おそうざい BAR 蔵
浦和区仲町1-3-4 大森ビル
TEL 048-822-0837
定休日 無休
浦和コルソの一本裏の道。裏門通り焼とり「力」の角を左にまがってちょっと行った所。
店名通り、蔵造りの隠れ家的居酒屋さんで開店して13年目になる。
店は1階2階にあり全部で56席。1階のカウンター席8席、
テーブル席は4人用2テーブル。そして2階は全てテーブル席40席。
店内の雰囲気は薄暗い照明で田舎の民家風の渋いつくりがとても落ち着かせる。
この社長は中学の後輩で秋田料理の割烹「喜むら」
(2015-8-31付ブログ参照)で修行したとか。ここの店長は
愛知県出身で埼玉大学卒業の36歳。
飲食店勤務とはいえ、浦和エリアの店をものすごく知っている。
グルメ話に話が弾んで、後日、ランチを伴にする約束をした。
そして「スミダマンのほのぼの奮闘記」にやたら興味を示した。
定番メニューのほか、新作メニューも開拓している。どの
メニューもはずれがなく、ものすごく旨いわりに安い。
「蔵」さんには幾度も来たが、新ためてしみじみ味わってみて、
浦和エリア最高レベルの居酒屋の一つだと思った。本当に良い店だ。
冬季限定蔵名物料理濃厚「水炊き」1800円。
大山鶏を8時間煮込んで使用。この鶏肉とスープと野菜の
ハーモニーがこの水炊きの神髄だ。そして今年はまってしまった「雑炊」。
味付けは藻塩か福寿しょうゆ(秋田産)で。
お通しがすごい。クリームシチューだ。もっともらしい視点で
見ればお通しがその店の姿勢を伝えて来る様な気がする。
極上鯖の〆と生炙り。500円。鯖を炙ると香ばしく全く違く味に変わる。
これも(炙り料理)今年の小さな発見の1つだ。
鮪のガーリックステーキ480円。他に鮪づくしとして鮪の竜田揚げ450円と
骨付き鮪の甘っから煮がある。
偶々、誤がってオーダーしたが結果大当たりの厚揚げ。
蔵さんは素材に拘っており絹豆腐ではダメ。木綿豆腐でないと
外がカリカリ内フワフワにはならないとの事。
舞たけの天ぷら450円。ボリュームだっぷりだ。
糠漬のおしんこ色々盛り合せ 500円。盛り方がしっかりしていて美しい。
追加でオーダーしたボンジリ。もうこのころはイイ気持ちに
なっていてブログ取材の意識が無くなっていた。
ここの醤油はケンミンショーで紹介された。秋田県浅利佐助商店の
福寿醤油を使っている。これはかなりの拘り、さすが秋田料理の
喜むら」で修業した社長の店だけのことはある。