一年前も、たくさんの人に見送られて、
ガボンに旅立った。
自分がアフリカに行くことで、
精一杯だったから、
一人でニュージーランドに旅立つすみれの気持ちまで、
考える余裕はなかった。
あの時、笑顔で「がんばるね」って言ったすみれは、
涙も見せずに笑顔で旅立った。
本当は、泣きたかったはずなのに。
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今回は一年前と違って、
ガボンに帰る私たちがすみれに見送ってもらった。
長崎に残していくのは気がかりではあったが、
「できると信じる気持ちが、
子供の可能性を伸ばす。」
と自分が今まで人に言ってきたことを、
反対に自分に言い聞かせる。
“言うは易し、行うは難し”で、
口では偉そうに言っても、
実際自分がそうできているかと言うと
胸を張ってそうだとは言えない。
だからこそ、人に言えば言うほど、
自分にハッパかけているみたいだと思う。
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まだまだできていない自分だからこそ、
周りのみんなと一緒に
成長できるのではないかと思う。
悲しみも、
寂しさも、
すべて味わっていいんだと、
この一年で学んだ。
正しい正しくないではなく、
ただそこに考え方の違いがあったのだと、
認め合うこと。
その大切さも学んだ。
昨日の夜も、
今日の朝も、
お別れの時も、
二人で抱き合ったら、涙が出た。
子供の頃、泣き虫だった私は、
人前ではもちろん、一人でも泣くことは少なくなった。
泣いたら、負け!!
と思ってきた。
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でも、この一年は、本当によく涙を流した。
悲しみで心がぎゅーっとなっている時には、
涙が出ない。
その反対にホット緩んで、
温かいものが流れ込んできたとき、
心が解き放たれたように、
涙が溢れてくる。
そして、そのあとはなんだかスッキリして、
冷たくなっていたハートに
ぽっと暖かな火が灯る。
娘も小さな頃から、
主人に“泣くな”と言われながら育った。
だから、辛いと言って泣くことはなかった。
いつも悲しみや辛さを我慢して、
「がんばるね。」
って、笑顔で言う。
今回もそう。
「がんばれなくてもいいんだよ〜。
それでも、あなたが好きだから。」
そう言って抱きしめたら、
「本当は、すごく寂しいんだよ。」
って、オイオイ泣いた。
大人だって、泣いていい。
22歳だって、51歳だって、
悲しかったら、泣いていい。
しっかり泣いたら、また、前を向いて歩けばいい。
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止まない雨はないから。
空にはきっと虹が出るから。
そんなことを考えながら
飛行機の窓から
流れる雲を見ていたら、
「虹だね」
と主人が言った。
「えっ、どこに?」
と驚いたが、時計を指差して
「今、2時だね。」
ああ、そういう意味か……。
でも、一瞬心が通じ合っているのかとびっくりした。
これもシンクロニシティなのかな。
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もう、心配はしていない。
長崎においていくけど、彼女は一人じゃないから。
私達の代わりに大事にしてくれる人が
たくさんできたから。
「辛かったら、泣いていいんだよ。」
と言ってくれる人を
たくさん見つけたから。
家族って、増やせるんだね。
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小雨の長崎を発ち、
本降りの東京に着く。
でも、熱い雲の上には、
ちゃんと青空が広がっていることを、
私は知っている。
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☘️6月7日(木)☘️
K120 黄色い太陽・白い鏡・音3
信念を必ず貫き通す「黄色い太陽」
ありのままを受け止める「白い鏡」
人と人を結びつける天性の才能を持つ「音3」
宇宙と自分の関係に気づく日。
私がいるからこの世界が存在するのか?
それとも世界があるから私が存在するのか?
