うなぎ・甘露煮 せしも
栃木市藤岡町石川315-2
TEL 0282-67-2551(完全予約制)
定休日 毎週火曜日・月曜日午後
(2019-12-03付ブログ せしも 参照)
武蔵野銀行の会から以前ブログアップした栃木市にあるうなぎ・甘露煮の老舗「せしも」さんの品物が送られてきた。
今年は本当に特殊な年で予定されていた行事がことごとく中止になり、その代わりこの会で寄って
大変好評だった「せしも」さんのものを選んでくれたのだろう。
因みに「せしも」さんは先祖代々四代続いている歴史ある名店だ。
せしもの鰻は静岡県大井町の共水鰻を100%使用している。
因みに栃木県ではここだけだそうで浦和では「浜名」さんが使っている。
この共水鰻は自噴する南アルプスの伏流水をふんだんに使用し、味に透明感のある鰻が育つという。
又、エサには最高級のスケソウダラの魚粉をはじめ、ふりかけになっても不思議でないほど
人が食べても美味しい最高の素材が使われている。池は人工的に作った4種類の水を
定期的にローテーションさせ鰻に四季を感じさせ、それによって養殖鰻にもかかわらず
天然の鰻に近い風味と高い栄養価があり甘い脂が特色となっている。
それは、2倍の生育期間をかけストレスのない伝統の風味とゆっくり育て上げることで通常の鰻の4倍もの
栄養価につながり別名「美肌鰻」「幻の鰻」といわれている。
昨年11月にお伺いした時に出されたお芋がとても美味しく、皆に大好評を博したので
今回それが送られてきた。甘くねっとりしてやわらかいお芋「THE 紅はるか」がそれだ。
一般的にさつまいもの収穫は9月から11月上旬。収穫後からゆっくりと甘さとやわらかさが増し、
味に深みが生まれる。食べ方の通り今回してみたが、やはりお店でいただいたのが最高であった。
鰻以外に牡蛎と鮒の佃煮、甘露煮も送ってきた。これまた絶品だ!
せしもさんのこだわりは半端でない。甘露煮とは煮魚料理の一種で飴煮ともいわれている。
主に淡水魚を生のままか素焼きした後、醤油やみりんに多めの砂糖や水飴を
加えた汁で照りが出るように煮る。それが甘露煮の作り方だそうだ。
最後にこれが伝統の風味と滋養の王様「せしも」さんの包装紙だ。
当店は全て完全予約制なのでちょっと遠いが一度出来たての日本一旨いと言われている鰻の蒲焼を食べてみたいものだ。