先日、ガツンと気温が下がりましたが、また高温多湿がブリ返し、日々難儀しております。そろそろ、かなり疲れてきました。それでも、朝夕少しは涼しくなったような気配もします。陽は随分と短くなり、少し前まで午後七時でも薄暗い程度だったのに、今ではすっかり真っ暗になりました。
雰囲気は完全に秋のようですが、暑さは一向に収まりません。
植物の名前には奇怪なものが多いのですが、これもその一つ。
エノコログサと言うようです。まあ、早い話が、そこらに生えている雑草ですね。漢字では読めないが「狗尾草」と書くらしい。
「狗」はク(走狗)、グ(天狗)、コウ 等と読み、意味は「いぬ」らしいですが、すると「犬の尾草」なのでしょうか。
社の参道にある「コマイヌ」と似ているような気がして「狗犬」で検索してみたら、なんだか意味不明な結果が・・・・。
仕方なく「コマイヌ」で検索すると、出てきましたが、「コマイヌ」は「狛」又は「狛犬」でした。同じ犬でも「狗」と「狛」では大違い、「狗」は主に悪党のこと、「狛」は(結界の門番)守護霊獣らしいですよ。
「狗尾草」、別名「ネコジャラシ」と言われています。猫が「ジャレル」は、確かに受動的な感じがしますが、これを能動的にしたのが「ジャラシ」でしょうか。しかし、「ジャレテル」はよく聞きますが「ジャラシタル」は聞いたことがありません。
巷では「猫おもちゃ 猫じゃらし」なるものが売られております。
今はまだ青味が少し残っておりますが、もうじき本格的な秋になり、金色になるでしょう。ススキと並んで、秋の風景の一つではないでしょうか。
Body α7Ⅱ/SONY
Lens Micro-NIKKOR-P Auto 55mmF3.5/Nikon
Mount Adapter NF-SαE Adapter/Rayqual
Filter φ52mm Pro1d Protector(W)/Kenko
Hood 無し