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サッカーについて語るときに私の語ること サッカー大好き ジャパンフットボールで一期一会 記事上ノくーろん者。

前橋育英、再び流経大柏に勝利し2度目の優勝

2025年01月14日 11時27分38秒 | 観戦記

第103回全国高校サッカー選手権大会 決勝戦
2025年01月13日 14:05
試合形式 90分 延長20分 PK方式
前橋育英(群馬) 1 - 1 流通経済大柏(千葉)
12分 亀田 歩夢(流経)
31分 柴野 快仁(前橋)
9 PK 8
国立競技場 晴 12.2℃ 58,347人

誰もが知る名門校同士がぶつかり合う決勝となった。

2017年大会で流経大柏を破り、初優勝した前橋育英は同じカードで2度目の優勝を狙った。
また、流経大柏は前橋育英へのリベンジと共に17大会ぶりの優勝に挑んだ。

序盤から前橋育英のスピーディーな寄せをかわしゴールに迫る流経大柏が攻勢を見せた。

前半12分、J2富山内定MF8亀田のゴールで流経大柏が先制した。

しかし、準決勝で負傷したJ1湘南内定のDF12松本を欠き前橋育英の速攻に脅かされるシーンも目立った。

そして前半31分、前橋育英MF11黒沢が流経大柏のペナルティエリア右外側からクロス。これを前橋育英MF13柴野がヘディングで合わせシュート。
このシュートが決まり試合が振出しに戻る。

アディショナルタイム1分も前半は1-1のまま終了。

迎えた後半もテクニックとフィジカルコンタクトで互角の争いをみせる両チームの拮抗した展開が続いた。

先に動いたのは前橋育英。
後半57分にMF7白井を投入し攻勢を強めた。
しかし、流経大柏の空中戦の強さ、冷静なパスカットにボールを繋げず。決定機を作れなかった。

試合を通してのシュート数は前橋育英の5本に対し流経大柏が10本と数字上でも前橋育英の決定機の少なさがうかがえた。
とくに前橋育英のシュート数は後半たった1本だった。

後半互いにスコアレスのまま終え前後半10分の延長戦に突入。

両チーム足が重く、プレイスピード、パスの精度が落ちる中相手ゴールに迫ったが得点は生まれず。

ついにPK戦に突入した。
両チーム8人目のキッカーである流経大柏の亀田と前橋育英の白井が外し、13人目を迎えた。
流経大柏の13人目、後半71分に途中出場した2年生FW18安藤が外してしまった。
前橋育英の13人目は、この日同点ゴールを決めた柴野。思い切り蹴ったシュートは見事に決まり、前橋育英7大会ぶり2度目の優勝を掴んだ。

代表、Jリーグでも容易ではない58,347人もの観客が訪れた注目度の高い試合は前橋育英の優勝で幕を閉じた。

この決勝で、高校生でもこれだけのテクニックとフィジカルを十分に備えたチーム同士の素晴らしい試合が観られると感じた。

報知グラフ 2025年1月号

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流経大柏、6大会ぶり3度目の決勝進出

2025年01月12日 21時07分48秒 | 観戦記

第103回全国高校サッカー選手権大会 準決勝
2025年01月11日 14:20
流通経済大柏(千葉) 1 - 0 東海大相模(神奈川)
42分 柚木 創(流経大柏)
国立競技場 晴 10.6℃ 37,933人

準決勝2試合目は、6大会ぶり5度目のベスト4進出を果たした流経大柏と、初出場でベスト4進出を成し遂げた東海大相模の1戦となった。

下馬評では激戦区の千葉代表であり、優勝経験のある流経大柏の優勢が予想されたが、この試合は逆に東海大相模の粘り強さが際立つ一戦となった。

互いのテクニック、プレイスピード、フィジカルコンタクトに大きな差は見られず拮抗した展開で試合が進んだ。

試合が動いたのは前半30分、東海大相模のDF5佐藤が負傷交代となった。佐藤は精度の高いロングスローを担っていたため東海大相模にとっては痛いアクシデントととなった。

スコアが動かないまま前半終了となるかと思われた前半42分。
ペナルティエリア内で東海大相模のFW11辻が流経大柏のMF7和田の頭付近へ足を蹴り上げてしまいファウルを取られPKをあたえてしまった。
流経大柏のU17日本代表候補MF10柚木がPKを決めて先制しリードを奪う。

