昨日夜から今日の午前中まで、台風のような風雨でちょっとビビリ。
一転、午後から晴れた。何となく蒸すような空気だが、例の公園へ出掛けてみた。先日も出掛けたので、それほど変わり映へのするはずもないが。お供はAuto TAKUMAR 55mmF1.8(ゼブラ)。
カタクリ(片栗)の花は今が盛り。先日見た時は紫の色が薄かったが、今日はそれなりに濃い。
どうやら日が経つと色が濃くなるらしい。
背景のカタクリは二線気味でザワつき、ちょっとうるさい感じ。もう少し距離があれば良かったのかも。この辺が難しいところだ。
歩道に覆いかぶさるように大きなツバキの木がある。昨日の風雨もあって、ツバキの花が盛大に散って、地面が紅く染まっていた。白い花もあるのだが、やはり赤が目立つ。とにかく首からポロリと落ちる派手な散り様。
ちょっと変わった花を見つけた。いつも通っている歩道にも関わらず初めて見る。
これ、キブシ(木五倍子)というらしい。葉が一枚も無いので、妙な感じもするが、もうすぐ葉が出てくるらしい。初夏には緑のぷっくりした実が成るという。この写真では判らないが雌雄異株らしい。要観察だ。
背景にも同じキブシの花を入れたが、もう一段絞るべきだったか、あまりにも溶けてしまって、何が何だか判らない。ファインダーから見て、この辺の加減が判らない。
咲き出したばかりの「ヤマブキ」。
前回撮ったユキヤナギやヒウガミズキは満開だった。これからしばらくは花の饗宴が続く。
Body α7Ⅱ/SONY
Lens Auto-TAKUMAR 55mmF1.8/Pentax
Mount Adapter M42/MEX(Ping押しFlange無し)/FOTGA
Filter PRO1d PROTECTOR(W) φ46/Kenko
Hood φ46mm S/Walz
三月になって、暖かい日もあるのですが、風も強く寒さがぶり返して来ます。体感12度くらいでしょうか。まだ春は先だろうと思いながらも、気を取り直して今年初めていつもの公園へ散歩に出掛けました。今日のお供はPentaxのAuto TAKUMAR 55mmF1.8(ゼブラ)です。
公園までの途中の道端にタンポポやハルジオンのような花が咲いておりました。何だ何だ、結構咲いとるじゃないか、とか思いながら公園に着いて最初に出会ったのは薄紫の「カタクリ(片栗)」の花でした。日当たりの良い所に群生しておりましたが、これは人為的に植えたものと思われます。
マクロじゃないので、なかなか寄ることは出来ません。カタクリ、意外と早く咲くのですね。
紫の色がとても薄い印象です。
次に出会ったのが「ツバキ(椿)」です。人家の玄関や庭先では大きな花の椿を時々見掛けますが、公園では小さな花のツバキばかりでした。様子からすると2月中くらいから咲き始めたようです。
赤、白、斑入りの白など色もとりどりです。
Auto TAKUMAR 55mmF1.8のフレアや丸ボケを楽しむため、全て絞り開放で撮っています。
元々、古いLensはゴーストやフレアが出易いのですが、光源の角度によってこんな風に虹色フレアが出ることがあります。TAKUMAR Lensの個性の一つかも知れません。光源は左上方向にありますが、撮影時に一瞬虹が出るのに気が付き、花を挟んで何とか取り込んでみました。
アセビ(馬酔木)も咲き始めた所です。
そしてユキヤナギ(雪柳)が満開でした。
早咲きの桜も咲いていました。
とても小さな花です。最初は葉かと思っていましたが、近くでよく見ると花でした。
ヒュウガミズキ(日向水木)というらしいです。
考えてみれば三月も中を過ぎました。いろいろな花が咲いているのは当然なのです。
さて、Auto TAKUMAR 55mmF1.8の写りはどうでしょう。
それらしい溶けるようなボケ味の描写もあるのですが、ザワザワしたものもあります。
これを自在に使いこなすのはなかなか難しいように思いました。今回は絞り開放でしたが、1段~2段絞ってみたらどうなるでしょうか。期待以上の写りをするかも知れません。
「55mmF1.8」に拘ったのは、弟分の「55mmF2」の写りがあまりにも良かったことが原因です。
「当然、F1.8にすればもっと良いはず」という勝手な妄想から始まりました。実際に使用してみて、Lensを明るくした分、気難しいLensになったという印象が残りました。
まあ、当然と言えば当然なのですが。
Body α7Ⅱ/SONY
Lens Auto-TAKUMAR 55mmF1.8/Pentax
Mount Adapter M42/MEX(Ping押しFlange無し)/FOTGA
Filter 無し
Hood φ46mm S/Walz