんの小説「影法師」でも、そういうシーンあるんですわ。
代々受け継がれてきた「侍の家」というものは、その家を構成している侍の命より重い、ってシーン。
例えば、いくら「いきなりだった」「理不尽だった」「勝ち目がなかった」と、事情があったとしても。
誰かに戦いを挑まれたら、受けなきゃならない。もしそこで逃げたとしたら、士道不覚悟で、その場は生き残れたとしても、後で確実に切腹&お家断絶。
反対に、勝負を受けさえすれば、その結果負けたとしても、お家断絶だけは免れる。
なので侍は、勝ち目があろうとなかろうと戦いに遭遇したら戦わないといけないし、そのために弱かろうがなんだろうが、土壇場の覚悟を養うために剣の修行をするのだ、って。
魔戒騎士の場合は、使命に疑念を持ってしまうような愚かな弱い者たちを目にしたとしても、それでも使命は貫かないといけないんですな。
でないと、先人たちが必死で引き継がせてきた想いが全て無駄になってしまうから。
この重さが、このシリーズの面白いとこですよなぁ。
次は、どうもレオンが心滅獣身に陥ってしまうみたいですね。
時間制限の演出無かったから、てっきり、このアニメ版では出ないもんだと思ってたんですけど。
理由は、レオンが生まれながらに身体に刻まれている刻印と関係あるんでしょうか?
(多分、そうでしょうね。前にエマさんが「放置すると自身を死に追いやってしまう刻印」的なことを言ってたような気がしますし)
まさか暗黒騎士との戦いがここで決着ついちゃうとはー。
レオンは負けっ放しで勝ち逃げされてしまいましたの。
きっとレオンがリターンマッチして敗北の汚名を雪ぐもんだと思ってたので、終盤にベルナルドさんが正気を取り戻した!的な演出入ったとき
「これはきっと罠に違いない!」
と思ってたんですけどね。
(あの状況で罠なら、間違いなくヘルマンの命はありません)
決着のつけ方というか。決まり手が思い出の一戦の踏襲+α。
手堅い手ですわな。
歴史ある二人の決着をつけ方として。
訓練で手合わせしたときは笑顔で「卑怯者だ!」と言ったけど。
真剣勝負のとき、訓練のときと同じように隠し武器での奇襲を受け、ホントの意味で「卑怯者」との言葉。
いやま、これは卑怯じゃないと思うんですけどね。
だって、1対1の戦いで、本気での命の取り合いですものな。
これが卑怯なら、武術でのフェイントだって卑怯になってしまいますゆえ。
だからまあヘルマンの方も、場には合っている言葉ですけど、本気では言って無いと思うんですよ。
投擲した魔戒剣からの注意を逸らすために、思い出の一言を言ったんでしょうね。
で、それが決まり手になり、ブーメランの如く戻ってきた魔戒剣がベルナルドの背中を貫き、戦いはヘルマンの勝利に。
その後正気を取り戻したベルナルドとの会話ですけどさ。
死に逝くベルナルドに、ヘルマンが嘘をいうのが悲しいね。
(1回目は疑念のため、まともに見れなかったので、2回目を見直しました)
アンナが生きているということと。
暗黒騎士の系譜は継がせることが不可能である、ということ。
あえて本当のことを教えて、絶望したまま逝かせる必要は無いからな。
自分が想い人の本当の仇に何も知らずに手を貸していたこととか。
暗黒騎士は、侍で例えればお家断絶の憂き目に遭うこととか。
(魔戒剣が消えてしまったってのはそういうことですよね)
ここでお家断絶の演出を持ってくるところが、テーマが「遥かな過去から受け継がれし使命の継承」のGAROらしいですな。
彼らにとって、先代から受け取って、次世代に引き継がせてきた使命は、命より大事なものなんだよね。
それが、暗黒騎士に堕ちることで、途絶えてしまった。
人に絶望し、守りし者としての使命の価値を信じられなくなってしまったのは仕方ないのかもしれませんが。
彼はそのことで、先人たちの思いを全て塵に変えてしまったんだよね。
今、読んでる百田さんの小説「影法師」でも、そういうシーンあるんですわ。
代々受け継がれてきた「侍の家」というものは、その家を構成している侍の命より重い、ってシーン。
例えば、いくら「いきなりだった」「理不尽だった」「勝ち目がなかった」と、事情があったとしても。
誰かに戦いを挑まれたら、受けなきゃならない。もしそこで逃げたとしたら、士道不覚悟で、その場は生き残れたとしても、後で確実に切腹&お家断絶。
反対に、勝負を受けさえすれば、その結果負けたとしても、お家断絶だけは免れる。
なので侍は、勝ち目があろうとなかろうと戦いに遭遇したら戦わないといけないし、そのために弱かろうがなんだろうが、土壇場の覚悟を養うために剣の修行をするのだ、って。
魔戒騎士の場合は、使命に疑念を持ってしまうような愚かな弱い者たちを目にしたとしても、それでも使命は貫かないといけないんですな。
でないと、先人たちが必死で引き継がせてきた想いが全て無駄になってしまうから。
この重さが、このシリーズの面白いとこですよなぁ。
次は、どうもレオンが心滅獣身に陥ってしまうみたいですね。
時間制限の演出無かったから、てっきり、このアニメ版では出ないもんだと思ってたんですけど。
理由は、レオンが生まれながらに身体に刻まれている刻印と関係あるんでしょうか?
(多分、そうでしょうね。前にエマさんが「放置すると自身を死に追いやってしまう刻印」的なことを言ってたような気がしますし)