D40xには標準のZoomレンズ以外に、「AF-S DX NIKKOR 35mmF1.8G/Nikon」という明るいレンズがあります。このレンズを探してオークションを徘徊しまたが、なかなか意中のものが見つかりません。あるものは高価過ぎ、あるものはボロ過ぎ。そして何とかそれなりのものを探し当てることができました。外観はマズマズ、レンズは綺麗、前後純正キャップ付き、しかも専用フード(HB-46)が付属しているものでした。大きさは標準のZoomレンズと比べると全長が4~5mm程小さいですが、直径は左程違いがありません。ですからレンズの大きさと言う点では小型軽量には感じません。しかし、レンズの枚数が多い割にはとても軽量なレンズです。
時々日差しの射す薄曇りの日和ですが、早速、AF-S DX NIKKOR 35mmF1.8Gを付けて、いつものルートを散歩に出掛けました。
我が家のシデコブシですが、残っている葉も僅かです。よく見るともう花芽が出来ておりました。
赤とオレンジが素敵です。
黄色とオレンジもいいですね。
「天高く馬肥ゆる秋」そのものですが、馬は久しく見掛けることはなくなりましたね。
陽を受けて、キラキラと輝く緑と赤のグラデが何とも言えません。
全てManualで撮っています。ISO感度は200で固定、絞りは2.5を使いました。
風もありましたし、手持ち撮影でもありましたので、シャッター速度は出来るだけ速くしました。
「AF-S DX NIKKOR 35mmF1.8G」はコントラストが比較的高く、弱点、欠点のないLensだと言われていますが、受光素子(CCD)の特性と相まって、素敵な画像を作り出します。作り出すというより、目で見た雰囲気を損なわずに写し出すという感じでしょうか。瑞々しさもありますが、どことなくノスタルジックな色合いでもあります。そして1m位から最短までの近接撮影が意外にも素晴らしいと思いました。軟らかく溶けるようなボケ具合がとても気に入りました。ザワツキや二線ボケも出ないようです。6群8枚という豪勢なLens群がいいのか、非球面Lensの効果なのか判りませんが、これは新しいLensの良さだと思います。
こうなると昔のLensも使ってみたくなるのが人情です。なにせ不変のNikon F Mountですから。
「NIKKOR-H Auto 50mmF2」や「Micro-NIKKOR-P Auto 55mmF3.5」、
「NIKKOR-H・C Auto 85mmF1.8」とか、あるいは
「NIKKOR-S.C Auto 55mmF1.2」など。
公園の池の中央付近にある太鼓橋、その向こうにイチョウの木(中央)があります。
この木の右側にあるのもイチョウの木です。木の太さから言って右側の方が太いのですが、実は数年前に強い剪定がなされました。とても立派な見応えのあるシンボリックなイチョウの木だったのですが、何故剪定をする必要があったのか私には解りません。ある日突然、枝は全て払われて幹もプッツリと切られて、ただの棒になっておりました。最近やっと木らしくなってきましたが、あんなに切っても枯れないのですからイチョウの木の生命力は大変なもの、ギンナン(銀杏)の効能も解るような気がします。
イチョウ(銀杏)です。明るい黄色が印象的でした。
これでもかという紅葉です。陽を受けて燃えるような赤が印象的でした。
小葉がナンテンに似、花がハギに似ていることからナンテンハギ(南天萩)だと思います。
公園に行く途中の道端に咲いておりました。この時期、紫の花は珍しいと思います。
Body D40x/Nikon
Lens AF-S DX NIKKOR 35mmF1.8G/Nikon
Mount Adapter 無し
Filter 無し
Hood HB-46/Nikon
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