Tokyo Walker

諸事探訪

秋さがし

2019年11月17日 23時06分49秒 | 旅行

 2019年11月17日、本当に雲一つない秋晴れ。窓の外のハナミズキも随分葉が落ちて残り少なくなってきた。あと数日のうちには無くなるものと思われる。

                       

SONY α7Ⅱ/NIKON NIKKOR 50mmF2

 

 薬師池の様子はどうだろうか。久々に秋さがしに出掛けてみた。今日は日曜日、何かのイベントだろうか、コスプレの若者があちこちで撮影会をやっている。自撮りもあれば、プロ仕様の撮影もやっている。空気は結構冷たいが、若者は今日も元気だ。まあ、それはともかく秋さがし。

 

 SONY α7Ⅱ/NIKON NIKKOR 50mmF2

  部分的に紅葉が進んでいる木々もあるが、大方は今一つ。そんな中でも青空を背景にして輝くような紅葉を撮ってみた。電子ファインダーで見ると明るすぎて調子がよく判らない。手持ちということもあってピントもよく解からなかったので目測で決めた。シャッターは1/500位で切れていると思う。

 帰ってから画像を見てみると、紅葉の発色が今一つ重く暗い。印象を忘れないうちに明るさを調整した。1/2~1/3絞りほどプラスの補正が良かったのかもしれないが、ファインダーでそれを確認するのは難しかった。

 いつもの撮影スポットも撮ってみた。

 

SONY α7Ⅱ/NIKON NIKKOR 50mmF2

 紅葉のピークはもう少し先になりそうだ。

 使い勝手が良くて、馴染んでいたMicro-NIKKOR 55mmF2.8が突然絞りの調子がおかしくなった。最初は絞りを調整してもシャッターも感度も変化しないので、カメラ本体の何某かの設定がおかしいのかと思ったが、ひょいとレンズを見てみたら、絞りリングを回しても羽根が動いてくれないではないか。レンズを振ってみると何やらカラカラ音がする。どうやら羽根の開閉を戻すためのバネが外れたか折れたのでは、と思われる。或いはバネを支える軸が取れたか等いろいろ考えられるが、とにかく修理必須ということになってしまった。それで、今度はNIKKOR 50mmF2を使うことにしたのだが、こちらも長年使用してきたもので、フォーカスリングのグリースが痩せてしまいリングを回すとカタカタと不快な感触がする。NIKKOR 50mmF1.4もあるが、こちらはフォーカスリングがすっかり重くなってしまっている。修理代を考えると恐ろしい。なかなか思うようにはいかないものだ。




ハナミズキ・晩秋

2019年11月01日 23時16分35秒 | 旅行

 2019年11月1日、秋も深まり平地の木々も随分葉を落とし始めた。北国では雪の知らせもチラホラ聞く。はや残り一か月で師走となるのがちょっと信じがたい。先月は台風、低気圧が接近し、何かと慌ただしい日が幾度かあって落ち着かなかったが、11月になって最初の日、穏やかな一日となった。空は雲一つなく、降り注ぐ日差しが懐かしいぐらいに暖かかった。微かに夏の匂いがした。



SONY α7Ⅱ/NIKON Micro-NIKKOR 55mmF2.8


 昨日未明、沖縄では首里城の火災があった。リアルタイムに崩れ落ちる建物が画面いっぱいに映し出された。この時代、何処にいても瞬時にその場の光景が見えてしまう。多くの人が呆然とその光景を見ていた。昨日まで、沖縄の小高い丘にさん然と輝きを放ち、悠久の時間を得たかのように見えた首里城は、数時間の後にそれが夢か幻であったかのように跡形もなく塵芥と化してしまった。260億円という復元整備予算もさることながら、30余年の歳月を考えると気が遠くなってしまう。それも、近年完成したばかりだという。人間の活動の虚しさが思い知らされる出来事だった。