秋も深まって来ましたが、公園の様子はどうかなぁと思い立ち、いつものようにカメラをぶら下げて行ってきました。先ず、途中の路の日当たりの良い土手に「ブタナ」が咲いておりました。植物図鑑などには開花時期は6月~9月と記されているのですが、この近辺では4月~11月まで咲いているようです。やはり温暖化の性でしょうか。花の蜜を取っているのは何だか「貝」の名前のようですが、「ベニシジミ」という蝶らしいです。まあ、人が勝手に付けた名前ですから蝶には何の非もありませんが。
公園内に入ると目を引くのは紫色の「オオアザミ(大薊)」です。日があまり当たらないところでも育つようで、鮮烈な紫色がとても印象的です。
別名:トネアザミ(利根薊)、山薊などともいうようです。
調べて分かったことですが、アザミはとても種類が多く、そのため判別も難しくなります。
近くには、より小柄な「ノアザミ(野薊)」も見掛けました。(違っているかもしれませんが)
こちらは「ツワブキ(石蕗)」のようです。
こちらは「ナンテンハギ(南天萩)」と言うようです。
葉は南天のようで、花は萩の花に似ているところから、このような名前になったらしいです。
まあ、名前は結構適当に付けられているようです。
別名もフタバハギ(双葉萩)、アズキナ(小豆菜)、タニワタシ(谷渡し)等と。
原産地は「東アジア」ですから、やはり外来種になりますかね。
前回撮った時は濃い緑色だったのですが、今回すっかり赤くなっているものを見掛けました。
「マムシグザ(蝮草)」の実です。随分赤くなるものですね。
最後に「カンツバキ(寒椿)」の登場です。
八重の比較的小さな花ですが、これから2月頃まで咲き続けます。多くの植物が葉を落とし、休眠する時期ですが、何とも健気なものです。茶道では「ワビスケ」とか「ウラクツバキ」が有名ですが、トンと縁がありません。
「イチョウ(銀杏」」は少し葉が黄色に染まっておりましたが、紅葉はまだ先のようです。
やはり温暖化の性でしょうか、全くその気配もありませんでした。
ここのところオリンパスの「ZUIKO Auto-Macro 50mmF3.5」を使っているのですが、小型軽量ですっかり手に馴染んでしまいました。光が直射だと白っぽくなってしまいますが、明るい曇天下ではとても軟らかく撮れるようです。発色も優しい色合いで悪くないと思います。被写体によっては、もう少しクドい(諄い)色合いの方がリアルな場合もありますが、花は優しい色合いの方が合っていると思います。もう少し気持ちメリハリの効いた色合いを出すのであればYASHICAが良いかもしれません。更にケバくするにはMinoltaが良いかもしれません。
Body α7Ⅱ/SONY
Lens ZUIKO Auto-Macro 50mmF3.5/Olympus
Mount Adapter OM-NEX Pro Adapter/K&F Concept
Filter φ49mm MC Protector NEO(B)/Kenko
Hood 無し