この前の3連休。
久しぶりに家族5人が揃いました。
ファミレスに食事に出かけ、お子様用のハンバーグを注文。
それをしっかり食べていた父。
この調子ならば、来月ロボットの手術をしても、すぐに退院して戻ってくるだろうな・・・
なんて思っていました。
翌朝。
「調子が悪い。お腹が痛い。。。」
と、起きてきません。
暑いので、熱中症が気になってお茶を運んだのですが、
「いらない。飲めない。」
と言い、飲まず食わず。
そして、午前9時頃に
「救急車呼んでもらうかも・・・」
と言い始めました。
こちらは慌てて出かけられる準備。
そして入院の可能性もあるので、最低限の入院用の物を袋に入れて待機。
昼過ぎ。
「もう少し横になってる。」
せめて水分だけでも摂ってほしいのに、飲みたくないと言って一切口にしない。
「もう救急車呼んだほうがいいんじゃない?」
と言っても、
「もう少し様子見てみる」
そうして夕方になってしまいました。
休日ということもあって、病院に行っても簡単な措置しかしてもらえません。
だけど、痛いと言ってるし、朝から何も口にしていないから、せめて点滴だけでも打てば、少しは楽になるんじゃないか・・・と家族は思っていました。
結局、救急車も呼ぶことなく、夜になりました。
夜はなんとか具なしのスープを飲んでました。
その食卓でひとこと。
「そろそろみんなとお別れの時がきたのかな・・・」
とボソっとこぼす父。
本人、そして家族も、一応それなりの覚悟。
そして翌日。
父からのLINEが入りました。
「あ~れ不思議。回復したよ!」
なるメッセージが!!!
もー!
あんなに心配した昨日が無駄になった気分。。。
一度大きな病になると、痛み苦しみがやってくるたびに、死期を覚えるのだと思います。
特に年齢も後期高齢者の部類に入るわけですし。
ただ、心臓がある程度強いと、なかなか最期がこないという現実もいくつかみてきています。
だからすぐにどうのこうの・・・はないと思うのですが、父が苦しむたびに、
"あぁ最期かなぁ・・・"
と感じて、覚悟するのは、人としての条件反射なのでしょうか。。。