我が家のお好み焼といったらすっかり広島風が定番となってしまいました。
キャベツをはじめ野菜の甘みと焼けた生地のおいしさ、
ソースの濃厚さとが渾然一体となって口の中で広がる。
しかも食後があっさりしていて胃がもたれないのがのがその理由かも。
いつ付の新聞記事だか忘れたが、この年季が入っている記事のレシピと
それに大宮の「やき屋おたふく」(2011-11-25付、番外編~その5~参照)の
作り方を参考に完成したのがこのレシピです。
(具材)
キャベツ、長ネギ、もやし、豚バラ肉、桜えび(今回は香り付けで使ってみた)、
天かす、とろろ昆布、かつお節、青のり、紅しょうが、卵、焼そば麺、
お好み焼の粉、オタフクソース、マヨネーズ、塩
キャベツの千切り、長ネギの小口切り、もやし
豚バラ肉と釜あげ桜えび
焼そば(オタフクソース付)
オタフクの天かす。
できれば天婦羅屋さんやかそば屋さんの天かす(揚げ玉)の方が香りと味がずっと良い。
とろろ昆布に紅しょうが、かつお節に青のりが必要。
お好み焼の粉(オタフク製)を水と氷で溶かし鉄板の上に薄くのばして敷く。
クレープといった感じで。
今回はスミダマンが生地作りをしてなかったのでちょっと厚み、ムラができてしまった。
生地が厚すぎると食感が粉っぽくなる。
薄く均等にのばすのがポイントだが、これには技がいる。
生地が焼けてきたらかつお節、そしてキャベツをたっぷりのせる。
次に長ネギ。
そしてもやし。
野菜3点をのせたら塩を少々ふり味を調える。
野菜を返す前に豚バラ肉を軽く焼いておく。
野菜3点の上に天かす、とろろ昆布、豚バラ肉をのせる。
以上を返し野菜から出る水蒸気で具を蒸し焼きにするのがおいしさの秘訣。
次に焼きそばをお好み焼の生地ソースをつなぎにして焼く。
ここでソースをかけてソース焼そば風にするところもある。
焼そばの上に具材をのせる。
卵を割り黄身を割ってのばす。
のばした卵の上に具材本体を乗せ返して完成です。
完成したお好み焼の上に好みで青のり、紅しょうがをのせ、
お好み焼ソースとマヨネーズをかけて好みの味に調える。
これはいつ食べても本当に旨い食べ物ですネー。
ところで広島風の特徴は薄く焼いた生地の上にキャベツやもやし、麺、卵などを重ねて焼くことで、
混ぜて焼く一般的なお好み焼とはちょっと違う。
今のスタイルができたのは昭和30年代といわれている。