大将があんなに良くしてくれたのに

今週の１日外出録ハンチョウ読んで思ったんだけど。

大槻班長、メシ屋の大将の心遣いに感じ入ってたのに。

やっぱ地下ではシゴロ賽によるインチキチンチロで荒稼ぎするんかね。
（するんだろうね）

大将がそんな大槻の実態を知ったらどう思うだろう。
なんて思いました。

いくら、相手は借金で首が回らなくなって落ちるところまで落ちて来たダメ人間とは言え。
他人から受けた優しさを別の他人に返していくようにならなきゃダメよね。

かなり前に別マガで連載してた「嵐の伝説」だったかな？
それで言ってた言葉なんですけど。

「漫画を読み捨てか」

どういう状況の言葉だったかと言いますと。
ある真面目君（将来世紀末の世の中で、化け物専門の生物学者になるという設定）が、毛嫌いしている不良を観察し、吐き捨てるように言った台詞。

その不良、悪を挫き弱きを守る、古き良き時代の番長的キャラが活躍する漫画が大好きで、愛読しているんですけど。
その漫画の単行本を買うお金を、弱い奴らからカツアゲして得ていて。

それで「漫画を読み捨てか」と。
漫画の中の番長を見て、そんな卑劣な真似はしてはいけない、なんて思わないのか、クズめ！
そういう意味を込めて吐き捨てたんですね。

今回の大槻班長の話にも、ちょっと似たものを感じましたわ。
多分、インチキ地下チンチロは続行するんだろうから。

苦しみは俺が背負う

今週の絶狼はらしかったですねぇ。

ヒトの一番苦しい部分を一人背負い、ヒトの平穏のために戦う。
笑顔は絶やさないけど、その心の内は傷だらけ。

今週のホラー、おじさんの息子に憑依したホラー。
多分あそこでもし「せめて父親に会わせるくらいはさせてやるか」なんて、甘いことをさせていたら。

おじさんの前で正体を現して、おじさんを人質に取るか。
下手すると、おじさんを捕食する可能性すらあったんではないかと思いますね。

だからこそ。
頼みを一切聞き入れず、あそこで討ったんだと思いますよ。


今回の話を見てて、鬼切丸のある話を思い出しましたわ。

胎児の段階で鬼に憑依され、成長した後、鬼の本性を現して。
そこで家族愛を訴え、自分を認めてくれと叫ぶ鬼を。

鬼切丸が容赦なく斬る。

で、言うわけです。

「鬼と人との愛し方は違うんだ。鬼の愛し方は、愛する者の肉を食むことなんだ……」


ホラーの愛し方もそうなんじゃないかと思うので、そういうシーンを見たくもありましたわ。

戦ってる最中に、おじさんが偶然やってくるとかさ。

でも。
その場合、目の前で息子を討たないといけなくなるから、より残酷ですな。

今週の話の流れだと、おじさんの中では今でも息子は生き続けているわけですしね。
目の前で息子を討たれて、息子の死を突き付けられるよりはずっとマシ。

まほプリは今日で最終回。来週はジュウオウジャーが最終回。

今日でまほプリが完全に終わって。
来週からキラキラプリキュアアラモードですの。
略称はキラプリになるのかな？

前情報として、今回は肉弾戦を封印すると聞いてるんですけど。

それって、プリキュアの最初のコンセプトを否定してない？

確か「女の子だって暴れたい」が最初のコンセプトだったはずですよね。プリキュアのコンセプト。
それを封印するとすると。

それは、例えて言うなら
今回の仮面ライダーは変身を封印します。生身で戦います。

みたいなことを言われる感じだと思うんですけど。
もしそんなことを言われたら、大半の視聴者は「それは仮面ライダーじゃ無いだろ」って答えると思うのですが。

まぁ、それでも視聴しますけどね。
なんかもー、習慣になってますので。

録画を残すかどうかは分かりませんが。


で、まだ始まってもいないキラプリの話はこのくらいで。

まほプリ最終回。
大学生＆新人教師モードで話を進めて欲しかったですわ。

なんでＪＣモードに戻っちゃうのさ！

ひょっとしたらバンクを使い回して製作者側の負担を軽減したいという、大人の事情の結果なのかもしれませんけど。
できれば見たかったですよ。

オトナモードでプリキュアに変身するとか。

オトナになったのだから、イチゴメロンパンではなくイチゴメロン焼酎で再会を祝うとか。

……作れないことは無いと思うんですよね。苺焼酎はあるみたいだし。
（そーゆー問題ではない）


ジュウオウジャー、来週最終回ですね。

今週でナリアが退場。
ちょっと予想外というか、残念だったのは。

ナリアを倒されて、ジニス様ほぼノーリアクション。

あれだけの忠誠心を示していたというのに、何も感じていなかったのか。
いずれナリアがジュウオウジャーに敗れたとき、取り乱すんじゃないかと予想してたんで。

でもさ、ここらへんがジュウオウジャーの勝利のカギになりそうな気はしますね。

所詮、自分にしか興味が無く、他者と繋がることの大切さを理解しようともしないジニス様。
そんなジニス様に、皆仲間だと団結する地球の代表ジュウオウジャーなら勝てるかもしれない。
そういう風に話を持って行って欲しいですねぇ。最終回。上手くやってくれたら相当燃える展開だと思うので。

