スミダマンのほのぼの奮戦記

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桜エビとトウモロコシのご飯 ~その33~

2022-05-30 06:03:48 | 料理

春の旬の食材、桜エビとトウモロコシと新玉ねぎが

まるごと香ばしくハーモニーを奏でる炊き込みご飯。

もう待ちきれなくて、フライングとは知りながら作ってしまいました。

このレシピは読売新聞の夕刊「おいしい」に連載されているシリーズで、

今回は日本料理「神楽坂 石かわ」の店主・石川秀樹さんによるもの。

当店は最高の旬食材を活かしつつ創意のある日本料理店で

2009年から連続でミシュランガイド三ツ星を獲得している超有名店だ。

桜エビといったら静岡・駿河湾の釜揚げ桜エビが有名だ。

先ほど待ちきれなくてと書いたが、その時はまだ解禁になっていなかったかもしれない。

買ったのは台湾産だ。

これを炒めることによって香ばしさが出て、ヒゲが縮れて口当たりも良くなる。

新玉ねぎは、さいの目に切る。

新玉ねぎは甘みが強く、みずみずしい味わいで食感も違う。

まさに旬野菜を感じる食材だ。

今回も生トウモロコシはまだ店に出回っておらず、

仕方なしというか楽なのでホールトウモロコシを使用。

本来は生のトウモロコシをかつらむきの要領で芯から粒を切り取るのがプロの味だ。

この桜エビ、トウモロコシ、新玉ねぎを

熱したフライパンにサラダ油を少々ひき、サッと炒める。

20分ほど浸水させ水気を切った米を土鍋に入れる。

昆布とカツオだし、薄口しょうゆに具材の桜エビ、トウモロコシ、新玉ねぎを加えて火にかける。

土鍋で炊く時は火加減が大事。

石川さん曰く「これさえ間違えなければ簡単においしく出来上がります。」

最初は火を最大にする。

吹いてきたらごく弱火にする。

「消えない程度の弱火。

不安になって中火に近い弱火にしてはいけません。」

弱火に落とし8分したら火を止めて蒸す。

炊き上がったらショウガの絞り汁と三つ葉を加え

米粒を潰さないよう手際よく混ぜる。

ふんわりと茶碗に盛って「桜エビとトウモロコシのご飯」が完成でーす。

淡い彩りも美しく、いかにも春が来たという感じ。

桜エビのほのかな香りがなんともいえない。

トウモロコシと新玉ねぎの甘さがそこに加わり、旬をまるごと味わえるごちそうです。

(材料 2人分)

米190g、桜エビ(釜揚げ)30g、新玉ねぎ20g、トウモロコシ60g、

だし170cc、三つ葉、ショウガの絞り汁・適量   以上

 

 


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