5階武蔵野ギャラリーでは、特集「武蔵野を愛した柳田国男と角川源義」展が開催されていた。
このギャラリーの一角に
「武蔵野坐令和神社(むさしのにますうるわしき やまとのみやしろ)」の
コーナーがある。
後ほど第2弾のアップをしてみますが、
このところざわサクラタウンは久し振りに感心してしまう発想の一大施設だと思うが、
特にスミダマンとしてはこの令和の時代に新たに開かれた神社、
そしてその作り、コンセプトに一番刺激を受けた。
神社とは古来からこうやって生まれ、今に続いている。
こういうの有りなんだと素直に納得したと同時に意表を突かれる感じだった。
4階のエディットアンドアートギャラリー(?)では
俵万智展「たったひとつの「いいね」」
-サラダ記念日から未来のサイズまで-も行われていた。
当然ここに表現されている言葉、言霊は、
俵万智さん流の素晴らしい、素敵なものが並んでいるのでしょうが、
もう1つはその空間造形の美しさにも酔いしれてしまうものがあるのを感じてしまった。
とにかく居心地がよい場であった。
青空の気持ち良い天気の中、中央広場ではSTRIDERと称した
子供向けの自転車イベントが楽しそうに行われていた。
このイベントの背景には竹林のセットがコンクリートの空間に
自然のアクセントをつけ、とてもお洒落に見えた。
この広場に颯爽と現れたコスプレマン。
ここでは全く違和感がなく、オー!カッコイイと素直に思えてしまう。
引っ張っている2つのものは何だ? うんこ!だ!!
武蔵野坐令和神社(むさしのにますうるわしき やまとのみやしろ)。
この武蔵野の地に出雲の神スサノオと
伊勢の神アマテラスをお招きした時、
これを寿き、鳳と凰の霊鳥が天より飛来してこの地で舞い踊った。
この鳳凰を守りとなし、癒しの神、産びの神、コンテンツの神々を合わせ、
それを言霊の大神としてこの令和神社におまつりもうしあげることは、
まことにまことに意義深きことなのである。
夢枕獏 縁起の話
これは本当にすごいことが話されている。
出雲の神と伊勢の神が一緒。
コンテンツの神とは、やまとの国=日本で誕生する
ハイカルチャーからポップカルチャーまで、
学術(アカデミック)から娯楽(エンタテイメント)まで、
すべてのコンテンツに宿る神威を尊称して「言霊大神」。
やはり本当にすごい!!
「発見と連想」がコンセプトのKADOKAWA直営の体験型書店「ダ・ヴィンチストア」。
グッズ販売やイベントスペースでの催事も展開している。
書店の大きな壁空間に描かれたこの絵(イラスト)、なにかグッとくるな。
すごくいいなー。