イワシと夏野菜の黒酢あんの完成アップ。
なかなかインスタ映えする料理です。
お味の方は自己採点で85点にしました。
このレシピも読売新聞夕刊「おいしい」の記事です。
カリッと揚げたイワシと夏野菜に、さっぱりとした黒酢あんを絡めた食欲をそそる一品です。
(材料=3~4人分)
イワシ3匹、アスパラガス4本、新たまねぎ1/2個、ズッキーニ1/2本、だし汁50cc、
黒酢40cc、純米酢小さじ2、砂糖40g、実サンショウ(水煮)大さじ2
このレシピの紹介者は日本料理店「赤坂おぎ乃」主人の荻原聡士さん。
荻野さんの父は俳優で画家の片岡鶴太郎さん。
京都の「吉兆嵐山本店」で修業を始め、8年後に帰京し、「銀座小十」奥田透氏のもとで5年修業。
姉妹店の「銀座奥田」で料理長を2年半務め、
2020年3月にカウンター席で調理の様子が間近で見られる店を開いた。
ズッキーニは厚さ1cmの輪切りにする。
アスパラは根元の硬い部分を切り落とす。
下半分はピーラーで皮をむき4等分にする。
新たまねぎは5等分のくし形切りにし、半分に切る。
イワシは3枚おろしにし、小麦粉適量をまぶす。
そしてイワシを揚げ、油を切る。
揚げるとうまみが閉じ込められ、細かい骨まで食べられる。
なお、梅雨の時期にとれるイワシは「入梅イワシ」と呼ばれ、脂がよくのっている。
油を180度に熱して野菜を1種類ずつ素揚げをする。
ズッキーニは断面がほんのり色づくくらいが目安。
アスパラは数十秒。
新たまねぎは透き通るくらい。
今度は黒酢あん作り。
小鍋にだし汁、黒酢、純米酢、砂糖、実サンショウ、
しょうゆ大さじ2杯強、みりん同1/2を入れて、火にかける。
沸いたら弱火にして片栗粉と水各大さじ1で作った水溶き片栗粉を少しずつ加えながら混ぜ、
とろみがついたら弱火にする。
とろみはイワシなどにしっかり絡むよう少し固めに仕上げる。
黒酢あんが完成した小鍋の中に順次野菜3種を入れ、あんにからめる。
この時、黒酢あんの一部を他に移し最後の仕上げ用に分けておく。
揚げたイワシとズッキーニ、アスパラ、新たまねぎに黒酢あんを絡めて
最後に仕上げの黒酢あんを全体的にかけて完成です。
どうですか?
とっても美味しそうでしょう。
できたてを口に運ぶと、イワシの風味とあんの軽やかな酸味がよいバランスで、
野菜の食感がアクセントになり、実サンショウの風味が鼻に抜け、元気の源になりそう。