田島大牧線(通称 日の出通り)太田窪工区の事業説明会が行なわれ、
近隣住民として出席して来た。さいたま市では平成20年度に道路整備計画を策定し
市内幹線道路の整備を計画的に進めているが、田島大牧線は
さいたま市を東西に結ぶ幹線道路で大変重要な道路として
位置付けられている。それはさいたま市の南側では道場三室線が唯一であり
他の東西道路は、現状小間切れ状態である為だ。路線概要は工事延長約780m
(現在使用中の浦和区前地3丁目~産業道路太田窪(北)交差点の区間)
幅員は25m。片側2車線分離帯付き、自転車歩行者道は4mある。
用地買収補償調査は平成22年4月からスタートし、現在80%超の用地買収率である。
平成27年度の施工箇所は赤の点線部分(北側)。平成28年度は青の
点線部分(北側)が始まる予定だ。工事内容はまず雨水貯留施設と
地盤改良工事。将来は電線共同溝ができ、電柱が無くなる。
最終的な工事完成予定は平成32年度。まだあと5年もかかる。
東京オリンピックの翌年だ。
さいたま市の都市計画道路整備は他の大都市に比べ非常に遅れている。
整備率は、計画に対して50%の374㎞。政令指定都市の中ではビリだそうだ。
現在の雨水貯水槽と地盤改良工事光景。この工事が完成すると
中央分離帯ができる為、右折ができない道が多く生まれ、生活道路としては
かえって不便になってしまう。当社にとってはこの道路整備は
正直良い様な、悪い様な所がある。