その後も拮抗した展開が続き互いにゴールに迫ったが得点は生まれず。
シュートの本数では数字上、試合を通して流経大柏が12本、東海大相模が3本となったが試合内容は大きな差は感じさせない拮抗した展開に感じさせた。

試合は後半のアディショナルタイム3分まで流経大柏が1-0でリードしたまま終えた。
勝利した流経大柏は6大会ぶり3度目の決勝に進出。2007年大会以来2度目の優勝を狙う。

対戦相手は2017年大会の決勝、2014年大会の準決勝で敗れた前橋育英。
3度目の正直となる勝利で優勝を掴むことができるだろうか。

準決勝で敗退となった東海大相模だが、初出場ということを微塵も感じさせない高いレベルの試合を見せてくれた。

報知グラフ 2025年1月号

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前橋育英、逆転勝利で7大会ぶり4度目の決勝へ

2025年01月12日 21時06分25秒 | 観戦記

第103回全国高校サッカー選手権大会 準決勝
2025年01月11日 12:05
東福岡(福岡) 1 - 3 前橋育英(群馬)
11分 伊波 樹生(東福岡)
48分 佐藤 耕太(前橋育英)
54分 佐藤 耕太(前橋育英)
58分 白井 誠也(前橋育英)
国立競技場 晴 9.2℃ 31,037人

準決勝に進んだ東福岡は9大会ぶり6度目のベスト4進出、対する前橋育英は7大会ぶり7度目のベスト4進出となった。

強豪と呼ばれる両校だが、同時にベスト4に進出したのは98年大会以来2度目となる。
98年大会は、前橋育英に勝利した帝京に東福岡が勝利。
その結果、東福岡が優勝、前橋育英が3位となった。

プレーイングタイムが10分増え90分となる準決勝、優勝経験のある両校の激突に注目が高まっていた。

試合は序盤から攻勢を見せた東福岡が11分に伊波のゴールで先制。
前橋育英はパスミスが目立ち東福岡の守備を崩せず、前半はシュート0本となった。
東福岡も先制こそしたものの、前橋育英の守備に決定機を作れず追加点を奪えないまま前半を終えた。

先に動いたのは前橋育英。
ハーフタイムにMF7白井、MF13柴野を投入する。
後半に入ると前橋育英が主導権を掴みスピーディーなパスワークで東福岡を翻弄した。
後半、48分から58分の10分間にFW15佐藤と白井のゴールで追いつくどころか、2点差で東福岡を突き離した。

後半のシュート数は東福岡5、前橋育英6と互角のチャンスメイクだったが前橋育英が精度の高さを見せつける展開となった。

試合は1-3で終了。
前橋育英が7大会ぶり4度目の決勝進出を果たした。

決勝の相手は流経大柏。
決勝で対戦するのは前橋育英が優勝した2017大会以来となる。
また、2014大会では準決勝で対戦しており、その時も前橋育英がPK戦の末、流経大柏に勝利し決勝に進んだ。

果たして、今大会でも流経大柏に勝利し2度目の選手権優勝を果たすことができるだろうか。

報知グラフ 2025年1月号

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15大会ぶり出場の帝京 開幕戦勝利

2024年12月28日 22時45分50秒 | 観戦記

第103回全国高校サッカー選手権大会 1回戦
2024年12月28日 14:35
帝京(東京B) 2 - 1 京都橘(京都)
5分 ラビーニ 未蘭(帝京)
73分 桐原 惺琉(京都橘)
75分 宮本 周征(帝京)
国立競技場 曇 10.5℃ 18,052人

初戦、さらに開幕戦ということもあり互いに堅い入りとなった試合。

開始早々序盤攻勢を見せたのは2大会連続出場の京都橘。ロングパスから前線へスピーディーにボールを運び帝京ゴールに迫った。
しかし、前半5分先制したのは帝京。左こーなキックのチャンスをDFのラビーニ 未蘭が180cmの高さを活かしたヘディングシュートで京都橘からゴールを奪った。

