今日は女性団体の後援会の小集会に参加した。ゴミ問題を中心に国政のはなしをした。女性の話題の多さに感心した。女性のおしゃべりのチカラが政治を変えるのではないかと思う。
新婦人市政報告会
1、 とんでもないゴミ袋値上げの考えを示した。
① 45㍑を15円から60円、30㍑を12円から40円に、20㍑を8円から26円へと3倍から4倍に値上げしようとしている。また現在無料で回収しているビン・カン・ペットボトルは指定袋にして一枚15円で販売するとしています。来年の早い時期にから実施する考えです。
② 最大の根拠は98年に無料から指定袋15円に有料化して「一定の減量効果」があったので、「より減量効果」が期待できる水準にゴミ袋料金を見直すというものです。
③ しかしこの最大の根拠にしているのは事実ではありません。確かに家庭ごみは2万トン減りましたが、一方で自分で処分場に持っていく、いわゆる自己搬入ごみが2万トン増えて総量で減っていません。市の人口が減り続けているのにその後もゴミは増え続けており、有料化で減らす、値上げで減らすとした根拠は崩れています。
④ 横浜市や名古屋市では有料化することなくゴミを減らしています。人口350万の横浜市は10分別15品目の分別収集を行い、現在3割の減量化に成功しています。分別を進めるには市の努力と市民の協力が不可欠です。
⑤ また市は「ゴミ処理費用が200円かかる」とし、「ゴミを一袋出す市民と2袋出す市民との間に不公平感がある」といっています。しかし、年金生活者の方や家族が多い家庭など、収入の少ない市民などにも一律の負担がかかり、逆に不公平ではないでしょうか。
⑥ 現在15円のゴミ袋大で9億の売上が在りますが、ゴミ処理には使われていません。町内の防犯灯の補助に約1億円、古新聞の回収に対する町内会補助に約7000万円。こういった基金事業に5億円が使われています。さらに一般会計に8千万程繰り入れられています。
⑦ 平成15年度のゴミ処理経費161億のうち償却処理費用は77億円です。値上げ後の見込み予算では97億円に約20億円に跳ね上がっています。主な増加分は新門司で新しく建設しているハイテク処分場・新新門司工場の建設費などです。
⑧ 220億かけて建設される新新門司工場はガス化溶融炉といって大量のコークスを使い超高温でゴミを燃やすものです。大量の二酸化炭素もだし、環境への影響も心配されています。処理能力も現在の新門司工場の一日600トンをしのぐ、一日720トン規模です。ゴミを減らすならば必要ないものです。大規模なゴミ処理場建設はゴミ減量化に反し、新新門司工場を請け負う新日鉄が儲かるだけです。市民の税金を古紙の回収や、きめ細かな分別などリサイクル推進のために使うべきです。
新婦人市政報告会
1、 とんでもないゴミ袋値上げの考えを示した。
① 45㍑を15円から60円、30㍑を12円から40円に、20㍑を8円から26円へと3倍から4倍に値上げしようとしている。また現在無料で回収しているビン・カン・ペットボトルは指定袋にして一枚15円で販売するとしています。来年の早い時期にから実施する考えです。
② 最大の根拠は98年に無料から指定袋15円に有料化して「一定の減量効果」があったので、「より減量効果」が期待できる水準にゴミ袋料金を見直すというものです。
③ しかしこの最大の根拠にしているのは事実ではありません。確かに家庭ごみは2万トン減りましたが、一方で自分で処分場に持っていく、いわゆる自己搬入ごみが2万トン増えて総量で減っていません。市の人口が減り続けているのにその後もゴミは増え続けており、有料化で減らす、値上げで減らすとした根拠は崩れています。
④ 横浜市や名古屋市では有料化することなくゴミを減らしています。人口350万の横浜市は10分別15品目の分別収集を行い、現在3割の減量化に成功しています。分別を進めるには市の努力と市民の協力が不可欠です。
⑤ また市は「ゴミ処理費用が200円かかる」とし、「ゴミを一袋出す市民と2袋出す市民との間に不公平感がある」といっています。しかし、年金生活者の方や家族が多い家庭など、収入の少ない市民などにも一律の負担がかかり、逆に不公平ではないでしょうか。
⑥ 現在15円のゴミ袋大で9億の売上が在りますが、ゴミ処理には使われていません。町内の防犯灯の補助に約1億円、古新聞の回収に対する町内会補助に約7000万円。こういった基金事業に5億円が使われています。さらに一般会計に8千万程繰り入れられています。
⑦ 平成15年度のゴミ処理経費161億のうち償却処理費用は77億円です。値上げ後の見込み予算では97億円に約20億円に跳ね上がっています。主な増加分は新門司で新しく建設しているハイテク処分場・新新門司工場の建設費などです。
⑧ 220億かけて建設される新新門司工場はガス化溶融炉といって大量のコークスを使い超高温でゴミを燃やすものです。大量の二酸化炭素もだし、環境への影響も心配されています。処理能力も現在の新門司工場の一日600トンをしのぐ、一日720トン規模です。ゴミを減らすならば必要ないものです。大規模なゴミ処理場建設はゴミ減量化に反し、新新門司工場を請け負う新日鉄が儲かるだけです。市民の税金を古紙の回収や、きめ細かな分別などリサイクル推進のために使うべきです。