Tokyo Walker

諸事探訪

サツキ(皐月)

2024年05月24日 15時59分46秒 | カメラ

 五月十七日(晴天)、我が家のサツキ(皐月)が咲き始めました。
「皐月(5月)の頃に咲く花」として紹介されているツツジ科ツツジ属の低木です。
一般的にはサツキと呼ばれていますが、サツキツツジ(皐月躑躅)を省略した呼称のようです。

 午前中ですが花びらに陽が当たり白く反射しています。強力な陽の光です。数日前からポツポツ咲き始めたのですが、これから数日の間本格的に咲きそうです。これから咲く蕾がいっぱいです。肥料も与えず何も構わないので、こんなにたくさん咲くのは稀です。今まで見た記憶がありません。先ずは最初に「NIKKOR-S.C Auto 55mmF1.2/Nikon」で撮ってみました。
絞り開放だとあまりに激しくボケるので、少し絞っています。

 寄って撮るとカメラの向きによって、赤色にも燈色にも紫色にも写るようです。見た目に違いは感じませんが、後で大きなモニターで見ると結構な相違があります。これはレンズの違いよりも、カメラのポジションによる違いだと思われます。

 二種類のレンズを使いましたが、どちらにもその傾向がありました。また晴天、曇天のどちらでも傾向は同じです。ですからカメラの受光素子は、見る角度によって生じる微妙なグラデーションの違いを識別するのだと思われます。フィルムでも同じように識別するかどうかは定かではありません。

 五月十八日(曇天)、レンズを替えて「Super-Takumar 55mmF1.8/Pentax」で撮影しました。一日で五分咲きです。この角度では結構「橙色」に見えます。朱色に近いでしょうか。


五月十九日(曇天)、再び「NIKKOR-S.C Auto 55mmF1.2/Nikon」に戻って撮りました。

ほぼ満開です。これが一番赤寄りかもしれません。「赤寄り」といっても紅色(Red)とは違いますが、なかなか深い色合いです。

 もう、明日当たりからポツポツと順に散り始めるでしょう。サツキは前後合わせて凡そ2週間という何とも短い花の季節です。結構派手なだけに散り始めると寂しいですね。

Body   α7Ⅱ/SONY





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春から夏にかけて・五月の頃

2024年05月11日 18時45分38秒 | カメラ

 暑くも無く寒くも無く、丁度よい散歩日和なので出掛けてみた。大方の春の花は終わっただろうけれども、何かしら新しい発見があるものだ。多少なりとも見たことのある花が多くなって、親しみも湧く。最初に出会ったのはハルジオン(春紫菀)。これには花弁が白や紫があるようだ。

四月中頃から至る所で咲いている雑草である。強力な外来種で別名は「貧乏草」とか。

 ハルジオン(春紫菀)はキク科シオン連ムカシヨモギ属。同族でヒメジョオン(姫女菀)がある。見た目そっくりで見分けが難しいが、細かい所では結構違いがある。ハルジオン(春紫菀)の茎は中空で、ヒメジョオン(姫女菀)は中身が詰まっているらしい。それを確認するには茎をスパッと切って見る必要があるが、ナイフなど持ち合わせていない。ハルジオン(春紫菀)は花弁が細い。それに比べてヒメジョオン(姫女菀)は少しだけ幅広である。しかし、二つ並べてみなければ判断は難しい。

 更にはヒメシオン(姫紫菀)なるものもあって、名前は似ているがシオン属でヒメジョオン(姫女菀)とは「属」が異なり、別物となるらしい。まあ、要するに雑草なんだけどね。

咲き出したばかりだろうか、ムラサキケマン(紫華鬘)も見掛けた。

 薄紫の何とも可憐な山野草。


 ニガナ(苦菜)やマルバウツギ(丸葉空木)、クマシデ(熊四手)等の花も見掛けた。
シャガ(著莪)も盛んに咲いていた。


 ツツジだと思う。他のツツジは既に散って、この一株だけが咲いていた。
明日にも散ろうかと言う状態。

実際、見た目は赤というよりもっとオレンジ色のような色合いだったような気がするが、画像では何故かそれが反映されていない。気のせいか、それとも眼が悪くなったか。はたまたレンズの性だろうか、いやそれともカメラの性かも。

Body   α7Ⅱ/SONY
Lens     ZUIKO Auto-Macro 50mmF3.5/Olympus
Mount Adapter OM-NEX Pro Adapter/K&F Concept
Filter   φ49mm MC Protector NEO(B)/Kenko
Hood   無し


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