(宇野港→宮津港)
岡山後楽園の見学を終えいよいよ今回の目的「芸術と建築」の視察の地、
香川県直島に向かって、岡山県玉野市にある宇野港に来た。
宇野港といえば本州と四国を結ぶ本四架橋が完成する前、
ここから四国高松港への宇髙連絡船はメインのアクセスルートであった。
港にはご覧の様に春、夏、秋開催された「瀬戸内国際芸術祭2022」のブルーののぼりが多くはためいていた。
このポスターが瀬戸内国際芸術祭2022の1枚。
他に数種類のポスターを見たが、そのモチーフ、モデルは各島で生活している男女高齢者の皆様。
皆普段しないようなサングラスをかけポーズを決めている。
これが逆にとても新鮮でカッコイイ。
(秋は9月29日(木)~11月6日(日)まで開催)
さわやかな天気の中、のんびりと直島宮浦港へのフェリーを待つ。
この便の始発は6:10、最終は20:25で一日13便出ている。
尚みに運賃は大人300円とかなり安い。
いよいよ15:30発のフェリー船「なおしま」が宇野港に着岸。
このフェリーには幾台の建設用車輛が乗っていた。
いかにも生活感あふれる船と実感した。
このフェリーは四国汽船(株)が運営している。
船内の乗客エリアの平面図はこんな感じ。
特別凝った所は見当たらなかったが、たまに乗る船はワクワク感がある。
こちらが船室の風景。
壁にはちょっとした心使いでクレオンで画かれた3枚の人物画が飾られていた。
これだけで船内の雰囲気は随分変わるものだ。
穏やかな瀬戸内海を出港。
瀬戸内海は小さな島が多いと新ためて思った。
遠くに見える街は香川県の県庁所在地高松市。
こう見ると本州と四国は本当に近い。
いよいよ今日一晩お世話になる直島が近くに見えてきた。
船のガラス越しに撮ったのでちょっとボヤケてしまった。
行手の右側には昭和63年に全線開通した
瀬戸大橋の勇姿がボンヤリと見えた。
いよいよ直島宮浦港に近づいてきて着岸態勢に入る。
所要時間は約15分から20分とアットいう間に到着だ。
まずは車輛から上陸。
終ったら人がフェリー内を歩いて上陸。
のんびりした光景でこの辺から時の流れがゆったりとしてきた。
わずかな時間お世話に成ったフェリー「なおしま」。
船の船腹に描かれた赤い玉が草間彌生的でとてもかわいらしい。
宮浦港に近づくにつれ、直島のシンボルアート草間彌生の代表作「赤かぼちゃ」が
旅人の心のテンション高めてくれる。
上陸をして日が沈む海を見みる仲間のシルエットと延びた足の影はポエムですネー。
こちらは香川県の地図。
一番上の赤いポッチリの丸が直島です。
この島の地図は直島と周辺の小島。
さらに東に行くとやはり芸術を売りにしている豊島(としま)がある。
豊島へは直島(本村)から豊島フェリーで約20分だ。
(宮浦港→高松港)
すこし先走って直島の高尚な研修を終えて又、フェリーに乗り次の目的地
高松港へ。因みに直島宮浦港から高松港までは所要時間約50分、運賃520円の船の旅だ。
四国4県の中心都市、高松港に近づいて来た。
2枚目の一番高いビルは四国一番の高層ビル。
そして3枚目の真ん中のビルが2日目にお世話になったJRホテルクレメント高松だ。