その後も、互いにゴールへ迫るシーンが見られたが得点を決められなかった。帝京の1点リードのままアディショナルタイム1分を迎え前半を終えた。

後半、拮抗した展開が続くも互いにゴールを奪えないまま時間が経過していった。
73分試合が動く。
京都橘が左コーナーキックのチャンスでMF執行がショートコーナーを選択し、左にいたMF河村へパス。MF河村は中央へクロスボールを送った。ペナルティエリア中央で受けたMF桐原がヘディングシュートでボールを帝京ゴールを突き刺し同点に追いついた。

このまま京都橘の攻勢が続くかと思われたが、わずか2分後、帝京が後半に入ったFW宮本のゴールで再び京都橘を突き放した。
アディショナルタイム3分も帝京がリードを守り切り勝利を掴んだ。

15大会ぶり35度目の出場を果たした帝京。
98年度以来となる決勝へ進み国立に帰還することができるだろうか。

帝京は次戦、
12/31(火)14:10
Uvance とどろきスタジアム by Fujitsu
にて
金沢学院付vs鹿児島城西の勝者と3回戦進出を争う。


開幕式後のアナウンスで、開幕戦のキックオフを15時と誤って伝えていたが全く訂正がなかった。

報知グラフ 2025年1月号

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松井大輔引退試合 -Le dernier dribble-

2024年12月17日 12時52分31秒 | 観戦記

松井大輔引退試合 -Le dernier dribble-
MATSUI FRIENDS 6(前半2-5・後半4ー7)12 JAPAN DREAMS

得点者
前半
9分 MATSUI FRIENDS 松井大輔
18分 MATSUI FRIENDS 松井大輔
21分 JAPAN DREAMS 大久保嘉人
33分 JAPAN DREAMS 小野伸二
40分 JAPAN DREAMS 本田圭佑
44分 MATSUI FRIENDS  松井大輔
46分 JAPAN DREAMS 本田圭佑

後半
12分 JAPAN DREAMS 佐藤寿人
13分 MATSUI FRIENDS 矢部浩之
21分 MATSUI FRIENDS 矢部浩之
33分 JAPAN DREAMS 松井大輔
35分 JAPAN DREAMS 松井大輔
35分 MATSUI DREAMS 皇治
37分 MATSUI DREAMS 吉田沙保里
40分 JAPAN DREAMS 松井大輔
42分 JAPAN DREAMS 香川真司
44分 JAPAN DREAMS 松井大輔
48分 JAPAN DREAMS 駒野友一
2024年12月15日(日)14時
ニッパツ三ツ沢球技場 10,363名

●YOKOHAMA FC FRIENDS

監督 岩政 大樹
GK1 山本 海人
DF24 酒井 高徳
DF19 伊野波 雅彦
DF6 中田 浩二
DF6 太田 宏介
MF23 福西 崇史
MF27 橋本 英郎
MF27 中山 克広
MF22 松井 大輔
FW8 柿谷 曜一朗
FW11 三浦 知良

substitute
DF3 田中 隼磨
DF3 茂庭 照幸
FW7 西岡 剛
MF7 佐藤 勇人
MF8 森﨑 和幸
FW9 城 彰二
FW10 矢部 浩之
MF10 内田 智也
ALA13 礒貝 飛那大
FW13 皇治
FW13 瀬沼 優司
FW14 土井レミイ杏利
MF14 岩本 輝雄
MF14 中里 崇宏     
FW16 吉田 沙保里     
GK18 南 雄太     
FW20 白濱 亜嵐     
ALA21 浅野 蓮     
MF22 フルカウント千葉     
FW24 EXIT りんたろー。     
FW24 内川 聖一     
DF33 川﨑 裕大     
MF33 山瀬 功治     
FW37 松尾 佑介     
FW39 パンサー尾形貴弘     
FW73 GAKU-MC     
FW134 HAN-KUN     
FW710 ナオトインティライミ

