現在朝日新聞に連載されている てんでんこ
互いにちゃんと避難する。相互信頼の日常的な醸成の意味も含めて てんでんこ を題にした災害に関した記事
今週は「女たち」
女子部が主題としている女性の視点から避難所を考えようという内容。興味深い。
その位我慢しなさい。そんなこと言ってる場合じゃない。で片付けられる。
そこを掘り下げて考える。
いくつか文章を引用する
*支援物資の中にあったつけ爪を目の前で捨てられたという女の子は「こんな時にほしいと思う自分はわがままだ」と思う反面「自分が捨てられた」ように感じた。
すごくわかる・・泣けるほど。
男の子だってあると思う。ガンプラか?ルアーか?そんなもん全く必要ない!それにミンナにそんなの配れるわけもない。
だけど、ふっと見つけたきれいな貝殻みたいなもん。ポケットに入れて手で触ってるだけで、ちょっと気持ちが安らぐ
*女性への顔マッサージを「ぜいたくだ」と渋る男性リーダーがいた。やってみると女性たちがパーッと明るくなった。
男性は言った「母ちゃんのこんなうれしそうな顔は震災後初めて。何度でも来てください。」
洗濯をしても下着を干せない。化粧品ポーチみたいな袋が欲しい。ブラジャーのサイズがない。とか・・女性でないと中々共感できないことってある。
化粧ポーチ?!って男性は思うだろう・・・・でも必要なの・・・そぉいった小さな袋が・・・。なにかと便利なの。
同じように男性のそぉいったものもあるんだろうな
その要求がわがままなのか?贅沢なのか? 線引きが難しい
でも・・・そこにあるのは「安らぎ」 生きていく上でおにぎりよりある種重要なものかもしれない
誰かが避難所の生活に心を寄せて段ボールに忍ばせたつけ爪・・
季節はもうすっかり秋・・・
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