キリンチャレンジカップ2013
2013年9月10日(火)19:20
日産スタジアム 6万4525人
日本 3 - 1 ガーナ
アチェアンポング(前半24分)
香川真司(後半5分)
遠藤保仁(後半19分)
本田圭佑(後半27分)
結果こそ1点ビハインドから3得点での逆転勝利と華々しい。しかし内容は散々なものだった。
前半はパスミスやポジションニングのミスが目立つ。また再三のシュートチャンスも、シュートが枠に飛ばず。逆にガーナにカウンターから先制点を与えてしまう。
1点ビハインドで迎えた後半は香川のドリブルシュート、右隅を狙った遠藤の鋭いシュート、本田のヘディングシュートで立て続けに3得点を取り返し最終的に勝利することはできた。
しかしFIFAランク上位のガーナ(ガーナ24位、日本37位)を相手といっても来日した登録メンバーは主要メンバーを欠いた17人のみ。さらにアフリカからの移動でモチベーションも低い相手にホームでフルメンバーで相対した日本は前半何もできなかったという事実は未だ迷走を続けていることを感じさせた。
果たして後半GKとFW工藤以外の6人のメンバーを使ったザックに何か見えたものはあるのだろうか。このままだと結局本番では本田1トップ復活もありそうだ。
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ボアテング(シャルケ)、エシエン(チェルシー)、アサモア(ユベントス)、ムバラク(エスパニョール)、バドゥ(ウディネーゼ)、アイェウ(マルセイユ)など欧州主要クラブで活躍中の6人に加え、南アフリカW杯でも3得点決め活躍したエースFWギャン(アル・アイン)を含めた計9人は来日せず。
守備陣にはジョナサン・メンサーらレギュラーメンバーが揃ったものの、攻撃陣で6日のW杯アフリカ2次予選ザンビア戦にスタメン出場したのはFWワリスのみ。日本代表にとって課題の守備力を試す絶好の相手とされていたが、期待を裏切られる来日メンバーとなってしまった。