五月十七日(晴天)、我が家のサツキ(皐月)が咲き始めました。
「皐月(5月)の頃に咲く花」として紹介されているツツジ科ツツジ属の低木です。
一般的にはサツキと呼ばれていますが、サツキツツジ(皐月躑躅)を省略した呼称のようです。
午前中ですが花びらに陽が当たり白く反射しています。強力な陽の光です。数日前からポツポツ咲き始めたのですが、これから数日の間本格的に咲きそうです。これから咲く蕾がいっぱいです。肥料も与えず何も構わないので、こんなにたくさん咲くのは稀です。今まで見た記憶がありません。先ずは最初に「NIKKOR-S.C Auto 55mmF1.2/Nikon」で撮ってみました。
絞り開放だとあまりに激しくボケるので、少し絞っています。
寄って撮るとカメラの向きによって、赤色にも燈色にも紫色にも写るようです。見た目に違いは感じませんが、後で大きなモニターで見ると結構な相違があります。これはレンズの違いよりも、カメラのポジションによる違いだと思われます。
二種類のレンズを使いましたが、どちらにもその傾向がありました。また晴天、曇天のどちらでも傾向は同じです。ですからカメラの受光素子は、見る角度によって生じる微妙なグラデーションの違いを識別するのだと思われます。フィルムでも同じように識別するかどうかは定かではありません。
五月十八日(曇天)、レンズを替えて「Super-Takumar 55mmF1.8/Pentax」で撮影しました。一日で五分咲きです。この角度では結構「橙色」に見えます。朱色に近いでしょうか。
五月十九日(曇天)、再び「NIKKOR-S.C Auto 55mmF1.2/Nikon」に戻って撮りました。
ほぼ満開です。これが一番赤寄りかもしれません。「赤寄り」といっても紅色(Red)とは違いますが、なかなか深い色合いです。
もう、明日当たりからポツポツと順に散り始めるでしょう。サツキは前後合わせて凡そ2週間という何とも短い花の季節です。結構派手なだけに散り始めると寂しいですね。
Body α7Ⅱ/SONY
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