決してインスタ映えはしないが大好きな鯛めしに惹かれて、
しかも宇和島風というインパクトに惹かれてすぐトライしてみた。
ここで夕刊読売新聞で掲載している「おいしい」の担当料理家が一年経過して一斉に変わった。
その中の1人が料理界のサラブレッド栗原心平氏だ。
このレシピをスタートにその後、数点レシピを氏は発表しているが意外性のあるものばかり。
共通しているのは家庭料理でイメージとはかなり違っていた。
栗原心平氏は父親が今や亡き元タレント・キャスターの栗原玪児氏、
母親はテレビ雑誌等で活躍している料理研究家の栗原はるみさんの長男で
テレビ東京の料理番組「男子ごはん」にTOKIOの国分太一と一緒に
2012年からレギュラー出演している。
氏曰く「日本ほど食材の旬が変化する国は他にない。
家庭で取り入れやすい旬を生かした料理を紹介していきたいですね」
材料 2~3人分
米2合、鯛(刺身用さく)200g、カツオ節30g、卵2~3個、刻みのり・青ネギ適量
鍋に水1Lを熱し、沸騰したら火を弱め、カツオ節を入れ、ごく弱火で1分煮出す。
火を止めてそのままおき、室温になったらざるでこす。
和食の原点カツオだし汁をセオリー通りに本格的に作ったのは本当に久し振りだ。
今までは顆粒だしで手抜きをしていた。
鯛は千葉県産の刺身用天然(227g1,128円)をアトレ魚力で購入。
鯛は厚さ5~7mmのそぎ切りにする。
バットにしょうゆ大さじ3、みりん同2を入れて混ぜ、鯛を加えて5分ほど漬ける。
小鍋にカツオだし200cc、しょうゆ、みりん各大さじ1、酒同2を入れ、強めの中火にかける。
沸いたら火を止め、容器に移し、氷を入れたボウルに容器を浸してしっかり冷ます。
卵は小さい器に割り入れて溶く。
卵に前述のみりんだしを好みの量を加えて混ぜる。
これが薬味の刻みのりと小口切りした青ネギ。
ざっくり盛ったご飯にみりんしょうゆに漬けた鯛をのせる。
その前に卵だし汁をご飯にかけておく。
これで宇和島風鯛めしの完成でーす。
あっ、うっかりしました。
ご飯はしょうゆ、酒各大さじ1、みりん同2、塩小さじ1/2を合わせ
カツオだしを適量に加えて炊き込んだのが栗原流。
氏曰く「ひと手間加えるとより豊かな味わいになります」。
これは道場六三郎のレシピを作ってきて本当にそう思いました。
ご飯はカツオだしの自然な風味がよく、ぜいたくな卵かけごはんのようで、
濃いめに味付けされた刺身はまろやかな卵やご飯の甘みとよく合い、
箸が止まらなくなるおいしさだ。
朝、早くから有難うございます。
貴兄よりは若輩者の拙いブログですが、笑ってやっていただけたら幸甚です。