虹色ダンス ~RAINBOW DANCE~

アートと家族と人生と。。。。

PTA

2013-12-11 | アメリカ移住 Moving to The States
子供の通う学校で、唯一の日本人のお母さんと偶然知り合う事ができ、彼女の誘いでPTAのミーティングに参加した。
全保護者対象の会合にもかかわらず、10人程度の参加者しかいなくてびっくり。
完全なるボランティアで運営するのは、相当困難というわけだ。

日本の学校ではほぼ強制だったよ、面倒でも何かしら参加しないといけなかったよー、と言うと、
そもそもPTAって何??っていう国の人もいるからね、なかなか難しいのよ、とその日本人のHさん。

そうかー、そりゃそうだな。
日本のように皆が足並みそろえて進むわけではないし、そうでないからこその面白さもあるだろう。
習慣や考えの違う人と、どうやって進んでいくか。

PTAの課題のひとつとして、異人種間の保護者同士のギャップを、どう縮めていくかということがあるらしい。
言葉がわからなければ、わかる者同士がかたまってしまうのは当然だから、そこをどうやってつないでいくか。

学校側からのお知らせも、PTAのニュースレターも全て、英語、中国語、スペイン語、ベトナム語で書かれてあって、4言語に訳す作業も訳者を確保するのも大変らしい。
いちいち時間もかかるということ、、、納得。

「保護者向けの英語教室開催はどうだろう?言葉がわかれば近くなる」と私が提案すると、「僕なんか、日本語全然わからないよ」と、あるお父さん。
「それなら、英語だけじゃなく日本語や中国語のレッスンもあればいいねー!」

英語が共通言語だとしても、それ以外の言葉を学び合うというのはとても良いアイデアと思う。
老化に向かっている大人の頭で、どれだけのことが覚えられるかという疑問は別として、、、。
理想主義だね、とまた夫にからかわれそうでもあるけれど、それも置いといて、、、。

PTA主催、タダで中国語やスペイン語のレッスンが受けられるとしたら、私はぜひとも参加したい。

「ここにはいろんな人種の人がいる。たくさんの言葉や異なる文化がある。そのうちの誰もが、自分が孤立していると感じる事がないように、調和していきたい」
というPTA会長さんの言葉が印象的だった。






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