〇JAPAN DREAMS
監督 山本 昌邦
GK1 西川 周作
DF6 内田 篤人
DF22 中澤 佑二
DF22 吉田 麻也
DF15 今野 泰幸
MF10 香川 真司
MF7 遠藤 保仁
MF44 小野 伸二
MF13 大久保 嘉人
FW33 乾 貴士
FW4 本田 圭佑

substitute
DF2 坪井 慶介
DF3 駒野 友一
DF4 那須 大亮
MF7 森﨑 浩司
MF8 松井 大輔
FW11 玉田 圭司
FW11 佐藤 寿人
MF13 鈴木 啓太
FW14 田中 達也
MF14 中村 憲剛
FW18 前田 遼一
MF18 石川 直宏
GK33 林 彰洋

https://yokohamafc.com/special-daisukematsui/

https://abema.app/Tsy5

2月20日にSNSで引退を発表を行ってから10ヵ月。ついに行われた引退試合。
まず観客を沸かしたのが松井の親友、今井翼の登場だった。

そして、試合の中では「98年W杯アジア最終予選」初戦のカザフスタン戦を彷彿とさせる城とカズのボールセット、「2010W杯デンマーク戦」の劇的FKを思い起こさせる本田と遠藤が並ぶフリーキック、そしてラストは吉田沙保里による香川へのタックルで生まれたPKから「2010年W杯決勝トーナメント初戦のパラグアイ戦」でのシーンが蘇る駒野のFKで締めるなどエンターテイメントあふれる引退試合となった。

また試合前にはナオトインティライミ、ハーフタイムにはGAKU-MC、湘南乃風のHAN-KUNが楽曲を披露するなど松井大輔の引退試合を盛大に盛り上げた。

【密着】松井大輔引退試合-Le dernier dribble-~STARSEEDS SPECIAL MATCH~

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サムライブルー全勝ならず OGで痛み分けの引き分け

2024年10月16日 10時22分35秒 | 観戦記

FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)
2024年10月15日 19:38

日本代表 1 - 1 オーストラリア代表
58分 オウンゴール(オーストラリア)
76分 オウンゴール(日本)
埼玉スタジアム2002 58,730人 晴れ / 23.7℃

日本は前半に谷口のオウンゴールで失点、オーストラリアは後半、キャメロン・バージェスのオウンゴールにより失点。
両チームいずれもDFによるオウンゴールでの失点により痛み分けの引き分けとなった。

サウジアラビア遠征の影響か、前半から連携やパスの精度の低さや動きに重さを感じさせた日本。

試合を通しシュート数で10対1という攻勢を見せたものの、後半にメンバーが入れ替わっても想定通りの結果を生み出せなかった。

逆にアウェイのオーストラリアは、前半からスタミナの消費を抑えたコンパクトな守備に徹し日本の攻撃を凌ぎ、後半もリズムを落とさなかった。

オーストラリアにとって現状、格上と言える日本からアウェイで得た勝ち点1の大きさは本選出場への大きな自信となったことだろう。

事故渋滞による2時間のバス移動によって18時46分にスタジアム到着、直後にウォーミングアップをこなしたとはとても思えない成果だった。

引き分けに終わった日本だが、勝点10で単独首位は保たれている。
下位の2位から4位は勝点5で並び熾烈な戦いとなっているが、日本のW杯出場はほぼ確定しているだろう。

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サムライブルー、最終予選過去最多7得点で3大会ぶり初戦白星発進

2024年09月09日 11時01分06秒 | 観戦記

FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)
2024年9月5日 19:41KO
日本 7 - 0 中国 
2 前半 0
5 後半 0
12分 遠藤 航
45+2分 三笘 薫
52分 南野 拓実
58分 南野 拓実
77分 伊東 純也
87分 前田 大然
90+5分 久保 建英
埼玉スタジアム2002 52,398人 19:41 晴れ / 27.1℃

主審や第4審判員の通信機器トラブルによりキックオフが6分遅延したものの
日本史上最多となる7得点、失点0で3大会ぶりに初戦を制した日本。
最高の出来と言える初戦だった。

しかし、あまりにも簡単すぎた試合にスタメンからフルメンバーで臨む理由がどこまであったのだろうか。
もちろん、ほぼ勝つ可能性はあるといえ油断はできないのが最終予選だが、現状のトップチームで戦う必要はなかった。
限られた試合数でチーム力を積むのは大事だが、今回の中国代表のように日本の強豪大学に見劣りするレベルでは意味がない。
怪我人を出さなかったことが何より幸いと言えた。

そもそも、ワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会ではアジアの出場枠が増えるため、日本が出場を逃すことはほぼない。
本大会での結果だけが求められる状況だ。

