第101回全国高校サッカー選手権大会 3回戦
2023年01月02日 12:05
日大藤沢(神奈川) 1 - 1 神村学園(鹿児島)
51分 森重 陽介(日大藤沢 19)
55分 大川 翔(神村学園 3)
PK 3 - 5(神村学園 先 14○ 12○ 13○ 20○ 10○,日大藤沢 6× 4○ 7○ 19○)
等々力陸上競技場 10,476人 13.3℃ 晴
この日注目されていた上村学園の福田 師王(ブンデス ボルシアMG内定)、大迫 塁(J1セレッソ大阪内定)はチームの柱として奮闘していたが試合を動かすほどの活躍を見せることはなかった。
前半を互いにスコアレスドローで終えて迎えた後半。
51分、日大藤沢の左コーナーキックのチャンス。日大藤沢の森重(J2清水内定)が身長198センチを活かしたヘディングシュートを決め先制した。神奈川県内のスタジアムということもありホームスタジアムと化した等々力競技場では大歓声が響いた。
しかし、わずか4分後に神村学園が得点を決め試合を振り出しに戻した。
80分のランニングタイムを終えてアディショナルタイムに入っても互いに得点を決めることはできずPK戦へ突入。
先攻の神村学園は全員得点を決めたが、後攻となった日大藤沢の1番手野澤のシュートが神村学園のGK広川に阻まれゴールならず。日大藤沢は5人目のキッカーが蹴ることなく敗退が決まった。
前半のシュート数こそ日大藤沢が3、神村学園が4と拮抗していたが後半は4対11と神村学園が日大藤沢のゴールに迫っていたことがうかがえる。しかし得点はわずか1でPK戦にまで至った。
この試合、先に書いたように福田、大迫の脅威を感じさせるシーンが見られなかったこと、また対戦相手の日大藤沢が4人の交代を行っていたが、神村学園はハーフタイムに1人代えたのみ。準々決勝を見据えたプランなのかわからないが余裕のあった試合ではなかっただけに疑問が残る采配だった。
神村学園は1月4日14時10分より
等々力競技場で青森山田とベスト4を賭けて戦う。