わたしのあしあと - 2nd half -

私の人生の後半戦の記録です。突然降りかかった病気をキッカケに、与えられた私の残りの人生を楽しんで過ごしたい!

[GIST] 昨夏の身辺整理

2020年08月09日 | 闘病家族
GISTで胃を全摘出してから3年が経過した父。
手術後1年目は腸閉塞で、2年目は栄養失調で、夏に入院しました。
今年はどうか?
と思っていましたが、かなり調子がよく、心配なさそうです。

GISTの薬を止めたのが半年ちょっと前。
2年半弱飲み続けたのですが、副作用に苦しんで、昨秋に止めることにしました。
以降、食欲もわき、気力も出て、電動自転車を乗り回しています。

昨年の夏のことを思い返すと、とても信じられないくらいの快調ぶり!

そういえば、、、
歩けなくて車椅子を購入。
そのための車を買いなおそうとディーラーに相談したり。
愛車の原チャリを手放すことにしたり。
家族に遺言のようなことを言ったり。
我が家の目下の問題である区画整理が終わって引き渡される元自宅の跡地をどうするかについて、自分の思いを伝えたり。
親戚にも自分の状況を連絡していました。

きっと、父なりの身辺整理だったかもしれません。
それくらい苦しかったのだ思います。

薬の副作用ってすごい大変なんだなぁ・・・と痛感しました。
それから解放された今。
今を存分に、父なりに楽しんでいる模様。
よかったな・・・と思います。

[GIST] 薬を止めてから体重10キロ増加

2020年06月11日 | 闘病家族
3年前にGISTで胃を全摘した父の話です。

薬の副作用に苦しみ、食べられないしフラフラだと。
もう生きる気力さえないように見受けられました。
暑かった昨夏、もう歩けない・・・と車椅子まで購入したほどです。

その後、主治医と相談して、2年半弱飲んでいた薬を止めました。

それから半年ほど経つでしょうか。
食欲旺盛で、10キロ太りました。
お腹もぽっこり。
Mサイズの服がちょうどよかったのに、またLサイズに戻っています。

この体重増加は肥満とか別の疾患を心配させるほどです。
というのも、食事は普通。
プラス、日中や夜中にパンやお菓子をこっそり食べているのです!!!

夜、ふと部屋の電気がついているので何をしているのか覗くと、、、
カップにココアを入れておやつを食べていました。
毎晩のことだそうです。

家族に
「食べ過ぎじゃないの???」
とさんざん言われて、最近は控えるようにしているみたいですが、あの昨夏の衰弱ぶりは何だったのか???

調子がいいのは悪いことではないので、これから始まる熱暑に向けて、体力がついたと思うようにします。。。

[GIST] 定期検診で病院に行ったら···

2020年04月13日 | 闘病家族
父のGIST。
3ヶ月に1度ください定期検診の日。

新型コロナウイルスで、混雑しているところに行くのは誰だって憂うつ。。。
「あぁ、感染したらどうしよう···」
と、前日に付き添う母が不安がっていました。

検診の日の夜。
病院がどうだったか聞いてみたく、電話しました。
すると、
「いつもよりも全然人がいないの。」
とのこと。
待合所の席は、特に距離をおくこともなく、人が少ないから必然的に密になっていなかったそうです。

私、思いました。
普段、ちょっとしたことで心配だから···と、大きな病院に行く人が、新型コロナを心配して、外出を控えているのだろうな、、、と。
不要不急の通院しないと、病院はこうも空くものなんだろうなぁ···。

大きな病院ゆえに、ウイルス感染を心配する人や保健所の指示で来る方はいるはず。
そのために外にテントがあったそうです。
感染疑いのある人は、まずそこで受け付けるのでしょう。

オンライン診療も始められています。
ただこれができる人は、PCがある程度使える人。
お年寄りは直接外来受診する方が多いでしょう。
それでも、緊急事態下だと、病院に来る人が減る...

待ち時間なく、必要な検査をとっとと済ませて帰宅できたことに、ほっとしていた母でした。

[GIST] 2020年を迎えて

2020年01月08日 | 闘病家族
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
今年も家族揃った新年を迎えることができました。



暦通りに休んでいたので、年末年始は私自身はほとんど実家にいました。
そこで気づいた父の様子を書こうと思います。

電動自転車を購入して以降、どこかしらに毎日出かけていると母から聞いていました。
年末年始も変わらずどこかに出かけていました。
それまでは、原付バイクを使っていたのですが、昨夏の体調不良でそのバイクを手放しました。
車椅子をいつの間にか購入するくらい衰えてたのに、、、
薬の副作用の影響の大きさに、改めて驚かされます。

元気いっぱいに出かけた後の様子がいつも食事中の居眠りにつながります。
ゆっくり噛んで食べるため、食事に時間がかかります。
そのうち、食べながら居眠りを始めるのです。
ほんの5分くらいなのですが、箸が止まって、こっくりこっくり・・・
目覚めると、改めて食べ始める。

この居眠りの傾向は、認知症の一部なのかもしれません。
まだ認知症の診断などは受けたことはありませんが、もしかしたらその傾向があるのかもなぁ・・・と思っています。

そうなると、一緒に暮らす母の負担が増えるよなぁ・・・と、今後のことを考えました。
母は昨年足にヒビが入って松葉づえ生活を強いられたことがある以外は、一応健康でなんでもこなしています。
とはいえ、負担は体力的というより精神的負担がもっと大きくなるはず。
すごく心配・・・

この2020年はどんな1年になるのか?
まったく予想も想像もできません。
ただただ平穏に過ぎていってほしいと願うばかりです。


[GIST] 鼻歌を歌いながら

2019年12月08日 | 闘病家族
胃を全摘して以降、2年間飲んでいた薬を止めた父。
止めてから2か月ほど経ったかな。
様子を見ていると、とっても快適そうです。

昨日、ふと台所を見たら、鼻歌を歌いながら自分の飲み物を作っている父の姿がありました。
鼻歌を聞いたのなんて何年ぶりかしら!

腫瘍を摘出した後の治療はいろいろとあると思います。
その副作用ってこんなにしんどいものなのか・・・と改めて実感。

たしかに、抗がん剤治療をされている方が髪の毛が抜けたり痛みが伴ったりという話は耳にします。
父の場合は投薬だけでしたが、その薬がとても副作用が強く出ていたのだなぁ・・・と今にして思います。

楽になった父は、夜な夜な散歩に出かけて、遠出に備えた歩く練習をしています。