アジア予選では代表経験の少ない選手、またはオリンピックメンバーを積極的に起用し、出場を決めてから本選に向けたチーム作りに専念してほしい。

また、いろいろな意見もあるが平日の試合は国立開催を願う。

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日本、1点を守り切り北朝鮮に辛勝

2024年03月22日 21時20分00秒 | 観戦記

FIFAワールドカップ26アジア2次予選 兼 AFCアジアカップサウジアラビア2027予選
グループB 第3節
2024年03月21日 19:20
日本 1 - 0 朝鮮民主主義人民共和国
2分 田中 碧
国立競技場 59,354人 晴/7.6℃

日本は前半2分に田中のゴールで先制。
その後も、味方との距離間が広い北朝鮮に対し、日本はスペースを突くスピーディーなパスワークで決定機を作り北朝鮮ゴールを脅かした。

しかし、日本は前半にシュート数10対0と圧倒的な攻勢を見せたが追加点を奪えず、わずか1点のリードで前半を終えた。

迎えた後半、北朝鮮はディフェンスラインを押し上げ、縦の距離間をコンパクトに保った。
ボールを持った日本の選手に対し数人でアプローチを行いボールを奪取すると、ショートパスでボールを回し日本ゴールに迫った。

北朝鮮のボール保持率が上がりシュートチャンスが増え日本ゴールを脅かすシーンが増えた。

後半はシュート数5対5と互角の数字ながら北朝鮮が攻勢を見せる展開となったが、日本の必死の守備に北朝鮮はゴールを奪えなかった。

アディショナルタイム4分もスコアは動かず1-0で日本が勝利した。
この結果、日本が3戦全勝でグループBの首位を保った。


FIFAワールドカップ2026アジア2次予選
グループB
順 国名 試 勝 分 敗 得 失 差 点
1 日本  3 3 0 0 11 0 11 9
2 シリア 3 1 1 1 2  6 -4 4
3 北朝鮮 3 1 0 2 6  3  3 3
4 ミャンマー 3  0 1 2 2 12 -10 1


折り返し初戦となる26日アウェイ北朝鮮戦は22日、開催地未定の末、前代未聞の中止が発表された。
日本での開催打診もあったが不可能と判断されたため。

【日本代表】前代未聞の解散!26日北朝鮮戦中止!FIFAが没収判断なら不戦勝で最終予選進出
https://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/202403220001554.html

 

【ハイライト】日本代表vs朝鮮民主主義人民共和国代表|2024 3.21 国立競技場 FIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップ サウジアラビア2027予選

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なでしこジャパン 北朝鮮を破り6度目のオリンピック出場決定

2024年02月29日 11時45分58秒 | 観戦記

パリオリンピック2024 女子サッカー アジア最終予選
2024年2月28日 18:30
日本女子代表 2 vs 1 朝鮮民主主義人民共和国女子代表
26分 高橋 はな
77分 藤野 あおば
81分 キム・ヒェヨン
国立競技場 20,777人 晴/9.1℃


中立国サウジアラビアで行われた第一戦は、日本が北朝鮮の猛攻を耐える展開で0-0の引き分けで終えた。
そのため、奇しくも20年前と同じ国立でシンプルに勝者がパリオリンピック出場となる負けられない試合となった。

日本は前回の最終予選(16年リオ五輪 最終予選敗退:東京はホストのため予選なし)のメンバー、熊谷と山下がスタメンに入った。

互いにショートパスを繋ぎ前線へボールを運ぶスタイルで試合が進んだ。
両チームともに中央でパスを奪い合い相手ゴールに迫ったが得点を奪えず、拮抗した展開が続いた。

試合が動いたは前半24分、北朝鮮側の中央付近やや左で日本のフリーキックのチャンス。
清水のフリーキックはペナルティエリア中央にいた熊谷が左のアウトサイドへヘディング。これを上野がヘディングで中央へ折り返した。このボールを中央にいた田中が合わせヘディングシュートを放つもGKのパク・ジュミに右手で弾かれた。
ボールはクロスバーに弾かれて前に落ちた。これを詰めていた高橋が左足で押し込み先制点を奪った。

