今週のニコニコクウガは、ペガサスフォームの導入回だったんですけど。
(先週はドラゴンフォームのお披露目回)
ドラゴンフォームが身軽さ特化フォームなのに対し、ペガサスフォームは感覚器官特化フォーム。
これに対して、ニコニココメで「感度3000倍フォーム」「対魔忍フォーム」ってコメントがついたのには笑いました。
導入回の今回は、突如聞こえすぎる耳、見えすぎる目が手に入ってしまい、主人公の五代がそれを持て余して戦えなくなる、ってところで終わるんですが。
ドラゴンフォームだと低下した筋力を補うため、ドラゴンロッドという棍を生み出す力を得ることに対し、ペガサスフォームだとその高まった感覚器官を最大限に生かすため、ペガサスボウガンという射撃武器を生み出す力を得るのです。
ここのところ秀逸でね。
何がって言いますと。
私さ、射撃の花形って狙撃だと思うんですわ。
ただの遠距離攻撃じゃダメだと思うんですよ。狙撃でしょ。やっぱり。
何発もバンバン撃って、数撃ちゃ当たるってのは射撃の魅力を引き出せてない。
1発撃って、確実に仕留める。これでしょ。
五代がペガサスフォームに目覚めたのは、遥か上空から毒針を撃ち出し、地上の人間を射殺して回るスズメバチ種怪人「メ・バヂス・バ」に対抗するため。
あまりに高いところを飛んでいるので、こちらから攻撃する手段が無いんです。このときの五代には。
それを打開するために、霊石アマダムが反応したのか、目覚める。
そしてペガサスフォームの真価に気づいた五代がペガサスボウガンを生み出し、自分は絶対にやられない、一方的に攻撃できると思い込んでる怪人を狙撃して一撃で倒すんですよ。
ここのところ、燃えるよねぇ。
自分は安全なところに居ると思い込んでる敵を倒すカタルシス。最高ですわ。
そういう風に、ヒーロー番組としても十分面白いんですが。
ドラマ部分も最高で。
役者、特に子役の演技が上手くてね。
最初の古代遺跡で発掘作業中にグロンギの覚醒に立ち会ってしまい、殺されてしまった大学教授の遺族が出てくるんですけど。
彼女ら、警察にやってきて、捜査の進捗確認と、自分たちの家で見つけた怪しいものが、捜査の役に立つのではないかと持ち込みに来る。しかし。
応対に出て来た警察の人(一条さん)は、忙しいし、実際遺族の人たちにしてあげられることが無いので、自分たちより役に立ってくれると思われる人の紹介をするだけで終わっちゃう。
で、それが「たらい回し」「無視」に遺族たちには映ってしまう。
警察やその他の人にとってみれば、凄惨な事件でもそれは「たくさんある凄惨な事件のひとつ」に過ぎないけど。
遺族にとってみればそれは「目を背けられない辛いたったひとつの事件」なんだよと。
この辺の悲しい意識のギャップが面白く。
やっぱクウガは別格ですね。
(先週はドラゴンフォームのお披露目回)
ドラゴンフォームが身軽さ特化フォームなのに対し、ペガサスフォームは感覚器官特化フォーム。
これに対して、ニコニココメで「感度3000倍フォーム」「対魔忍フォーム」ってコメントがついたのには笑いました。
導入回の今回は、突如聞こえすぎる耳、見えすぎる目が手に入ってしまい、主人公の五代がそれを持て余して戦えなくなる、ってところで終わるんですが。
ドラゴンフォームだと低下した筋力を補うため、ドラゴンロッドという棍を生み出す力を得ることに対し、ペガサスフォームだとその高まった感覚器官を最大限に生かすため、ペガサスボウガンという射撃武器を生み出す力を得るのです。
ここのところ秀逸でね。
何がって言いますと。
私さ、射撃の花形って狙撃だと思うんですわ。
ただの遠距離攻撃じゃダメだと思うんですよ。狙撃でしょ。やっぱり。
何発もバンバン撃って、数撃ちゃ当たるってのは射撃の魅力を引き出せてない。
1発撃って、確実に仕留める。これでしょ。
五代がペガサスフォームに目覚めたのは、遥か上空から毒針を撃ち出し、地上の人間を射殺して回るスズメバチ種怪人「メ・バヂス・バ」に対抗するため。
あまりに高いところを飛んでいるので、こちらから攻撃する手段が無いんです。このときの五代には。
それを打開するために、霊石アマダムが反応したのか、目覚める。
そしてペガサスフォームの真価に気づいた五代がペガサスボウガンを生み出し、自分は絶対にやられない、一方的に攻撃できると思い込んでる怪人を狙撃して一撃で倒すんですよ。
ここのところ、燃えるよねぇ。
自分は安全なところに居ると思い込んでる敵を倒すカタルシス。最高ですわ。
そういう風に、ヒーロー番組としても十分面白いんですが。
ドラマ部分も最高で。
役者、特に子役の演技が上手くてね。
最初の古代遺跡で発掘作業中にグロンギの覚醒に立ち会ってしまい、殺されてしまった大学教授の遺族が出てくるんですけど。
彼女ら、警察にやってきて、捜査の進捗確認と、自分たちの家で見つけた怪しいものが、捜査の役に立つのではないかと持ち込みに来る。しかし。
応対に出て来た警察の人(一条さん)は、忙しいし、実際遺族の人たちにしてあげられることが無いので、自分たちより役に立ってくれると思われる人の紹介をするだけで終わっちゃう。
で、それが「たらい回し」「無視」に遺族たちには映ってしまう。
警察やその他の人にとってみれば、凄惨な事件でもそれは「たくさんある凄惨な事件のひとつ」に過ぎないけど。
遺族にとってみればそれは「目を背けられない辛いたったひとつの事件」なんだよと。
この辺の悲しい意識のギャップが面白く。
やっぱクウガは別格ですね。
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