スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

シュエダゴォン・パゴダ

2019-12-27 06:42:53 | 旅 ~海外

ヤンゴン北部にあるミャンマー仏教の総本山がこのシュエダゴォン・パゴダだ。

釈迦および釈迦以前にこの世に現れた3人の菩薩の遺体の一部が納められていると

信じられていることから重要な聖地とされていて

ここを全てじっくり見るには1日はかかると言われている。

当パゴダの配置案内図。

東西南北の門から入り、エレベーター、エスカレーターで昇った上部にパゴダはある。

そしてそこには60余りの仏塔や廟が林立する空間が拡がっている。

ここにはお隣の国の敬虔なタイ人仏教徒がお礼参りに多く来るという。

それだけヤンゴンのパゴダは信仰深い人々の聖地となっているのだろう。

お釈迦さまにゆかりのある木は仏教の三大聖木と言われ、

無憂樹と沙羅双樹とこの菩提樹を指す。

特に菩提樹はお釈迦さまお悟りの木で、苦行により衰弱した体を尼蓮禅河の流れで清め、

村の娘スジャータから供養を受け元気を回復し、

ブッダガヤで悟りを開かれた時に座った木だ。

北門から入っていくとそこにはきらびやかな霊廟、パゴダ、仏塔が目の前に迫ってきた。

ここはスーレー・パゴダなどと違って規模、スケール、存在感など圧倒するものがある。

廟の壁には2枚の大きなお釈迦さまの絵が。

そして仏像も白い肌に金の衣をまとってアピール度がすごい。

天井の細工も立派だ。

これが中心にある黄金の塔で高さ約100m。

建物全体に金箔が施され、上部には6,000を超える宝石が装飾に使われている。

なかでもダイヤやルビーは信者による寄進されたものもある。

シュエダゴォン・パゴダは伝説によると約2,500年前に建てられたとされているが、

考古学の研究によると6~10世紀の間に建立されたと考えられる。

又、地震によって幾度も破壊されており、

現在の仏塔の原型は15世紀頃成立したと考えられている。

ここを満喫する3つのポイントとは、まず近代的エスカレーターに裸足で乗る。

日本ではなかなか味わえない体験だ。

次にスーレー・パゴダのブログで記した八曜日のお参り。

そして最後に感動の夜景スポット。

必見の美しさだそうだ。

今回は日中の参拝で残念ながら夜景体験はできなかった。

ミャンマーに来ていくつかの心打つ光景の一つに仏様に対して向かう敬虔な姿だ。

この姿は文化の違いとはいえ、日本では見ることができない。

パゴダを巡りながらいくつか目に止まった仏の化身を撮ってみた。

どれもが歴史のある寺院なのに真新しく鮮やかな姿で迎えてくれる。

このことも日本との仏教文化の違いを感じる。

当寺院で唯一見た涅槃仏像と大中小の多くの仏像。

涅槃像の光背にもLEDが光っていた。

メインのパゴダを囲んで東西南北4つある大きな堂のうち1つのBuddha Image。

ここの前では多くの信者が祈りを捧げていた。

この建物は他の塔とちがって赤味を帯びた建物で異彩を放っていた。

スーレー・パゴダのブログに詳細をアップしましたが、

ミャンマーで伝統的な暦・八曜日があり占いとして使われている。

私の誕生曜日は金曜なのでモグラを中心に撮ってみた。

各守護動物の社には生誕曜日の同じ人々が熱心にお参りをしていた。

又々一風変わった仏塔が出現。

よく見ると壁面にお釈迦さまの物語が描かれた絵がはめ込まれた塔だ。

この寺院の規模がいかに大きいかを俯瞰する二枚だ。

これで全体の各々四分の一しか写っていない。

新旧の鐘。

特に古い鐘は歴史的に重要な文化財らしい。

広い寺院内を一周して気に成った人をパチリ。

一番上の写真は老人僧なのかゆっくり歩いている姿にオーラを感じた。

二枚目は大勢の人が居る中で真剣に祈っている姿が感銘的ですらあった。

最後はロンジーを腰に巻いて歩いている外国人女性が一人異彩を放っていた。


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