前半44分に北朝鮮チェ・クムオクのヒールシュートがあわやゴールというシーンもあったが、これはGK山下がラインぎりぎりで書き出し難を逃れた。

アディショナルタイム1分も試合は動かず。
前半は1-0で終了し日本の1点リードで後半を迎えた。

後半、追いつきたい北朝鮮は積極的にボールを奪い縦に継ごうとしたが、日本の堅いディフェンスに阻まれ決定機を作れなかった。
先に動いたのは日本。池田監督は後半17分に上野に代え清家を投入した。
北朝鮮は後半20分に一度に3枚のカードを切り前線のメンバーを入れ替えた。

試合が動いたのは後半30分、中央の長野からパスを受けた清水が縦に仕掛け、北朝鮮のペナルティエリア右側からクロス。
これをペナルティエリアの中央にいた藤野が合わせてヘディングシュート。ボールはゴール左に突き刺さり追加点を奪った。

2-0とした日本だったが後半35分、北朝鮮のキム・ヒェヨンにゴールを奪われ1点差に迫られてしまった。

その後、北朝鮮の猛攻が続いたがゴールを奪えず、5分のアディショナルタイムに入ると日本は前線でボールをキープし時間を使った。
試合は2-1で終了。

敗れた北朝鮮は3大会ぶり3度目のオリンピック出場とはならなかった。

日本は2大会連続6度目のオリンピック出場を決めた。
20年前、旧国立で北朝鮮を破り出場したオリンピックで8位となり、その後4位、準優勝と力をつけていった。
パリでも8位以上の結果を出し、今後の架け橋となってほしい。

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青森山田、2年ぶり4度目の選手権優勝

2024年01月08日 22時24分34秒 | 観戦記

第102回全国高校サッカー選手権大会 決勝
2024年01月月08日 14:05
青森山田(青森)3 - 1 近江(滋賀)
33分 福島 健太(青森)
47分 山本 諒(近江)
60分 米谷 壮史(青森)
70分 オウンゴール(青森)
国立競技場 晴 9.5℃ 55,019人

2年ぶり4度目、そして正木監督就任後初優勝を狙った青森山田と、3回目の出場で初優勝を目指した近江の決勝戦は試合巧者の青森に軍配が上がった。

序盤、スピーディーなショートパスを繋いで青森ゴールに迫った近江に対し守勢に回っていた青森だったが、時間が経つにつれロングパスを活かした攻撃で近江ゴールを脅かした。

試合が動いたのは33分、青森山田の杉本がペナルティエリア右手前からペナルティエリア内中央の福島へパス。福島はボールを胸トラップで落としてシュート。これが決まり青森山田が先制した。
ここから青森山田が一気に畳み掛けるかと思われたが、集中力を失わなかった近江が冷静な対応で青森山田の決定機を防いだ。

前半は1-0で青森山田の1点リードのまま終わった。

先に動いたのは近江。
近江の前田監督はハーフタイムに1トップの小山 真尋に代え山本 諒を投入した。

そして後半2分、近江にチャンスが訪れた。
近江の浅井が中央をドリブルで持ち込み青森山田のペナルティエリアに進入した金山にパス。金山はゴール右手前まで持ち込み逆サイドへパス。これを出場わずか2分の山本が蹴り込みゴール。試合を振り出しに戻した。


後半開始早々に得点した近江が勢いを保つかに思われたが、青森山田の堅い守備を崩せず拮抗した時間が続いた。
近江は時間の経過とともに数人で相手選手へ寄せる戦術があだとなり動きが鈍り始めた。
次第に近江の選手間にスペースが生まれ青森山田の選手たちに裏を取られるようになった。

後半15分、近江のディフェンスラインを抜け出した青森山田の米谷にゴールを決められると、70分にも近江はオウンゴールで失点し2点差とされてしまった。

近江はその後も青森山田の攻勢を受ける形となり、決定的なシーンを作れないまま試合終了。
後半はシュート数8対1と青森山田が主導権を握る展開となった。

この結果、3-1の勝利で青森山田が2年ぶり4度目の選手権優勝を成し遂げた。

【決勝】第102回全国高校サッカー選手権大会 青森山田vs近江

【大エンディング】BE:FIRST『Glorious』 第102回全国高校サッカー選手権大会

BE:FIRST 『Glorious』 ~国立競技場 決勝LIVE~ |第102回全国高校サッカー選手権大会応援歌

報知グラフ 2024年 01 月号 [雑誌]

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