東浦和駅から徒歩3~4分(緑区大字大牧)の所に
知る人ぞ知る、歴史上のお寺、天台宗清泰寺がある。
このお寺は平安時代初期、慈覚大師、円仁によって
開かれたと伝えられる古い寺である。
見沼田んぼの入口にあり静寂の中ひっそりと佇んでいる。
ここには武田信玄の娘であり、穴山梅雪(武田の武将)の妻
見性院の霊廟がある。
見院性は梅雪の死後、徳川家康の知遇を得て
この地、大牧村を采地として与えられていた。
元和八年(1622年)没して清泰寺に葬られた
見院性が養育した二代将軍秀忠の子、幸松丸
(後の会津23万石の城主、保科肥後守正之)は
三代将軍家光を補佐し幕政で活躍した
会津藩の始祖、保科正之の養母、見院性を偲び慕って
毎年、会津若松市の市長がかかさず墓参りに来ているという
歴史に興味ある方は是非一度
足を運んでみてはどうでしょうか?