昔のパワーが。

昨日、ニコ生で「パタリロ！」の放送があって。
懐かしがりながらちょっと見てたのですが。

最近のパタリロ！、初期のパワーが無いよなぁ、と。
見てて思いました。

初期はパタリロがえげつない差別的ギャグ言ったり

「普通の人がやっても大変なのに、アメリカの千葉ノースダコタ県民がやれば間違いなく死刑だ」

「明日もう一度お前の娘と言ってもおかしくないような幼女相手に変態ナンパやってみろ」

国王らしい振る舞いをして読者をグッとこさせたり

「このパタリロ＝ド＝マリネール８世、普段どんなアホらしい真似をしていようと、国王としてなすべきことは心得ている」

たまに泣かせに来たり。

色々パワーがあったんですけどね。
最近のパタリロは、同じようなことを何度も繰り返しているような感じがする。
いや、単行本出たら買うし、読みますけどね。

ただ、初期のときにあった、大爆笑させたり、グッとこさせたりするような展開が無くなったなぁ、と。

そういや、あったよね。
昔。

パタリロが宇宙人に捕まって、その宇宙人に成り代わられて。
宇宙人はパタリロのフリをしながら、自身の邪悪な企みを成し遂げようと行動を開始するのですが。
その偽パタリロを見て、タマネギたちが「なんか最近の殿下、違うなぁ。前の殿下は一日に一回は意表を突くようなイタズラをしたもんだけど、最近の殿下は何か今までの行動をなぞってるだけだ」

魔夜先生、もしや。
（何が「もしや」だ）



今週の幼女戦記ですが。

前向きに努力を重ねても、自身の望まない方向に進まされてるターニャが面白いです。
ターニャとしては、自分は安全な後方で、安全な任務をこなしながら、気が付いたら祖国に有利な状態で戦争が終わっていた、って展開がベストなんでしょうけど。
彼女がレアなジョブである「魔導士」であることと、有能過ぎるせいでそれが認められない。
嫌なのに、周囲がそれを許さないというｗ
その様子が滑稽というかなんというか。
面白いですわ。
性格はとんでもなく悪いはずなのに、その滑稽さ？のせいで、なんだか好感を抱いてしまうんですよね。ターニャ。
これで思惑通り、周囲の人間を駒にしながら、自分は安全な後方でのし上がるとか。
そんなんだったら、ここまで好感を抱いたりはしてなかったんではなかろうか。

適量だと実にいい感じになるんだよな。

呑み過ぎると潰れて寝てしまいますが、適量だと興奮状態になるせいか、何故か眠くならないんですよね。
酒。

おかげさんで、昨日、マガジンとチャンピオンを一気に読み終えることができました。

で、感想をつらつら。

ドメスティックな彼女。

ナツオのうっかりの一言でルイが飛び出して行ってしまった；
重い女はタチ悪いからあまりよろしくないってか。
本心じゃ無いんだけどね。あくまでじさまとの会話のキャッチボールで出ただけの一言だから。

うーん；
だからこれに関しては、ナツオを責めるのは酷な気もするのですが。
だったら何？あそこでじさまに対してナツオがキレて見せたら良かったの？
あれはあの二人だけの会話でのなりゆきの一言だから、仕方ないでしょ。
そう思うのは私が男だからでしょうか？

でもさ。
会話することって大事でしょ。
黙って飛び出して行ってしまうのはダメだよねぇ。

ナツオの一言で運悪く傷ついてしまったのなら、それを伝えないとな。

別にこれ、恋愛に限ったことじゃないですよね。
人間関係において、全てで言えることでは無いかと。

気持ちをしっかり伝えようとしないから、突然ブチ切れたり、引きこもりになったりするわけですよね。
まぁ、伝えたからと言って、必ず問題が解決するわけでは無いのですけど。

でも、伝えないでカタストロフに向かうのと、伝えてカタストロフするのとじゃ、伝えてからした方が絶対マシなはず。



刃牙道。

刑事さん殺されちゃったよ！

武蔵さん、拳銃だけ真っ二つにしたんだよね、なんて最初思ってたんですけど。
持ち主も真っ二つか。

でもま、これは当然ですよね。
元々戦国時代に生きてたときは、兜の試し割で、わざわざ人に兜を被らせて、その人ごと真っ二つにしてましたし。

倫理観が我々とは違うんだ。

それを思い出させてくれましたわ。
甘かった……実力的に圧倒的に劣るのだから、刑事さんは拳銃を切られるか、悪くても手首を切断されるくらいで許してもらえるのでは？

そんな甘いことを考えていました。
そんなわけないのにね。