オリンピックって、、、、

日本選手がんばってるね！

なでしこのサッカーを観るために私も早起きしたり、女子バレーボール28年ぶりの快挙に涙する選手たちに、こちらまでウルウルもらい涙で感動したり、
普段まったく興味がない種目でも、日本人選手の姿が見えるとなぜか力が入り、「がんばれがんばれ」と応援してしまう。
どの人もすごい。
いいなあ、あんなに真剣な目をして闘って。
あんなに、肉体も魂も研ぎすまされて美しい。
素晴らしい。

でも。

こんなふうに日本中がオリンピック一色に染まってしまうことに違和感を感じる自分もいる。
「国を挙げて大騒ぎしているのは、日本とその近所の国ぐらいだ」と、ある社会学者が言っていた。
他の国の事はわからないけど、みんなが一斉にひとつの方向を向いてしまう日本人の性質は、私もちょっと気持ち悪いと思うんだ。

“スポーツ基本法”なるものが、去年施行されたって。
五輪においての日本の金メダル獲得数、世界５位以内を目指すという目標がかかげられているらしい。
優秀なオリンピック選手を育てるための教育機関もあるってことも初めて知った。
日本全国からスカウトされて来た子供たちが、全寮制のその学校で、ひたすらメダルのためにトレーニングを受けるのだそうだ。（タダで）
民営じゃないよ、国が運営してるんだって。
てことは、私たちの税金が投入されているってこと。
それって、どうですか？？
国策として、オリンピック選手を育成するということ。

ただひたすらに、必死にプレーするアスリートたちの姿に、思わず涙がじんわりする私がいる一方で、
その向こうにはそれぞれの国の政治や思惑も密接に関わっているのだろうな、と寒々しい気持ちになる自分もいる。

大勢の選手団を送り、いくつものメダルを獲得できる国は、世界の中でもやはり強者で、
メダル獲得なんて話以前に、五輪に選手を送ることさえままならない国だって沢山あるはずなのだ。
そこに、世界のアンバランスさ不平等さを感じてしまうのです。



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牡羊座と牡牛座プレート（約15cm）


今月後半のルミタンというイベントに納品しました。
私の作品の出番はPart 2。8.／22～。
よろしくお願いします