あなたと宇宙は相互依存で成り立っている。
K117〜K120
変化に身を任せよう。
時の動きに従い、臨機応変に対応しよう。
目的を持って、希望を語ろう。
何があっても8割うまくいく。
ガボンに旅立った。
自分がアフリカに行くことで、
精一杯だったから、
一人でニュージーランドに旅立つすみれの気持ちまで、
考える余裕はなかった。
あの時、笑顔で「がんばるね」って言ったすみれは、
涙も見せずに笑顔で旅立った。
本当は、泣きたかったはずなのに。
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今回は一年前と違って、
ガボンに帰る私たちがすみれに見送ってもらった。
長崎に残していくのは気がかりではあったが、
「できると信じる気持ちが、
子供の可能性を伸ばす。」
と自分が今まで人に言ってきたことを、
反対に自分に言い聞かせる。
“言うは易し、行うは難し”で、
口では偉そうに言っても、
実際自分がそうできているかと言うと
胸を張ってそうだとは言えない。
だからこそ、人に言えば言うほど、
自分にハッパかけているみたいだと思う。
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まだまだできていない自分だからこそ、
周りのみんなと一緒に
成長できるのではないかと思う。
悲しみも、
寂しさも、
すべて味わっていいんだと、
この一年で学んだ。
正しい正しくないではなく、
ただそこに考え方の違いがあったのだと、
認め合うこと。
その大切さも学んだ。
昨日の夜も、
今日の朝も、
お別れの時も、
二人で抱き合ったら、涙が出た。
子供の頃、泣き虫だった私は、
人前ではもちろん、一人でも泣くことは少なくなった。
泣いたら、負け!!
と思ってきた。
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でも、この一年は、本当によく涙を流した。
悲しみで心がぎゅーっとなっている時には、
涙が出ない。
その反対にホット緩んで、
温かいものが流れ込んできたとき、
心が解き放たれたように、
涙が溢れてくる。
そして、そのあとはなんだかスッキリして、
冷たくなっていたハートに
ぽっと暖かな火が灯る。
娘も小さな頃から、
主人に“泣くな”と言われながら育った。
だから、辛いと言って泣くことはなかった。
いつも悲しみや辛さを我慢して、
「がんばるね。」
って、笑顔で言う。
今回もそう。
「がんばれなくてもいいんだよ〜。
それでも、あなたが好きだから。」
そう言って抱きしめたら、
「本当は、すごく寂しいんだよ。」
って、オイオイ泣いた。
大人だって、泣いていい。
22歳だって、51歳だって、
悲しかったら、泣いていい。
しっかり泣いたら、また、前を向いて歩けばいい。
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止まない雨はないから。
空にはきっと虹が出るから。
そんなことを考えながら
飛行機の窓から
流れる雲を見ていたら、
「虹だね」
と主人が言った。
「えっ、どこに?」
と驚いたが、時計を指差して
「今、2時だね。」
ああ、そういう意味か……。
でも、一瞬心が通じ合っているのかとびっくりした。
これもシンクロニシティなのかな。
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もう、心配はしていない。
長崎においていくけど、彼女は一人じゃないから。
私達の代わりに大事にしてくれる人が
たくさんできたから。
「辛かったら、泣いていいんだよ。」
と言ってくれる人を
たくさん見つけたから。
家族って、増やせるんだね。
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小雨の長崎を発ち、
本降りの東京に着く。
でも、熱い雲の上には、
ちゃんと青空が広がっていることを、
私は知っている。
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☘️6月7日(木)☘️
K120 黄色い太陽・白い鏡・音3
信念を必ず貫き通す「黄色い太陽」
ありのままを受け止める「白い鏡」
人と人を結びつける天性の才能を持つ「音3」
宇宙と自分の関係に気づく日。
私がいるからこの世界が存在するのか?
それとも世界があるから私が存在するのか?
あなたと宇宙は相互依存で成り立っている。
K117〜K120
変化に身を任せよう。
時の動きに従い、臨機応変に対応しよう。
目的を持って、希望を語ろう。
何があっても8割うまくいく。
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